home

ミステリの祭典

login
蟷螂の斧さんの登録情報
平均点:6.10点 書評数:1701件

プロフィール| 書評

No.41 7点 さらわれたい女
歌野晶午
(2011/10/12 18:00登録)
1991年作品ということで、自動車電話が出てきたり、懐かしい感じがします。初期?の作品らしく正攻法で書かれているという印象を持ちました。題名、本文1行目にインパクトがあり、内容も楽しめました。


No.40 5点 そして二人だけになった
森博嗣
(2011/10/11 08:46登録)
評価が分かれていたので読んでみました。前半から後半まで9点(かなり面白い)、ラスト1点で5点となりました。印象は「ああもったいない。良い作品なのに・・・」です。やはり、ラストで評価が分かれてしまう作品の典型ですね。


No.39 9点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2011/10/08 09:17登録)
まず題名がいいですネ。倉知作品は、「星降り・・・」に続く2作品目ですが、独特の作風でほのぼの感があります。メイントリックは、何かおかしいなと思いつつ読んでいましたが、なるほどそう来たかと完全に騙されました。


No.38 4点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2011/10/01 21:03登録)
食わず(読まず)嫌いで、京極作品は初めてです。中盤までは結構良かったのですが、やはり後半は肌に合いませんでした。夢、精神、人格等によるラスト(オチ)のあるミステリーは多くありますが、どうも好みではありません。


No.37 9点 霧越邸殺人事件
綾辻行人
(2011/09/28 20:24登録)
読み応えがあり、綾辻作品では「十角館」に次ぎ好きな作品です。霧越邸の住人が怪しげで、劇団員との対比もおもしろい。霧越邸の雰囲気も幻想的でいいです。解決編も丁寧で解りやすいし大変満足です。


No.36 4点 『アリス・ミラー城』殺人事件
北山猛邦
(2011/09/27 19:11登録)
(ネタバレあり)「○○荘事件」と同じでしたか・・・。この手のトリックはあまり好きではありません。犯人に関する記述がもっとあれば、騙されたと納得しますが。殺されてもかまわないと思って集まる探偵達の必然性が理解できませんでした。


No.35 8点 双頭の悪魔
有栖川有栖
(2011/09/26 20:19登録)
大変楽しめました。古典的正統派作品というのでしょうか?「月光ゲーム」「孤島パズル」より数段良かったと思います。採点基準が数年経っても内容(大胆なトリック等)を覚えているかどうかで判断していますので、残念ながらこの評価となりました。


No.34 5点 首無の如き祟るもの
三津田信三
(2011/09/17 22:12登録)
高評価で期待しただけに、?マークがつきました。メイントリックは途中で判ってしまいました。謎解きの最後の方は、チョッと複雑にしすぎで、すっきり感がありませんでした。もっと単純化したほうがインパクトがあったと思います。力作ではあると思いますが・・・。


No.33 5点 異邦の騎士
島田荘司
(2011/09/13 15:17登録)
「占星術・・・」が強烈な印象があるため、この評価です。前半は恋愛ものでチョッと長すぎる感じ。結末もあまり後味がよろしくない。


No.32 9点 すべてがFになる
森博嗣
(2011/09/12 22:06登録)
大変楽しく読めた。コンピュータの世界で、登場人物もあまり感情を持ち合わせていないし、人間らしさを感じさせない。作品の中では、動機らしきものをサラッと流しているが、実はドロドロとした人間関係が背景にはある。なかなかの秀作だと思う。


No.31 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2011/09/09 17:46登録)
このトリックは、ずっと記憶に残ります。それだけで満点です。どんでん返し・・・大好きです。


No.30 7点 七人の証人
西村京太郎
(2011/09/09 17:32登録)
設定が面白い。証言の矛盾点を解き明かしてゆくストーリー性は、本格推理物と言えるのでは。私の好きな展開で、スラスラと読むことができた。ただし、被告人が酔っていたとはいえ、財布を盗むという心理がどうしても理解できなかった。被告人の証言(弁明・心理等)がないのが残念でした。


No.29 4点 七回死んだ男
西澤保彦
(2011/09/08 15:33登録)
評価が高いので読んでみましたが、ピンときませんでした。カバーの「意外な結末」に期待したのですが・・・。SFっぽいものは、やはり相性が悪いみたいです。犯人探しが主題でないのであれば、あえて殺人事件にしなくてもいいと思ってしまいました。


No.28 10点 ダ・ヴィンチ・コード
ダン・ブラウン
(2011/09/05 14:02登録)
物語の展開はまるで映画をみているような感じ。センセーショナルな話題、世界でのベストセラーだけのことはある。日本でのミステリーファンの評価は普通らしい?。日本人は宗教に無関心だからか?。絵画鑑賞が趣味の私にとっては、最高の一冊となっている。「最後の晩餐」の実物をぜひとも鑑賞したくなる。また「天使と悪魔」もいいですね。2作品とも映画をみましたが、小説にはやはりかなわないという感じでしたが・・・。


No.27 8点 殺人鬼
綾辻行人
(2011/09/02 17:03登録)
ミステリー=不可思議と定義すれば、十分楽しめた。ヒントはかなりちりばめられていたが、最後まで判らず。解説で「殺戮にいたる病」にも触れられていたが、私的には「殺人鬼」のオチのほうが好きです。ただし、2作品ともエログロな表現が多いですね。


No.26 7点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2011/09/02 08:02登録)
「ある閉ざされた雪の山荘で」がイマイチと感じていましたが、本作は2度騙された分楽しめた。ただ、ラストは昔の連続テレビ映画を思い出してしまったため―1点とします。


No.25 8点 そして扉が閉ざされた
岡嶋二人
(2011/09/01 07:19登録)
面白く、最後まで一気読みができた。4人の推理合戦もよかった。本格推理小説らしい一冊でした。


No.24 8点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2011/08/27 12:46登録)
秘書の『麻子』に「思い入れ」しながら読んでしまいました。(笑)一番怪しくないのが犯人の定説があるので、『麻子』が犯人ではないようになんて思いながら・・・。
探偵役が犯人の自白を導く段階で『麻子』がしゃべり始めたのでハラハラドキドキ(まさか犯人ではないよね?!なんて)。
とても楽しめました。また、解説(西澤保彦氏)も「本格」について語られており楽しめた。


No.23 5点 ロートレック荘事件
筒井康隆
(2011/08/25 17:22登録)
第2章の会話からずっと違和感があったものの、結局騙されました。しかし、騙され方の後味が良くない。(=アンフェアということでしょうか?)


No.22 10点 十角館の殺人
綾辻行人
(2011/08/25 11:42登録)
ミステリー小説の内容、トリックを10年、20年後に覚えているか?と問われれば、無理と答えざるを得ない。しかし、本作品は記憶に残ることは間違いない。

1701中の書評を表示しています 1661 - 1680