皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
akkta2007さん |
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平均点: 7.44点 | 書評数: 133件 |
No.36 | 7点 | 名探偵の呪縛- 東野圭吾 | 2007/09/25 19:24 |
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今まで読んできた東野作品の中では少し感じが違うかなと思った。
しかし作品における事件の発生、展開、読みやすさなどはさすが東野作品である。 読み始めると、ついつい最後まで読んでしまった。 |
No.35 | 10点 | 白夜行- 東野圭吾 | 2007/07/31 19:10 |
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数々の東野作品を読んできたが・・・最高である。
言い表すことが出来ないほどの・・作品である。 すでに1度読んでいたが・・・今回、また最後まで読みきった。 また読みたくなるような作品である! |
No.34 | 7点 | 私が彼を殺した- 東野圭吾 | 2007/07/31 12:32 |
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一般の作品と少し違い、最後まで犯人がはっきりしないのが・・・
この作品の良いところなのかなと感じた。 しかし、じっくり考えてみると犯人はやはり一人しかいないようにも感じる。あえて誰が犯人かは書かないが・・・・ いったい誰が犯人なのだろうかと思うところがこの作品の狙い目なのだろうけど・・・・ 題名にもあるように、「私が・・・」犯人であると思う。 読みやすさは相変わらず、東野作品でると感じた。 |
No.33 | 8点 | 赤い指- 東野圭吾 | 2007/07/27 17:04 |
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「早く帰って来てほしい」
主人公の前原が妻から切羽詰まった電話を受けたのは、金曜日の夕方であった。異変を感じた主人公が家へ帰るとそこで待ち受けていたものは?・・・ 直木賞受賞後の第1作であり非常に楽しく、いや興味深く読むことが出来た。 思いもよらない結末も待ち受ける・・・・ 納得の出来る作品であった。 |
No.32 | 8点 | トキオ- 東野圭吾 | 2007/07/25 19:20 |
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読み始めると最後までやめられない一冊であった。
また東野作品へと自分を導いてくれた・・・・ 簡単に言うと初めての東野作品であった。 正直、なんて読みやすい面白い作品だろうと感じた。 それ以来東野作品にどっぷりとつかっているのだが・・・・・ 主人公の宮本拓実は、二十年以上も前に出会った「トキオ」という少年の話を始める。 題名のとおり過去、未来、現在が交錯するすばらしい作品である。 もう一度読んでみたいと感じた。 |
No.31 | 7点 | パラレルワールド・ラブストーリー- 東野圭吾 | 2007/07/25 06:52 |
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読んでいくうちに段々と内容に引き込まれていきそうな作品であった。
実際に通り過ぎた自分の過去と記憶が一致しない・・・・ いわゆる記憶喪失の状態であるが・・・ その中で3人の友情、愛情が様々な鍵を握る・・・ 夢中になれる作品には間違いない。 考えてもいなかった結末にも少し驚かされた! |
No.30 | 7点 | 変身- 東野圭吾 | 2007/07/24 21:19 |
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脳移植を受けた主人公がどのように変わっていくかを繊細に描いたストーリーである。
また作者の専門的な描写のすごさを改めて知った作品でもあった。 作者、東野氏の専門的な分野を書く描写力にはいつも驚かされるがますますその分野を広げて頂きたいものである。 われわれ読者のために・・・・ 話が飛んでしまったが、この作品作者のアイデアの良さも存分に味わうことができた作品であった。 |
No.29 | 7点 | 嘘をもうひとつだけ- 東野圭吾 | 2007/07/24 21:08 |
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東野作品ですでに有名となった加賀刑事の短編集である。
いつも思うことだが、長編を書いてうまい作者は短編もさすがだなと感じる。 作品を読み進める中で、結末はこうかなと感じる場面に遭遇する場合があるが、それでも最後まで読んで見たいと思うのはなぜだろう。 読んで間違いはない作品であった。 |
No.28 | 6点 | 11文字の殺人- 東野圭吾 | 2007/07/24 20:55 |
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私の愛する彼が殺された。
彼は最近「狙われている」と怯えていた・・・ また事件とともに彼の遺品の中の資料がなくなった。 推理作家の主人公(女性)は、編集者の冬子と真相を追い始める。 しかしまた新たな殺人事件が起こる。 作者にはめずらしく、女性が主人公の作品である。 読みやすさ、展開の良さどれをとっても、おすすめの一冊である。 |
No.27 | 7点 | 宿命- 東野圭吾 | 2007/07/24 20:43 |
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初恋の女性との別れ、悩んでも悩み切れず・・・・
警察官となった主人公の前に現れたのは、初恋の女性の夫である容疑者・・・ 幼馴染の二人に宿命の対決が待ち受ける・・・ 読み始めると止まらないのはいつものとおり・・・ 話の内容が、いまいち掴めない場面にも遭遇するが・・・ 続けて読みたい、先を読みたくなるのは作者の力? 納得出来る作品であった。 |
No.26 | 7点 | 殺人の門- 東野圭吾 | 2007/07/24 20:00 |
