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ミステリの祭典

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sophiaさんの登録情報
平均点:6.92点 書評数:384件

プロフィール| 書評

No.124 8点 亜愛一郎の逃亡
泡坂妻夫
(2014/07/26 19:04登録)
「転倒」と同じくらいのレベル。
やはり「狼狽」が一歩抜きん出ているか。
「火事酒屋」が好き。


No.123 8点 亜愛一郎の転倒
泡坂妻夫
(2014/07/26 19:01登録)
平均レベルは「狼狽」より落ちる。
「砂蛾家の消失」「珠洲子の装い」が好き。


No.122 9点 不夜城
馳星周
(2014/07/15 22:30登録)
たった4人しか採点していないことに驚き。
一般人には馴染みのない業界の話ですが、単純にお話として面白かったです。
映画「ゴッドファーザー」みたいな緊迫感がありました。


No.121 8点 犬神家の一族
横溝正史
(2014/07/15 03:01登録)
完成度は高いけど、どうしても「獄門島」の二番煎じのような感じがします。
「獄門島」がなかったらもっと高評価したかも。
余談ですが、子どものとき石坂浩二主演の映画を先に観ました。
稲垣吾郎主演のドラマ版では「よき」の見立ての解説がなかった気がします。


No.120 6点 模倣犯
宮部みゆき
(2014/07/05 19:42登録)
幾ら何でも長すぎる。こんなに引き伸ばさないといけない話とは思えませんでした。私の持論として「長い作品ほど一気に読まなくてはならない」と思っているのですが、物語にそれほど引き込まれず、読むのが苦行になりました。半分ぐらいの分量にテンポよくまとめてくれれば評価は上がったかもしれません。あと、この作者の描く「男」が好きじゃないんですよねえ。善人か極悪人かどっちかしかいない感じで。


No.119 10点 時計館の殺人
綾辻行人
(2014/06/28 19:08登録)
館シリーズと言えば十角館と時計館の二強ですかね。分厚さを感じさせないくらい一気に読まされました。十角館以上にテンポよく人が死んでくれます。そして相変わらず2パートの構成が上手い。この空前の大トリックを使う必然性を持たせるために、よくぞこれだけの話を作りました。お見事。しかし鹿谷さん、旧館内の学生たちの身の危険を自ら指摘しておきながら、結局ほったらかしにするのはどうなんですかね。


No.118 5点 殺人鬼2
綾辻行人
(2014/06/28 02:21登録)
1に比べると数段落ちますかねえ。
残虐度だけは増している気がしましたが。
今作で殺人鬼が生身の人間じゃないことがはっきりしちゃった感じなのも興ざめなところです。


No.117 8点 殺人鬼
綾辻行人
(2014/06/28 02:18登録)
AだのBだの何なんだと思っていたら最後に納得。
あまり細かく読まない私の性質が幸いして上手く騙されました。
完全に好みが分かれる作品だとは思いますが、私は好き。


No.116 8点 迷路館の殺人
綾辻行人
(2014/06/28 02:10登録)
館シリーズの中では平均的な出来。
十角館や時計館と比べるとインパクトがやや不足。
ちなみにこの作品は泡坂妻夫氏の某有名作にインスパイアされたんでしょうか。


No.115 10点 十角館の殺人
綾辻行人
(2014/06/05 21:55登録)
初読のときモーリス・ルブランを知らなかったのが残念でした。
「第四章 二日目・本土」の最後の二文が少々アンフェアかなあと思わなくもないですが・・・


No.114 10点 オリエント急行の殺人
アガサ・クリスティー
(2014/05/31 00:36登録)
小学生の時に児童向けの読み物みたいなので読んだのが最初。
こんなのがアリなのかと衝撃を受けたのを覚えています。
本格的にミステリーにはまったのは大人になってからですが、間違いなくその礎となっている作品です。
ラストに解答が2つ提示されるというのが趣深い。


No.113 10点 アクロイド殺し
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 23:28登録)
大技だけど論理的に犯人を指摘することができるようになっている。
だからこそポアロが犯人を指摘した後の「死のような沈黙」が効いてくる。


No.112 4点 複数の時計
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:57登録)
時計の意味が何かしょぼい・・・
たったそれだけのことかというガッカリ感があった。


No.111 7点 スタイルズ荘の怪事件
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:51登録)
処女作およびポアロシリーズ第1作としてはなかなか。


No.110 3点 ビッグ4
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:45登録)
これはギャグ。


No.109 8点 葬儀を終えて
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:39登録)
ポアロシリーズ最後の名作。
これ以後のは正直凡作ばかり。


No.108 10点 そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
(2014/05/30 22:24登録)
10数年ぶりに再読したついでにコメント。
この作品を面白いと思えない人はミステリー適性がないと言っても過言ではないのではないでしょうか。
初読時、ゆっくり読むタイプの私がついつい一晩で一気に読んでしまったことを覚えています。
このような作品は他に綾辻行人「時計館の殺人」と東野圭吾「白夜行」だけです。


No.107 8点 皇帝のかぎ煙草入れ
ジョン・ディクスン・カー
(2014/05/22 19:05登録)
サスペンス的な面白さがあった。
「火刑法廷」よりこっちの方が好き。
もうちょっとイヴを絶体絶命に追い込んでもよかったかも。


No.106 9点 青の炎
貴志祐介
(2014/05/21 23:13登録)
自分の罪がばれないかヒヤヒヤする夢を見て汗びっしょりになって目覚めることが時々ありますが、それを小説で体験させてくれる作品。
第1の殺人はかなり石橋を叩いて渡った印象ですが、第2の殺人のときはまるで別人のように大胆。
計画が粗くて本当にヒヤヒヤして読みました。
そして最後はああなっちゃうんですね。


No.105 4点 さまよう刃
東野圭吾
(2014/05/21 23:00登録)
ひねりがなく、人間描写も浅い。
こういうストレートな社会派作品には向いていない。
作中に何かギミックを仕込まないと読めない作家なのかなと思う。

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