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ミステリの祭典

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アデランコさんの登録情報
平均点:7.41点 書評数:90件

プロフィール| 書評

No.30 9点 初ものがたり
宮部みゆき
(2001/07/20 17:38登録)
登場人物の一人一人の暖かさがあります。
事件も大きな物ではなく、下町の日常生活を見てるような描き方です。
短編集なのだが、通しで登場する謎を持った人物が出てくるなど、長編のような一冊でした。
稲荷寿司屋が気になるんで、早く続編を出して欲しい。


No.29 7点 返事はいらない
宮部みゆき
(2001/07/19 12:33登録)
短編集。
クレジットカード被害や銀行ATMカードの偽造に絡む女性を凄くリアリティあるように描いています。
「火車」の原型と言われているが、さらっと読めるところが短編のいいところ。
個人的には、おじいさんが自分の電話機に盗聴器をつけてしまうストーリーが好きでした。


No.28 10点 蒲生邸事件
宮部みゆき
(2001/07/17 22:40登録)
お得意の特殊能力を持った登場人物登場。
超能力者にしろパイロキネシスにしろ、なぜかリアリティがある。
それがどれも悲しくせつない。


No.27 6点 鳩笛草
宮部みゆき
(2001/07/13 19:27登録)
「クロスファイア」の青木淳子が初めて登場している作品が納められているので読んでみた。
その他の2作品では、超能力を持った女性が悲しくなるような描き方だが、青木淳子に関しては超能力を武器にしてしまっている強い女性。
悪人を退治する感じとしては見ていてスカッとするが、宮部作品の悲しい超能力者に期待していた私は少々残念。
だが、この作品がこういう形だったから「クロスファイア」も出来上がったんだろうが。


No.26 8点 かまいたち
宮部みゆき
(2001/07/13 16:15登録)
初期の時代物短編集(超能力もの)。
伏線ありありの見事な出来映えでした。
「迷い鳩」に関しては全て解明できました。
お初再登場の「震える岩」も楽しみです。


No.25 8点 本所深川ふしぎ草紙
宮部みゆき
(2001/07/10 00:31登録)
登場人物が悲しい過去を持った人ばかり。
感情移入出来ました。


No.24 9点 魔術はささやく
宮部みゆき
(2001/07/03 18:05登録)
凄いプロットでした。
少年を取り巻く登場人物が全てよかった。


No.23 7点 理由
宮部みゆき
(2001/06/26 17:12登録)
事件はたいした事ないんだが、様々な関係者の証言で話を進めていく(ふりかえる)形にしたのはお見事。
勉強にはなりました。


No.22 7点 とり残されて
宮部みゆき
(2001/06/24 02:48登録)
短編集。
超自然現象や幽霊モノが多いですが、これはよかった。
野球投手と幽霊のお話が一番好きでした。


No.21 10点 レディ・ジョーカー
高村薫
(2001/06/19 14:08登録)
シリーズのラスト?に相応しい合田雄一郎でした。
企業テロが与える影響を、企業・世間・警察・マスコミ・金融関係・政治家・暴力団等々ストーリーに織り交ぜた描き方は素晴らしい。
グリコ森永事件もこうだったらビックリだ。
映像化されたら「レディ」は誰がやるのだろう。


No.20 8点 龍は眠る
宮部みゆき
(2001/05/23 09:42登録)
少年の描き方が上手。
「村の見せ物にしようと一つ目人を捕まえにいった男が、捕まって一つ目村で見せ物になる」
悲しい。


No.19 9点 白夜行
東野圭吾
(2001/05/18 18:06登録)
宮部の「火車」と通じるところがありました。


No.18 8点 霧越邸殺人事件
綾辻行人
(2001/05/14 15:59登録)
偶然も多々ありかなりミスリードされたが、満足する出来でした。
しかし、見立て殺人は個人的に好きではありません。


No.17 4点 十字屋敷のピエロ
東野圭吾
(2001/05/09 19:00登録)
登場人物に感情移入できなかった。
人形の視点で目撃談を語るのは良かったが、別になくても良かったかも。
トリックはなんかチープでしたね。


No.16 8点 十角館の殺人
綾辻行人
(2001/05/08 12:12登録)
強引さもあったが、読みやすかったです。


No.15 8点 我らが隣人の犯罪
宮部みゆき
(2001/05/07 21:37登録)
「我らが隣人の犯罪」:隣家の犬の鳴き声に悩まされ、犬の誘拐を企む家族。(どんでん返しが、気持ちいい)

「この子誰の子」:知らない女性がやって来た。彼女は自分の子供の父親があなたのお父さんだと告げる。
(少年がいい。最後はポロッとした)

「サボテンの花」:サボテンには超能力があるという、6年1組の卒業研究テーマが実行されることになった。
(伏線もあり、このお話は泣けました。宮部さんは子供を描くのうまいですね。6年1組がやったトリックは、私もやったことがあります)

「祝・殺人」:結婚披露宴に届いた電報の一つを司会の友人は隠してしまう。その後、彼はバラバラ遺体となって発見される。(この短編集で一番ミステリタッチの作品。バラバラにした動機や犯人にはビックリでした)

「気分は自殺志願」:公園で出会った男は、推理小説作家の私に、自分の自殺を他殺に見せかける事は出来ないかと嘆願する。彼は「突発性味覚減退症」という病気で悩んでいた。(話は深刻だが、なんかコメディに見えてしまった。でも泣ける話でもありました)


No.14 8点 スナーク狩り
宮部みゆき
(2001/05/05 02:55登録)
最初から最後までノンストップで読み切れた。
登場人物がみんないい。
一番可哀想だったのは、慶子。


No.13 10点 火車
宮部みゆき
(2001/05/04 00:56登録)
リアリティありますね。
ローンは便利だけど、この作品にあるように本当に恐ろしい事が待ちかまえてます。
読み終わった後も興奮が冷めませんでした。
智君みたいな子供がほしい。


No.12 9点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2001/05/03 12:33登録)
これぞ読書しなければ楽しめない。


No.11 7点 頼子のために
法月綸太郎
(2001/05/02 12:52登録)
ストーリーはよく出来ていました。
登場人物があっさり用済みの感じで、感情移入できず。
法月さんは洋楽がお好きなんですね。

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