皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
蟷螂の斧さん |
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平均点: 6.09点 | 書評数: 1667件 |
No.27 | 8点 | 殺人鬼- 綾辻行人 | 2011/09/02 17:03 |
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ミステリー=不可思議と定義すれば、十分楽しめた。ヒントはかなりちりばめられていたが、最後まで判らず。解説で「殺戮にいたる病」にも触れられていたが、私的には「殺人鬼」のオチのほうが好きです。ただし、2作品ともエログロな表現が多いですね。 |
No.26 | 7点 | 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 | 2011/09/02 08:02 |
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「ある閉ざされた雪の山荘で」がイマイチと感じていましたが、本作は2度騙された分楽しめた。ただ、ラストは昔の連続テレビ映画を思い出してしまったため―1点とします。 |
No.25 | 8点 | そして扉が閉ざされた- 岡嶋二人 | 2011/09/01 07:19 |
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面白く、最後まで一気読みができた。4人の推理合戦もよかった。本格推理小説らしい一冊でした。 |
No.24 | 8点 | 星降り山荘の殺人- 倉知淳 | 2011/08/27 12:46 |
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秘書の『麻子』に「思い入れ」しながら読んでしまいました。(笑)一番怪しくないのが犯人の定説があるので、『麻子』が犯人ではないようになんて思いながら・・・。
探偵役が犯人の自白を導く段階で『麻子』がしゃべり始めたのでハラハラドキドキ(まさか犯人ではないよね?!なんて)。 とても楽しめました。また、解説(西澤保彦氏)も「本格」について語られており楽しめた。 |
No.23 | 5点 | ロートレック荘事件- 筒井康隆 | 2011/08/25 17:22 |
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第2章の会話からずっと違和感があったものの、結局騙されました。しかし、騙され方の後味が良くない。(=アンフェアということでしょうか?) |
No.22 | 10点 | 十角館の殺人- 綾辻行人 | 2011/08/25 11:42 |
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ミステリー小説の内容、トリックを10年、20年後に覚えているか?と問われれば、無理と答えざるを得ない。しかし、本作品は記憶に残ることは間違いない。 |
No.21 | 8点 | 夏と冬の奏鳴曲- 麻耶雄嵩 | 2011/08/25 09:53 |
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マニアックなファンには良いのかもしれないが、私みたいな凡人のミステリーファンには難解な作品。神の復活に賭ける狂気みたいなものは感じられた。ただし、凡人から見て、自然現象が不自然なのが気にかかる。また、伏線で二重人格のことが、しつこい位出てくるが、結末において、それぞれ人格は別であることが全く無視されてしまった(無常過ぎる?)。キュビズム(既存の概念の破壊という意味も含め)の薀蓄は、既存のミステリーへのメッセージか?。色々?マークがつく作品でした。いわゆる問題作として評価されるのでしょう。 |
No.20 | 5点 | オーデュボンの祈り- 伊坂幸太郎 | 2011/08/23 11:45 |
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ほのぼの感、後味感で+2、ミステリーとしては―1
著者の作品は「重力ピエロ」「ラッシュライフ」と読みましたが、いづれも読後感は悪くないのですが、ミステリーとして評価すると?マークがついてしまいます。 |
No.19 | 6点 | しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術- 泡坂妻夫 | 2011/08/23 11:19 |
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高評価だったので、期待して読みましたが、あまり”ピン”ときませんでした。手品の種明かしをされたような気分です。(2016.5再評価 4→6 労力に敬意) |
No.18 | 10点 | オリエント急行の殺人- アガサ・クリスティー | 2011/08/19 11:02 |
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なんだかんだ言ってもアイデアが素晴らしいの一言です。 |
No.17 | 10点 | そして誰もいなくなった- アガサ・クリスティー | 2011/08/19 10:58 |
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私には、この作品を超えるものがまだ出てきておりません。学生当時、海外ミステリーをかなり読みましたが、現在、覚えているのは、本作品と「オリエント急行の殺人」だけです。「Xの悲劇」や「Yの悲劇」は内容すら忘れています。やはり、発想の大胆さや素晴らしさが特筆ものなのでしょうか。 |
No.16 | 8点 | インシテミル- 米澤穂信 | 2011/08/19 10:35 |
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ハラハラドキドキ感があり一気に読むことができました。ラストの主催者側から主人公へのお誘いが気に入っています。 |
No.15 | 4点 | マークスの山- 高村薫 | 2011/08/19 10:29 |
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文学的素養がない私には、「ドグラマグラ」(夢野久作氏)と同様、理解ができませんでした。では映画ならと思い、観ましたが二作品とも同じ結果でした。 |
No.14 | 8点 | 噂- 荻原浩 | 2011/08/19 09:50 |
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この手のラストは好みです。驚き、せつなくなります。 |
No.13 | 7点 | コールドゲーム- 荻原浩 | 2011/08/19 09:49 |
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ラストページの「どんでん返し」で結末を迎えるが、ラスト”行”をどう解釈するかで面白みは倍増。 |
No.12 | 8点 | 火の粉- 雫井脩介 | 2011/08/19 08:02 |
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犯人の「優しさ」と「狂気」が十分楽しめた作品。 |
No.11 | 4点 | 犯人に告ぐ- 雫井脩介 | 2011/08/19 07:51 |
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「告がれた犯人側」の心理描写がなく、行動も不明のままの感が否めない。また、犯人逮捕の経緯も簡単すぎて・・・。 |
No.10 | 6点 | 模倣犯- 宮部みゆき | 2011/08/19 07:11 |
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宮部作品の中では、印象に残る作品です。ラストにひとひねり欲しいと思いましたが・・・。映画のラストのほうが、逆に印象に残ってしまっています。好みの問題でいたしかたないです。 |
No.9 | 4点 | 火車- 宮部みゆき | 2011/08/19 07:03 |
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好みの点で評価が分かれてしまうので・・・。社会派ミステリーとしてはまずまずと思うのですが・・・。
(追伸)東西ベスト第五位の作品。松本清張氏で「社会派」は終わったとの思いがあるので、実はあまり興味が湧かないカテゴリーでした。犯人視点の表現は一切なく、犯人像を浮かび上がらせる手法はうまいと思います。ミステリというよりは「〇〇〇子」という人物の人間ドラマか。 |
No.8 | 9点 | 告白- 湊かなえ | 2011/08/19 06:50 |
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暗いストーリーであるが、ラストはかえって爽快感があり印象深い作品。「目には目を」の精神で、どうにもならないストレスを発散してくれた作品。 |