| ギザじゅうさんの登録情報 | |
|---|---|
| 平均点：6.99点 | 書評数：238件 |
| No.78 | 7点 | 倒錯のロンド 折原一 |
|
(2003/03/07 00:39登録) 江戸川乱歩賞という舞台を利用した稚気に満ちた作品。 叙述トリック自体はそこまで驚嘆しなかったけど、こういったアイデアを思いついたのがすごい！ |
||
| No.77 | 6点 | 同級生 東野圭吾 |
|
(2003/03/04 23:32登録) 御崎先生こわっ！ テーピング・テープって・・・。 |
||
| No.76 | 7点 | 館という名の楽園で 歌野晶午 |
|
(2003/03/02 01:27登録) どういったトリックかは大体想像がつくものの、正確なトリックはわからず・・・。 なかなか面白い、と思ったけど実際に騙されはしないだろうなぁ。 |
||
| No.75 | 6点 | ペトロフ事件 鮎川哲也 |
|
(2003/02/28 12:41登録) 普通の時刻表トリック。 どちらかというとサブトリックのほうが面白かったかな。 舞台が満州というのは変わってるなぁ。 |
||
| No.74 | 7点 | 狂骨の夢 京極夏彦 |
|
(2003/02/27 01:33登録) フロイトによって夢などを細かに分析していき、それを見事にひっくり返すのは面白かった。 ただ事件のスケールがでかすぎてついてけん。 『狂骨』という妖怪も印象が薄い気が・・・。 |
||
| No.73 | 8点 | バイバイ、エンジェル 笠井潔 |
|
(2003/02/23 23:58登録) 首切りの理由や犯人との対決など面白かったのだが、『観念』に関して理解しきれないところがあった。 (己の読の未熟さゆえ。) 作者の言いたいことをミステリという本に乗っけて書いたような・・・。 |
||
| No.72 | 6点 | 日曜日の沈黙 石崎幸二 |
|
(2003/02/22 01:27登録) 『究極のトリック』は大体予想通りだったのでがっかり。 お芝居の殺人を変わった形で解体していくのはなかなか面白い。 |
||
| No.71 | 8点 | 眩暈 島田荘司 |
|
(2003/02/16 23:37登録) 奇想が渦巻く眩暈の世界を『推理』をもって紐解く御手洗は見事なり！ 読んでて恐ろしくなってきた。 |
||
| No.70 | 9点 | 黒い白鳥 鮎川哲也 |
|
(2003/02/12 23:30登録) 伏線の多さと巧みさが見事に光ってる。 鉄道を上手く利用したトリックもなかなか。 有栖川有栖による解説(創元推理文庫)も笑える。 |
||
| No.69 | 7点 | 凍える島 近藤史恵 |
|
(2003/02/11 21:40登録) 複雑に絡み合った恋とどこか冷めたような空間。 切なく美しい推理小説。 |
||
| No.68 | 8点 | 誰彼 法月綸太郎 |
|
(2003/02/08 16:18登録) 捜査が一歩進むごとに、容疑者がめまぐるしく変わっていく。 なんとなく破天荒というイメージが強かった。 |
||
| No.67 | 6点 | 人形はこたつで推理する 我孫子武丸 |
|
(2003/02/03 20:59登録) 煙突や窓などの隙間の使って、部屋の外側から犯行を行う密室トリック。 その変形パターン(？)であるやわらかい密室を利用した、 『人形はテントで推理する』が面白かった。 |
||
| No.66 | 10点 | 霧越邸殺人事件 綾辻行人 |
|
(2003/02/02 23:44登録) 『合理的解決』と『非合理的な暗合』の絶妙なバランス。 犯人を導きだすロジックに加え、『霧越邸』という不思議な空間もいい。 綾辻行人の最高傑作！ |
||
| No.65 | 9点 | ９９％の誘拐 岡嶋二人 |
|
(2003/02/01 22:06登録) 犯罪に使われるハイテク機器の数々が妙に緊張感をだして最後まで一気に読んでしまった。 |
||
| No.64 | 9点 | メルカトルと美袋のための殺人 麻耶雄嵩 |
|
(2003/01/30 22:58登録) 『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』が群を抜いてよい！ 突然の恋とワトソン役の視点を巧みにつかった傑作！ 他の作品も一風変わったのが多く面白い。 |
||
| No.63 | 7点 | マジックミラー 有栖川有栖 |
|
(2003/01/30 22:53登録) 双子という設定が二つの事件の両方にかんけいしているのが面白い。 なかなかの佳作。 |
||
| No.62 | 10点 | 星降り山荘の殺人 倉知淳 |
|
(2003/01/26 19:18登録) お見事！ここまでフェアプレイだとグゥの音もでない。 トリック以外でも犯人を当てるロジックも見事だと思う。 |
||
| No.61 | 5点 | 出雲伝説7/8の殺人 島田荘司 |
|
(2003/01/18 16:42登録) 死体を八つ裂きにするというのに、八俣の大蛇伝説や五穀の起源などで味付けをしてあるのはおもしろかった。 トリックは別段どうとも思わなかったのが残念。 |
||
| No.60 | 8点 | ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾 |
|
(2003/01/17 00:55登録) かなり凝った作りやな〜と感心。 騙されたという感じはあまりしないが、なかなか楽しめた。 それにしても・・・久我のようなひねくれた奴はかなり現実的だなぁ。 |
||
| No.59 | 8点 | 詩的私的ジャック 森博嗣 |
|
(2003/01/14 14:08登録) 密室のトリックよりも、密室である事が重要というのは非常に面白い。お見事！ 動機など詩的な所を思わせるのもいい。 |
||