ボナンザさんの登録情報 | |
---|---|
平均点:5.23点 | 書評数:1621件 |
No.1281 | 6点 | 半七捕物帳 岡本綺堂 |
(2022/04/24 19:20登録) 創元でも出たので読了。やはり色々な意味で半鐘の怪がミステリ的には代表作だろうが、全体的に江戸情緒が感じられて面白い。 |
No.1280 | 7点 | フォーチュン氏の事件簿 H・C・ベイリー |
(2022/04/09 22:42登録) これは埋もれた良作集だと思う。知られざる殺人者はダブルミーニング? 復刊に伴い評価されてほしい一冊。 |
No.1279 | 4点 | 蜜柑花子の栄光 市川哲也 |
(2022/04/09 22:39登録) 残念ながら扱っている四つの事件はどれも今一つで、最後の展開も大体予想がつく。 |
No.1278 | 5点 | 涙香迷宮 竹本健治 |
(2022/04/02 23:07登録) これが一体三部作とどのような時系列なのかも不明だが、ある意味三部作のころと一切変わらない雰囲気と文体と方向性の一編だったのは確か。 |
No.1277 | 4点 | 夏のレプリカ 森博嗣 |
(2022/03/26 20:23登録) あれ一本で持たせるにはやや長すぎたか。最後の展開がやや唐突。 |
No.1276 | 5点 | ウサギ料理は殺しの味 P・シニアック |
(2022/03/21 19:02登録) 個人的には行ったことのないフランスだからこそ、この作品の雰囲気に浸れたような気がする。 |
No.1275 | 3点 | 密室館殺人事件 市川哲也 |
(2022/03/18 22:57登録) 一作目同様、名探偵をテーマにするのはよいが、肝心のミステリ面は微妙。 |
No.1274 | 5点 | 黒岩涙香探偵小説選Ⅰ 黒岩涙香 |
(2022/03/13 19:21登録) 今読むと無惨以外は貴重な記録以上の評価は難しいが、ハッピーエンド志向の冒険活劇としては中々良かった。 |
No.1273 | 7点 | ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利 ロバート・バー |
(2022/03/06 22:26登録) 放心家組合だけ読んだことがあったが、どれもとぼけたストーリーながら面白く、再版の意義がある一冊だと思う。 |
No.1272 | 5点 | トランプ殺人事件 竹本健治 |
(2022/03/01 22:13登録) 三部作の最後であることを意識しつつ、何を読まされているのか分からない竹本作品感をここにきて一気にクローズしてきた。問題はそれゆえに前半もやもやしながら読み進めるところだろうか。 |
No.1271 | 4点 | 殺人者志願 岡嶋二人 |
(2022/02/26 18:59登録) いかにも岡嶋らしくて面白くなりそうな一品だが、最後までボルテージが上がらない感がある。 |
No.1270 | 5点 | 屋上の名探偵 市川哲也 |
(2022/02/22 22:08登録) 一転して学園ものだが、この方が水があっているのではないか。 |
No.1269 | 6点 | ソーラー・ポンズの事件簿 オーガスト・ダーレス |
(2022/02/22 22:06登録) いかにもホームズのパスティーシュで、キャラクターや設定もやり過ぎなくらい意図的に真似ている。内容もホームズものの雰囲気が好きなら当たりと思われる。 |
No.1268 | 4点 | 将棋殺人事件 竹本健治 |
(2022/02/15 22:08登録) あまり本筋に関係ない将棋の蘊蓄が浮いているのはやや残念。むしろおまけのオセロ殺人事件の方が短編ながらミステリとしては好き。 |
No.1267 | 5点 | クリスマス・イヴ 岡嶋二人 |
(2022/02/12 19:35登録) 話としては何のひねりもないパニックホラー系なのだが、文章が読みやすいのでぐいぐい読めてしまう。 |
No.1266 | 8点 | ある詩人への挽歌 マイケル・イネス |
(2022/02/10 22:51登録) これは確かに前半はとっつきにくいが、慣れてくるとそれが味に感じられるのが不思議。シンプルながら推理の醍醐味と意外性を味わえる傑作だと思う。 |
No.1265 | 3点 | 名探偵の証明 市川哲也 |
(2022/02/10 22:47登録) 名探偵というものを扱ったファッション本格ものであり、肝心のミステリ部分はかなりおざなりなのが難点。 |
No.1264 | 6点 | どんなに上手に隠れても 岡嶋二人 |
(2022/02/04 20:30登録) 初期の佳作。派手な仕掛けと演出が見事。 |
No.1263 | 4点 | 香菜里屋を知っていますか 北森鴻 |
(2022/02/03 21:16登録) 最終巻を意識しすぎたか、やや唐突な内容。 |
No.1262 | 6点 | 小さな異邦人 連城三紀彦 |
(2022/01/30 18:35登録) 最後の短編集でもこの水準を維持しているのが凄いところ。異なるタイプの短編の詰め合わせながら、どれも一風変わった作風で引き込まれてしまう。 |