皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 旅人たちの迷路 |
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夏樹静子 | 出版月: 1984年11月 | 平均: 5.50点 | 書評数: 2件 |
角川書店 1984年11月 |
角川書店 1986年01月 |
文藝春秋 1988年03月 |
光文社 1995年05月 |
No.2 | 6点 | 測量ボ-イ | 2024/03/24 21:23 |
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中編が2作品です。
「焼きつくす」 顔のない死体のバリエーション。 まずまずの内容ですが、犯人が最後の方に 出てくるのがやや不満か? 「現場存在証明」 これは謎の設定と解決方法がユニークな佳作。 法医学的にリアリティあるのかは、僕にはわ かりませんが。 採点は前者5点と後者7点の平均で。 |
No.1 | 5点 | 空 | 2009/04/20 21:32 |
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女性刑事と嘱託医が主役の謎解き2中篇を収めた作品です。
『焼きつくす』は当然そこが問題になるだろうなというところをひねっています。犯人の設定は犯行現場との関係で納得いきますが、バッグの扱いと都合のよい偶然があまりに不自然かなと思いました。 『現場存在証明』では海外ミステリ巨匠の傑作のアイディアをひっくり返したようなトリックが使われていて、感心したのですが、この殺人方法にこのタイトルはやめてもらいたかったですね。 そう言えば、本のタイトルも内容とそぐわないと思います。 描写でなく説明になってしまっているようなところのある文章は気になりました。 |