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ミステリの祭典

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TON2さんの登録情報
平均点:5.65点 書評数:330件

プロフィール| 書評

No.310 6点 数えずの井戸
京極夏彦
(2013/02/13 18:39登録)
中央公論社
 番町皿屋敷の京極版リライトです。けっこう厚い本ですが、割合スラスラと読めました。


No.309 5点 天河伝説殺人事件
内田康夫
(2013/02/12 18:32登録)
角川文庫
 映画にもなったので、浅見光彦シリーズでは最も有名な作品でしょう。能の宗家と天河神社という取り合わせが、興味をそそりました。


No.308 6点 ABC殺人事件
アガサ・クリスティー
(2013/02/12 18:30登録)
創元推理文庫
 初めて読んだのは、小学校の図書館だったでしょうか。特異な題名と連続殺人、いくつになっても興味をそそります。


No.307 5点 検察側の証人
アガサ・クリスティー
(2013/02/12 18:22登録)
早川書房
 戯曲です。ビリー・ワイルダー監督の映画「情婦」の原作ですが、原作より映画の方が面白いと感じました。


No.306 6点 スタイルズ荘の怪事件
アガサ・クリスティー
(2013/02/12 18:19登録)
ハヤカワミステリ文庫
 ポアロ初登場作品。スタイルズ荘という場所が、いかにも良き大英帝国を感じさせてくれました。


No.305 5点 メソポタミヤの殺人
アガサ・クリスティー
(2013/02/12 18:15登録)
ハヤカワミステリ文庫
 砂漠の中の考古学者の研究基地とでもいうべき所で事件が起こります。トリックは少々無理があるかなという感じです。


No.304 7点 ナイルに死す
アガサ・クリスティー
(2013/02/12 18:10登録)
ハヤカワミステリ文庫
 意外な犯人とよく考えられたトリックでなかなか面白かったです。
 映画も、ナイル川を船で遡上しながら観光名所を巡り、よくできていました。


No.303 5点 ハートの4
エラリイ・クイーン
(2013/02/12 18:08登録)
ハヤカワミステリ文庫
 パズル的内容ではなく、エンターテイメントに重きが置かれています。発表当時はハリウッドの内幕ものとして価値があったと思われますが、現在では疑問です。


No.302 7点 閉鎖病棟
帚木蓬生
(2013/01/24 18:24登録)
新潮文庫
 病院で生活する患者たちの様子を読んでいて、本当にせつなくなりました。山本周五郎賞受賞作らしい作品です。


No.301 5点 靴に棲む老婆
エラリイ・クイーン
(2013/01/24 18:23登録)
創元推理文庫
 物語の進行につれて犯人が二転三転。最初の部分は、訳が原文に引っ張られすぎて日本語としてこなれていないため、大変読みづらかったです。


No.300 6点 秀吉の伽
加藤廣
(2013/01/24 18:20登録)
日本経済新聞社
 天下をとったあとの秀吉の最大の苦悩は、関白家としての跡継ぎ問題であった。漁色もそのためであった。朝鮮出兵は大明国への挑戦であり、世界地図において自分が手に入れた日本六十余州のあまりの卑小さに触発されてのことだった。
 秀吉の苦悩が伝わります。
 


No.299 4点 謎手本忠臣蔵
加藤廣
(2013/01/24 18:16登録)
新潮社
 吉良上野介と浅野内匠守の刃傷沙汰は、朝廷と幕府の関係にからむもので、側用人柳沢吉保は、このことが一般大衆にもれ朝幕関係が悪化すのを恐れた。
 大好きな歴史の謎なのに、思いのほか面白くありませんでした。手紙の引用が多く、文章が途切れてしまったためだと思います。


No.298 5点 日本庭園の秘密
エラリイ・クイーン
(2013/01/23 18:51登録)
ハヤカワ・ミステリ文庫
 国名シリーズ最後の作品ですが、本国では発表時の日米関係から国名シリーズには数えられていません。
 日本帰りの流行作家が殺された。室内に畳を敷いたり、日本庭園が造られていたりと日本情緒豊かな舞台建てですが、女性のいやらしさを十分に見せつけられて、後味はよくありませんでした。


No.297 6点 厭な小説
京極夏彦
(2013/01/23 18:47登録)
祥伝社
 著者で読んでしまいました。ホラーのようでもあるが、それとも少し違います。神経を逆なでされるような話がえんえんと続きます。読後感もあまりよくありません。装丁も厭な感じです。


No.296 7点 オランダ靴の秘密
エラリイ・クイーン
(2013/01/23 18:44登録)
創元推理文庫
 国名シリーズ3作目。与えられた条件から、純粋推理による犯人探しはさすがです。


No.295 5点 孤宿の人
宮部みゆき
(2013/01/23 18:41登録)
新人物往来社
 ミステリーではありません。完全な時代小説です。
 捨てられて「あほう」から「ほう」と名づけられた女の子と、妖怪と恐れられている政治犯らしい罪人の武士とのこころのふれあいを描いています。


No.294 7点 夏の災厄
篠田節子
(2013/01/23 18:38登録)
文春文庫
 東京郊外のニュータウンで発生した奇病は、新種のウィルスだった。
 市の保健センターの職員やパート保健師たちの動きを等身大で描いた、パニック小説です。原因がわからないままに次々と感染者が出て、住民や行政が機能不全に陥るさまは、現代生活のもろさを露呈しています。


No.293 3点 カンナ 戸隠の殺皆
高田崇史
(2013/01/23 18:33登録)
講談社NOVELS
 そんなに面白くはないとわかっていても、どうしても読んでしまうシリーズです。よっぽど本屋で買おうと思いましたが、図書館にありました。読み終えて、買わなくてよかったと思いました。
 天照大神と天岩戸に関する考察です。


No.292 3点 カンナ 奥州の覇者
高田崇史
(2013/01/21 18:56登録)
講談社NOVELS
 この作者の本はついつい買ってしまいますが、内容が薄いです。満足できません。


No.291 7点 孤島の鬼
江戸川乱歩
(2013/01/21 18:53登録)
講談社「江戸川乱歩全集4」より
 密室殺人、衆人監視の中の殺人、地下の大迷路、暗号と財宝探し、極悪非道な大悪人など、探偵小説のガジェット満載で楽しめました。

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