• 新着書評
• 作　品
• 作　家
• 年間ﾍﾞｽﾄ

[ 短編集（分類不能） ] 九十九点の犯罪　あなたも探偵士になれる 短篇集
土屋隆夫	出版月: 1985年03月	平均: 6.00点	書評数: 2件

書評を見る ｜ 採点する ｜ ジャンル投票

光文社 1985年03月

新着順 高評価 低評価

No.2	6点	ボナンザ	2018/03/24 12:01
確かあなたも探偵士になれるとか帯に書いてあったような・・・。土屋のユーモラスな面が出た短編集だと思います。

No.1	6点	斎藤警部	2016/03/18 01:45
夫か妻か /開いて、跳んだ /九十九点の犯罪 /見えない手 /民主主義殺人事件 /わがままな死体 /Ｘの被害者 （光文社文庫） 土屋氏らしい陰影は匂えど、比較的軽いショートミステリー集。中でも質の良い推理クイズの様な趣きが愉しい表題作「九十九点の犯罪」と「Ｘの被害者」がやけに印象的、文学と推理クイズの融合とでも言いましょうか。社会派近代史ミステリ「民主主義殺人事件」のラストで犯人が漏らす一言も忘れ難し。 統一性に乏しい寄せ集めみたいな一冊だが、それぞれの作が明暗はあれど輝いている。傑作撰とまでは行きませんがね。