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ミステリの祭典

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浅草殺人案内
鮨屋・山内鬼一とその母・タツ/改題『偶然の殺意』

作家 中町信
出版日1995年05月
平均点4.67点
書評数3人

No.3 5点 まさむね
(2024/07/19 21:21登録)
 細かな複数の謎の配置によりグイグイと読まされはしたのですが、作者の作品としては凡庸な部類。
 ちなみに、寿司屋を営む探偵役の母、タツのキャラは結構好きです(「浅草のミス・マーブル」と称されていることはどうかとも思うけど)。警部が二人を頼りすぎ(捜査の過程を話し過ぎ)ではとか、鴨川の件は警察がもっと丁寧に捜査してほしかったよねとか、こういった部分も含めて、ある意味楽しませていただきました。

No.2 4点 ボナンザ
(2022/05/23 23:07登録)
代表作のようなどんでん返しを期待してはいけない。

No.1 5点 kanamori
(2010/09/16 17:33登録)
東京下町の鮨屋・山内鬼一が探偵役を務めるシリーズ第1弾。
莫大な遺産相続を巡って3人の相続人が次々と殺されていくというお話。いくら被害者と面識があって担当警部と同級生だったといえ、単なる寿司屋の主人がそこまで捜査に突っ込めないだろうとか、”浅草のミス・マープル”こと鬼一の母親タツのあのキャラはどうなんだろうとか、例によってツッコミどころが多く楽しめた。

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