皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
akkta2007さん |
|
---|---|
平均点: 7.44点 | 書評数: 133件 |
No.53 | 7点 | 名もなき毒- 宮部みゆき | 2007/10/03 12:57 |
---|---|---|---|
初めての宮部作品であったがとても楽しめた。
どんな作品だろうかと思いつつ読み始めたが・・・満足であった。 現代社会における問題点を巧みに小説の中に取り入れ、最近あちらこちらで耳にするような事件をも思わせる雰囲気の中で、ミステリーを構成し、犯人を追い詰めていく・・・ 納得の出来る内容であった。 |
No.52 | 7点 | 震度0- 横山秀夫 | 2007/10/02 12:50 |
---|---|---|---|
横山作品の中では印象に残る作品であったと思う。
人間関係、警察内部での人物の相関関係等、非常によく書けているなと感じた。 読んでいて東野圭吾の「幻夜」に何となく感じが似ている気がした。 楽しめる作品であった。 |
No.51 | 8点 | 学生街の殺人- 東野圭吾 | 2007/09/25 21:04 |
---|---|---|---|
題名のとおり学生街で殺人が起こる作品であった。
もちろん学生中心の作品であったが、周りの登場人物にも学者あり、OLがあり、本屋の親父がおりと多彩にあふれていて十分楽しめる作品であった。 またこれで最後かなと思いや、まだ続きがありさらに楽しむことができた。納得のいく作品であった。 |
No.50 | 9点 | 亡国のイージス- 福井晴敏 | 2007/09/25 20:31 |
---|---|---|---|
知らず知らずの間に物語に引き込まれ、ついつい先が気になり、読み出すと止まらない作品であった。
初めての福井作品であったが、とても満足した。 登場人物のひとりひとりに個性があり、それなりの責任があり、またそこに物語がある。納得できる作品であった。 長編であるため、途中でだらけてしまいそうな場面に遭遇したが、後半の盛り上がりは大変良かった。 別の福井作品もぜひ読んでみたいと思う。 |
No.49 | 8点 | 十角館の殺人- 綾辻行人 | 2007/09/25 19:35 |
---|---|---|---|
初めて綾辻作品を読ませてもらったが・・・内容的には満足であった。
事件の発生、展開、結末と流れも非常に良く出来ており、読み始めると最後まで一気に読んでしまった。少し強引かなと思う場面も少々あったが・・・ 登場人物の名前に少し違和感を感じた・・・ しかし夢中になれる作品であることには間違いなし! |
No.48 | 7点 | 名探偵の呪縛- 東野圭吾 | 2007/09/25 19:24 |
---|---|---|---|
今まで読んできた東野作品の中では少し感じが違うかなと思った。
しかし作品における事件の発生、展開、読みやすさなどはさすが東野作品である。 読み始めると、ついつい最後まで読んでしまった。 |
No.47 | 7点 | 明日の記憶- 荻原浩 | 2007/07/31 19:28 |
---|---|---|---|
久しぶりに感動できる作品に出会った気がする。
ミステリー作品ではないが、ご容赦頂きたい。 読んだことのない方には、ぜひ読んで頂きたい作品である。 |
No.46 | 10点 | 白夜行- 東野圭吾 | 2007/07/31 19:10 |
---|---|---|---|
数々の東野作品を読んできたが・・・最高である。
言い表すことが出来ないほどの・・作品である。 すでに1度読んでいたが・・・今回、また最後まで読みきった。 また読みたくなるような作品である! |
No.45 | 7点 | 私が彼を殺した- 東野圭吾 | 2007/07/31 12:32 |
---|---|---|---|
一般の作品と少し違い、最後まで犯人がはっきりしないのが・・・
この作品の良いところなのかなと感じた。 しかし、じっくり考えてみると犯人はやはり一人しかいないようにも感じる。あえて誰が犯人かは書かないが・・・・ いったい誰が犯人なのだろうかと思うところがこの作品の狙い目なのだろうけど・・・・ 題名にもあるように、「私が・・・」犯人であると思う。 読みやすさは相変わらず、東野作品でると感じた。 |
No.44 | 8点 | 赤い指- 東野圭吾 | 2007/07/27 17:04 |
---|---|---|---|
「早く帰って来てほしい」
主人公の前原が妻から切羽詰まった電話を受けたのは、金曜日の夕方であった。異変を感じた主人公が家へ帰るとそこで待ち受けていたものは?・・・ 直木賞受賞後の第1作であり非常に楽しく、いや興味深く読むことが出来た。 思いもよらない結末も待ち受ける・・・・ 納得の出来る作品であった。 |
