[ 時代・歴史ミステリ ] 偽のデュー警部 |
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ピーター・ラヴゼイ | 出版月: 1983年10月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 10件 |
![]() 早川書房 1983年10月 |
![]() 早川書房 1983年10月 |
No.10 | 3点 | ねここねこ男爵 | 2017/10/29 04:24 |
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あ〜、これユーモア小説だったのか。
何かの書評でやたら評価が高かったので読んでみましたが、個人的にイマイチでした。前半があまりにも退屈で… |
No.9 | 3点 | 了然和尚 | 2015/10/10 15:05 |
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どうやら私にはユーモアのセンスがないようです。 |
No.8 | 5点 | 斎藤警部 | 2015/06/03 10:49 |
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私もてっきり、旧い時代を背景にしたモダンな本格推理小説、それも本物のデュー警部がまさかの誰かに化けていて。。。 ある種の叙述トリックが盛られていて。。 冒頭から登場する偽夫婦が大きなミスディレクションになっていて。。 誰か記憶喪失の奴がいて、その事を隠してて、ところがそいつは船旅の途上で記憶が戻って、船上に因縁の人物が乗ってる事に気付いて、だけど何も無いよな振りを続けて。。 果たして遺体女性との関係は、そもそも遺体の正体は。。 などと妄想全開で読ませていただいたお蔭で、楽しかったです。文章練れてますね。 |
No.7 | 6点 | 蟷螂の斧 | 2015/03/10 17:40 |
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(英ベスト27位)裏表紙に「ユーモアあふれる本格ミステリの傑作」とあり、本格物として読み始めましたので、当初どうしても人物像に違和感がありました。登場人物の女性が28歳にも拘らず女子高生のような妄想を抱いており、妻ある男性に一目ぼれし、すぐに結婚を望む。さらに殺人計画を持ち掛けるというものですから・・・。途中でユーモア小説とわかり納得(笑)。前半は人物紹介にページを割かれやや冗長な感じです。途中どんでん返し(ミステリーとしてではない)があり笑えます。ラストはもう一捻り欲しい感じがしました。 |
No.6 | 7点 | ボナンザ | 2014/04/09 15:05 |
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これは久しぶりにおもしろい作品に出会えた。
最初は退屈だが、船に乗り込んでから俄然作者の力量が発揮される。 |
No.5 | 8点 | あびびび | 2011/06/01 13:07 |
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この作家にしては珍しく?本格的なミステリではないが、映画化されたように、話の内容は魅力的でおもしろい。
大金持ちの妻は売れない女優。主人公はその夫で、妻に援助してもらい歯科医を立ち上げ、やっと軌道に乗ったところで妻の都合(ハリウッドで女優再出発)ですべてを失うことに…。 そこで自分に好意を持ってくれている女性患者と6日間の船旅の間に妻を殺害しようと完璧な計画を立ち上げるが…。 |
No.4 | 8点 | りゅう | 2011/05/30 21:09 |
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本格作品ではありませんが、粋でお洒落な上質のミステリ作品で、好印象を持ちました。最後のどんでん返しが実に洒落ています。叙述トリックが好きな新本格ファンが読んでも、きっと満足できる内容だと思います。
物語の序盤は2つのストーリーが並行して進みますが、豪華客船モーリタニア号に関係者全員が乗り込んでからは一つの物語として収束します。やがて、海上で遺体が発見されるのですが....。登場人物相互の関係が描かれている序盤はやや読みにくい印象を受けましたが、船旅が始まってからは意外な展開が続き、息もつかせぬ面白さです。読後感がさわやかで、ユーモアもあって、センスの良さを感じさせる作品でした。 |
No.3 | 7点 | isurrender | 2011/05/05 14:09 |
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予想外の結末。
終盤のたたみかけは興奮。 |
No.2 | 6点 | ロビン | 2008/12/30 11:28 |
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エンタテインメントとしては十分に面白い。キャラクター造形が丹念で上手いし、文章も読みやすくページがどんどん進む。この構成もシニカルでコミカルでいいです。
ただ、ミステリーの部分に飛びぬけた点がないことが残念。 |
No.1 | 7点 | あい | 2008/03/07 22:45 |
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話の内容が面白くてサクサク読み進めることが出来る作品。
ただ犯人探しだと思っていたら、話の内容はストーリー中心であって少し残念だった。 |
ピーター・ラヴゼイ
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