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あいつのせいで数多くの人間が犠牲になった。
奴のせいで自分の人生はいつもくるわされてきた。 殺人者になるためにはどうすればいいのだろうか? 主人公の歪んだ思い込みの世界を、心の中にある殺人願望を描きあげた作品である。 題名からしても、おとなしい、暗いような感じではあるが・・・ 読み始めると・・・そんなことはない。 夢中になって読める作品である。 話の流れ、展開、結末はさすが東野氏である。 |
No.25 | 7点 | レイクサイド- 東野圭吾 | 2007/07/24 19:44 |
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四組の親子が参加する中学受験の為の勉強合宿・・・
その別荘には夫の愛人が死体となって横たわっていた。 妻が言った「わたしが殺したのよ」・・・ 親たちは事件の鍵を握る子供たちを守ろうとする・・・ はたしてその真相はいかに・・・新たに事件が動き出す・・・ 読み始めるとついつい先が気になる作品であった。 東野作品ではいつもこんな感じであるが・・・ 夢中になること、間違いなし! |
No.24 | 7点 | 片想い- 東野圭吾 | 2007/07/24 12:47 |
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性同一性障害を題材とした作品である。
読みやすさ、流れの良さはさすがであり、スムーズに最後まで読むことができた。 男らしさ、また女らしさとはいったい・・・・ 読みながら考えされられる作品であった。 |
No.23 | 7点 | 分身- 東野圭吾 | 2007/07/23 20:52 |
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ある研究者のエゴからクローン人間を作り出してしまう。
そのクローン人間を中心に物語が進められるのだが・・・・ 「どうせできることのない架空の話」が今現実に形になりつつある。 このことには、東野氏も驚いているのでは・・・?とも思う。 内容、ストーリーともに非常に興味がわく作品であった。 |
No.22 | 8点 | 秘密- 東野圭吾 | 2007/07/23 20:25 |
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ストーリーの流れが非常に良いと感じた。
読み始めると止まらなくなってしまうのはなぜだろう? 事故で亡くなった妻の魂が娘の体にのりうつった。 そんな娘に夫はどう接するのか? 娘として、いや妻として接するのか・・・心の中で葛藤がある。 また妻に対する夫婦愛も忘れられるはずはない・・・ 非常に心に残る作品であった。 |
No.21 | 8点 | 天使の耳- 東野圭吾 | 2007/07/22 19:50 |
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東野作品の中でもわずかな・・・?短編集の集まりである。
題名にもなっている 天使の耳 分離帯 危険な若葉 通りゃんせ 捨てないで 鏡の中で の6部構成となっており、正直どれもこれも楽しめる作品ばかりである。 全短編すべて交通事故を題材とした、身近にも起こりそうな作品の集まりであるが・・・ 自分としてはやはり題名にもなっている「天使の耳」が一番印象的であった。 深夜の交差点で衝突事故が発生。どちらの車が信号無視をしたのか?目が不自由である、ドライバーの娘が事件解決の鍵を握る・・・ まさに日常的に起りうる交通事故を題材としたすばらしい作品である。ぜひ読んで頂きたい! |
No.20 | 6点 | 卒業−雪月花殺人ゲーム- 東野圭吾 | 2007/07/22 17:24 |
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東野作品の中で初めて加賀刑事が登場する作品である。
数々の東野作品を読んできたが、内容的には少し難しいのではと感じた。 しかしストーリーの展開、結末等についてはさすが東野氏である。 東野作品の中では数少ない学園物語であった。 正直、タイトルの「卒業」は?と感じてしまった。 |
No.19 | 9点 | 悪意- 東野圭吾 | 2007/07/22 16:20 |
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作品の展開の良さに大満足。
二転三転する話の面白さにまた満足。 スムーズに読み進めることができた。 数々の作品の中で出てくる加賀刑事、この作品での印象が特に鮮明に記憶に残った。 |
No.18 | 8点 | 放課後- 東野圭吾 | 2007/07/22 15:22 |
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東野圭吾の原点である。
デビュー作にしては、ストーリーの構成、展開、読みやすさ等すばらしいと感じた。 「殺人の動機がいまいち」と思ったが、実はそれがこの作品における東野氏の狙いだったらしい・・・後で知った。 大人には理解しにくい作品に仕上げたかったらしい。 作品の中でアーチェリー部が出てくるのも珍しいのでは・・・・ 密室で起こった事件の謎も十分満足できる展開であった。 どちらにしろ乱歩賞受賞作であることには間違いない。 |
No.17 | 9点 | 夜明けの街で- 東野圭吾 | 2007/07/21 21:33 |
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幸福な家庭で起きた殺人事件。
まもなく時効を迎えようとしているが、主人公はその容疑者と恋に堕ちてしまう・・・ 次回作品はまだか、まだかと待ちわびた作品であった。 しかし内容は読者をけして裏切らないすばらしい作品であると思う。 不倫をする奴なんてばかだと思っていた・・・そんな主人公が一人の女性に心まで奪われてしまう・・・妻にばれぬようにとあれこれ手を考える。 東野氏の上手さが存分に発揮され、どんどん読み進めたくなる作品である。 また、最後の結末も自分が考えていたストーリーとは少し違い正直驚いた。 ぜひ読んで頂きたい作品である。 |