鳩笛草 |
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作家 | 宮部みゆき |
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出版日 | 1995年09月 |
平均点 | 6.40点 |
書評数 | 10人 |
No.10 | 4点 | ムラ | |
(2013/11/11 17:37登録) クロスファイヤを読む前の知識として読んでおこうかと思ったが、予想以上に引き込まれた。 超能力者として生きる苦悩が描かれていて面白い。それでいて、SFファンタジー的な感じではなく、普通の人間の生活のようにも書かれているのがなお。 表題の鳩笛草が一番良かったかな。短編だけど濃さは長編並みだった。 |
No.9 | 7点 | spam-musubi | |
(2011/09/17 00:36登録) この人の書く超能力者はいつもどこか切ない |
No.8 | 6点 | E | |
(2010/07/10 22:42登録) 超能力を持つ三人の女性に纏わる話。 どれもしっかり作られていて、どれも面白く読めました。 超能力持って居ると・・・色々大変そうですねー・・ |
No.7 | 4点 | 臣 | |
(2009/12/08 10:37登録) 予知能力を持つ女性の生き方を扱った3作品。著者は社会派、時代物、SF、ファンタジーとなんでも書ける器用な作家だが、本書はそのうちのファンタジー系風だろうか。既読の数作品はみなこのノンセクション系統。文章、構成ともにうまいなといつも感心している。 本書も文章がよいので、最初の作品『朽ちてゆくまで』は冒頭から中盤まではかなり惹き込まれた。しかし読み終わってみれば3作品とも、楽しめる内容ではなかった。暗めのテーマのせいというわけではなく、ミステリ的にあまりにも平板すぎるからなのかもしれない。発端の不可思議性、途中のわくわくするような展開、驚愕の結末、どの1つも満足できるものはなく、とくに結末が弱すぎる感がした。ミステリとして期待しすぎたせいかもしれない。どんな小説か最初からわかっていたら、結末にがっかりすることもなかったのだろうけど。 |
No.6 | 8点 | まりも | |
(2004/08/21 20:43登録) 悲しい話だったけど、個人的にはかなり気に入りました。悲しいけどちょっと救われてるところがよくてまた泣けます。 |
No.5 | 7点 | ばやし | |
(2004/01/12 10:36登録) 超能力者っているのかしらねー分らないわ〜でも悲しいお話ですね。 |
No.4 | 7点 | ろん | |
(2003/08/22 09:48登録) 宮部氏の異能力ものを読んだ最初の作品でした。もちろんこのような能力を持った事の自分として、その心情を理解する事が難しいのですが、面白かったですよ、どれも。 |
No.3 | 8点 | 小太郎 | |
(2003/04/02 00:25登録) 宮部みゆきの描く「超能力者の哀しみ」って好きです。 |
No.2 | 7点 | 由良小三郎 | |
(2001/11/25 18:42登録) 暗いほうの宮部みゆきの作品ですが、説得力はあります。 超能力者をミステリに登場させたいろいろな作家の作品もあるのですが、違った観点で、こういうのもありなんでしょうが、心理小説とでも分類されるのでしょうか。 |
No.1 | 6点 | アデランコ | |
(2001/07/13 19:27登録) 「クロスファイア」の青木淳子が初めて登場している作品が納められているので読んでみた。 その他の2作品では、超能力を持った女性が悲しくなるような描き方だが、青木淳子に関しては超能力を武器にしてしまっている強い女性。 悪人を退治する感じとしては見ていてスカッとするが、宮部作品の悲しい超能力者に期待していた私は少々残念。 だが、この作品がこういう形だったから「クロスファイア」も出来上がったんだろうが。 |