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ミステリの祭典

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sophiaさんの登録情報
平均点:6.94点 書評数:370件

プロフィール| 書評

No.110 3点 ビッグ4
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:45登録)
これはギャグ。


No.109 8点 葬儀を終えて
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:39登録)
ポアロシリーズ最後の名作。
これ以後のは正直凡作ばかり。


No.108 10点 そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:24登録)
10数年ぶりに再読したついでにコメント。
この作品を面白いと思えない人はミステリー適性がないと言っても過言ではないのではないでしょうか。
初読時、ゆっくり読むタイプの私がついつい一晩で一気に読んでしまったことを覚えています。
このような作品は他に綾辻行人「時計館の殺人」と東野圭吾「白夜行」だけです。


No.107 8点 皇帝のかぎ煙草入れ
ジョン・ディクスン・カー
(2014/05/22 19:05登録)
サスペンス的な面白さがあった。
「火刑法廷」よりこっちの方が好き。
もうちょっとイヴを絶体絶命に追い込んでもよかったかも。


No.106 9点 青の炎
貴志祐介
(2014/05/21 23:13登録)
自分の罪がばれないかヒヤヒヤする夢を見て汗びっしょりになって目覚めることが時々ありますが、それを小説で体験させてくれる作品。
第1の殺人はかなり石橋を叩いて渡った印象ですが、第2の殺人のときはまるで別人のように大胆。
計画が粗くて本当にヒヤヒヤして読みました。
そして最後はああなっちゃうんですね。


No.105 4点 さまよう刃
東野圭吾
(2014/05/21 23:00登録)
ひねりがなく、人間描写も浅い。
こういうストレートな社会派作品には向いていない。
作中に何かギミックを仕込まないと読めない作家なのかなと思う。


No.104 8点 悪意
東野圭吾
(2014/05/19 22:39登録)
最終章が素晴らしい。
太宰治の名作「駆け込み訴え」を読んだときのようにゾクゾクした。
一人の人間の発言しか書かれていないが、そこにもう一人いることが鮮明に感じられた。
最終章のためだけに書かれた作品と言っても過言ではないほど。
トリックのひとつに法月綸太郎「頼子のために」と同じ物がありましたね。


No.103 7点 人形館の殺人
綾辻行人
(2014/05/19 18:00登録)
評価が難しいですね。
真相はおそらく多くの人が読んでいる途中で薄々感付いたのではないでしょうか。
犯人の心理描写等がいかにも思わせぶりな書き方でしたからね。
自分の場合は多分そうだろうなと思って読み進めていたので、さほど腹が立つこともありませんでした。
むしろ楽しんで読めた方です。
しかし終盤の島田潔が颯爽と現れるシーンを想像すると滑稽ですね。


No.102 7点 火刑法廷
ジョン・ディクスン・カー
(2014/05/16 03:26登録)
消える女のトリックは何となく予想付きましたが、やっぱり部屋の見取り図が欲しかったですね。
死体を隠していた○が自分がイメージしていた物より遙かに大きい物のようで戸惑いました。
アリバイ崩しがやけにあっさりしてて拍子抜け。
中盤まですごく面白かっただけにラストにがっかり。
こういうどっちにも取れるような曖昧な終わり方好きじゃないんです。
逃げだと感じてしまうんで。


No.101 6点 長いお別れ
レイモンド・チャンドラー
(2014/05/03 17:33登録)
「さらば愛しき女よ」よりは全然読めました。
ラストにはちょっと感動しました。
でもやっぱりハードボイルドって基本的に合わないかも。


No.100 4点 さらば愛しき女よ
レイモンド・チャンドラー
(2014/04/26 22:53登録)
終始退屈で、腑に落ちないところだらけでした。
この作家の作風は合わないのかな。
読み終わってもタイトルの意味が分かりませんでした。
「さらば愛しき女よ」って誰が誰に言ってる台詞なのか。
あと清水俊二の日本語訳がどうにも読みづらかった。
村上春樹版とどっちを買うか迷ったんですが、あっちはあっちで冗長そうでしたし、一長一短あるんですかねえ。


No.99 9点 暗闇坂の人喰いの木
島田荘司
(2014/04/21 22:47登録)
メイントリックがコメディーアニメみたいなテイストでした。
本格ミステリーとしてはもう一つですが、怪奇小説としては最高の作品かと。
あと余談ですが、話の種に現実のくらやみ坂に行ってみましたけど普通の坂でした(笑)


No.98 6点 空飛ぶ馬
北村薫
(2014/04/21 22:04登録)
この作品ほど評価が難しい作品はかつてなかったです。「織部の霊」「砂糖合戦」「胡桃の中の鳥」「赤頭巾」と読んできて、どうも合わないなあと思っていましたが、最後の「空飛ぶ馬」で全部救われた感じです。連作短編集を超えて一つの長編作品のような後味でした。ただ、会話文や地の文で話が飛んでいるところがあって、軽快な文章にも関わらず読み辛さを感じました。また、落語や文学など事件とは無関係の薀蓄が多いので興味がない人には退屈でしょう。


No.97 7点 ホワイトアウト
真保裕一
(2014/04/18 01:22登録)
映画を先に観てしまったんですが、小説の方が感動できました。
ダムの構造がよく分からないので主人公の位置等が把握しにくく、読むのには苦労しました。


No.96 7点 アトポス
島田荘司
(2014/04/16 00:22登録)
部分部分を取り出すと感心するところもありますが、全体として一つのミステリー作品とするにはまとまりに欠ける感じがします。
○○○の数々の思わせぶりな奇行を全部ドラッグのせいにするのはどうかと。


No.95 6点 あなたに似た人
ロアルド・ダール
(2014/04/15 22:26登録)
「おとなしい凶器」のトリックは昔から知っていましたが、出典がダールだとは知りませんでした。「南から来た男」は賭けが淡々と進んでいるのがもったいない。もう少し盛り上げて「味」のような緊張感を出した方がよかったと思います。「わがいとしき妻よ、わが鳩よ」は話が途中で終わってしまっているようで戸惑いました。真剣に落丁を疑いましたよ(笑)「毒」や「音響捕獲機」もオチがないような。「クロウドの犬」は4章構成ですが、1章2章の必要性はあるのでしょうか。全体的にもうひとひねり足りない話が多かった気がします。


No.94 8点 鬼火島殺人事件
天樹征丸
(2014/04/14 22:26登録)
金田一少年の事件簿屈指の意外な犯人。
漫画版でも同じような話をやりましたね。


No.93 5点 雷祭殺人事件
天樹征丸
(2014/04/14 21:26登録)
短編レベルの話をちょっと引き伸ばして中編にした作品。


No.92 5点 湖底のまつり
泡坂妻夫
(2014/04/14 21:20登録)
これは無理がある。


No.91 9点 亜愛一郎の狼狽
泡坂妻夫
(2014/04/14 21:06登録)
ミステリーのエッセンスが詰まった短編集。
筆致も軽妙で何度読んでも面白い。
「掌上の黄金仮面」「G線上の鼬」「ホロボの神」が特に好き。

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