No.43 | 7点 | 死神の精度- 伊坂幸太郎 | 2007/07/27 16:49 |
---|---|---|---|
全6編からなる短編集であった。
内容的にはそれぞれがそれなりにおもしろく、主人公が死神というのもなかなかのものであった。 死神がクールで、尚且つ滑稽な一面も多々あり、読んでいて飽きることのないよい作品であった。 |
No.42 | 7点 | 顔 FACE- 横山秀夫 | 2007/07/27 16:38 |
---|---|---|---|
横山作品では珍しい?・・・婦警を主人公とした作品であった。
警察シリーズの作品の中で、女性の婦警が主人公となるのは珍しく、読んでいても新鮮な感じがした。 男社会の中での女性の心理、また立場的なものの考え方などとても上手く表現できているように思えた。 なっとく出来る作品であった。 |
No.41 | 5点 | エンド・ゲーム- 恩田陸 | 2007/07/27 12:56 |
---|---|---|---|
「エンド・ゲーム」
「裏返さなければ、裏返される」その正体とは・・・・ 「常野物語」の最新作ではあったが・・・ 読み始めはそうでもなかったが・・・後半になるにつれて何となく読みにくく感じてしまった。 別の作品に期待したい。 |
No.40 | 7点 | 夜のピクニック- 恩田陸 | 2007/07/27 12:46 |
---|---|---|---|
「夜のピクニック」
ミステリーではないかも知れないが、非常に良い作品であった。 読み始めると先の先が知りたくなり、どんどん読み進む・・・ そんな感じの本であった。 数々の恩田作品があるが一番印象深い作品であった。 |
No.39 | 5点 | グラスホッパー- 伊坂幸太郎 | 2007/07/27 06:45 |
---|---|---|---|
伊坂幸太郎の作品を何種類か読んだが・・・・
正直、良くもない悪くもない、普通の作品であった。 3人の男の思いが重なる時、ある事件が動き出す。 普通の作品であった。 |
No.38 | 8点 | トキオ- 東野圭吾 | 2007/07/25 19:20 |
---|---|---|---|
読み始めると最後までやめられない一冊であった。
また東野作品へと自分を導いてくれた・・・・ 簡単に言うと初めての東野作品であった。 正直、なんて読みやすい面白い作品だろうと感じた。 それ以来東野作品にどっぷりとつかっているのだが・・・・・ 主人公の宮本拓実は、二十年以上も前に出会った「トキオ」という少年の話を始める。 題名のとおり過去、未来、現在が交錯するすばらしい作品である。 もう一度読んでみたいと感じた。 |
No.37 | 7点 | パラレルワールド・ラブストーリー- 東野圭吾 | 2007/07/25 06:52 |
---|---|---|---|
読んでいくうちに段々と内容に引き込まれていきそうな作品であった。
実際に通り過ぎた自分の過去と記憶が一致しない・・・・ いわゆる記憶喪失の状態であるが・・・ その中で3人の友情、愛情が様々な鍵を握る・・・ 夢中になれる作品には間違いない。 考えてもいなかった結末にも少し驚かされた! |
No.36 | 7点 | 変身- 東野圭吾 | 2007/07/24 21:19 |
---|---|---|---|
脳移植を受けた主人公がどのように変わっていくかを繊細に描いたストーリーである。
また作者の専門的な描写のすごさを改めて知った作品でもあった。 作者、東野氏の専門的な分野を書く描写力にはいつも驚かされるがますますその分野を広げて頂きたいものである。 われわれ読者のために・・・・ 話が飛んでしまったが、この作品作者のアイデアの良さも存分に味わうことができた作品であった。 |
No.35 | 7点 | 嘘をもうひとつだけ- 東野圭吾 | 2007/07/24 21:08 |
---|---|---|---|
東野作品ですでに有名となった加賀刑事の短編集である。
いつも思うことだが、長編を書いてうまい作者は短編もさすがだなと感じる。 作品を読み進める中で、結末はこうかなと感じる場面に遭遇する場合があるが、それでも最後まで読んで見たいと思うのはなぜだろう。 読んで間違いはない作品であった。 |
No.34 | 6点 | 11文字の殺人- 東野圭吾 | 2007/07/24 20:55 |
---|---|---|---|
私の愛する彼が殺された。
彼は最近「狙われている」と怯えていた・・・ また事件とともに彼の遺品の中の資料がなくなった。 推理作家の主人公(女性)は、編集者の冬子と真相を追い始める。 しかしまた新たな殺人事件が起こる。 作者にはめずらしく、女性が主人公の作品である。 読みやすさ、展開の良さどれをとっても、おすすめの一冊である。 |