| kanamoriさんの登録情報 | |
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| 平均点:5.89点 | 書評数:2432件 |
| No.612 | 4点 | 猫と鼠の殺人 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/02 00:11登録) ポケミスの「嘲るものの座」で読みました。 この密室トリックは、いつかはカーの作品にも出てくるだろうなあという感がありました。 しかし、この作品の肝はおそらくそのトリックではなく、真犯人に降りかかる皮肉な状況ではないでしょうか。 |
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| No.611 | 6点 | 連続自殺事件 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 23:54登録) フェル博士ものの第13作目。 古城からの転落死という設定から、バンコランもののある作品を彷彿とさせますが、怪奇趣向はそれなりにあるものの、同時にドタバタ劇を挿入したりしています。 メイン・トリックの実現性に関し何かで読んで、トリックは知っていましたが、それなりに面白く読めました。 |
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| No.610 | 4点 | テニスコートの謎 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 23:31登録) フェル博士ものの第11作目。 足跡のない殺人がテーマですが、物語がとりとめないものになっていてリーダビリテイがない上に、トリック自体が平凡で面白味に欠けます。 |
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| No.609 | 7点 | 緑のカプセルの謎 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 23:19登録) フェル博士ものの第10作。 不可能犯罪を扱っていますが、密室殺人ではなく、毒殺トリックを扱った秀作です。 物理的なものより、このような心理的トリックは、ヤラレタ感が強いですし、終盤の映画フィルムの件も非常に巧妙で、考え貫かれたプロットという感じがします。 |
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| No.608 | 5点 | 死者はよみがえる ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 23:09登録) フェル博士ものの第8作。 どんな手を使ってでも読者を欺いてやろうというカーの稚気が目いっぱい出ていて、怪奇趣向のないフーダニットに特化した作品です。ちょっと評価に迷うのですが、まあこんな点数にしておきます。 |
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| No.607 | 4点 | ヴァンパイアの塔 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 23:00登録) カー短編全集の最終第6弾。 ラジオドラマ作品集が中心の収録で、出来がいいとは言い難いです。表題作は、おそらく「死が二人を別つまで」の原型ではないかと思います。 |
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| No.606 | 5点 | 黒い塔の恐怖 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 22:56登録) カー短編全集の第5弾。 ごった煮のような収録作品で、ラジオドラマの脚本、オカルトものなどは、あまり好みの内容ではありませんでした。 乱歩の「カー問答」は楽しめましたが。 |
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| No.605 | 6点 | 幽霊射手 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 22:51登録) カー短編全集の第4弾。 やはり、「夜歩く」以前に書かれたアンリ・バンコランものの短編4作が目玉でしょう。いずれも怪奇性を帯びた雰囲気に不可能事件がマッチしていて独特の読み心地でした。 そのなかでは、「山羊の影」が個人的に気に入っています。 |
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| No.604 | 6点 | パリから来た紳士 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 22:44登録) カー短編全集の第3弾。 表題作の歴史ミステリ「パリから来た紳士」は、やや真相が見え易いきらいがありますが、完成度で編中のベスト。 準ベストはフェル博士もので「見えぬ手の殺人」か「ことわざ殺人事件」。 |
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| No.603 | 7点 | 妖魔の森の家 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 22:38登録) カー短編全集の第2弾。 なんといっても、表題作のH・M卿もの「妖魔の森の家」がずば抜けた傑作でしょう。ミスディレクションの巧妙さに加え、なんとも皮肉の利いたトリックが印象的です。 ほかでは、「赤いカツラの手がかり」の二転三転するプロットが面白かった。 |
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| No.602 | 6点 | 不可能犯罪捜査課 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 22:30登録) カー短編全集の第1弾。 本国では唯一ディクソン名義で発表された作品集のようです。 看板シリーズの両探偵ものは収録されていませんが、マーチ大佐ものが不可能興味を追求した作品が多く気に入りました。 大佐ものでは、「新透明人間」と「銀色のカーテン」の不可能トリックの巧妙さに感心しました。 |
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| No.601 | 5点 | 死時計 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 21:17登録) フェル博士ものの第5作。 時計技師の家を中心にした殺人計画を描いていて、サスペンスには溢れています。 作者のやりたかったことは分かるのですが、勇み足があります。事件関係者の嘘の証言でたびたび物語を複雑にする癖があるカーでも、あの人物にそれをやらせたらだめでしょう。 |
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| No.600 | 4点 | 盲目の理髪師 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 21:10登録) フェル博士ものの第4作はファース志向で、船上のドタバタ劇に終始しています。 安楽椅子探偵の形で、「いったい何がおこっているのか」を解く趣向のようですが、嗜好から外れた作品でした。 |
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| No.599 | 4点 | 剣の八 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 21:04登録) フェル博士ものの第3作。 幽霊が出る噂の館もので設定に新味がありませんし、代名詞の不可能犯罪ものでもありません。多くの素人探偵を登場させていますが、推理合戦というほどの見せ場もありませんので、微妙な出来です。 しいて言えば、意外な犯人もののフーダニットを狙った作品ですが、伏線不足の感は否めません。 |
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| No.598 | 6点 | 帽子収集狂事件 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 20:54登録) 乱歩がカーの傑作と評価したことで知られるフェル博士ものの第2作。 ポオの未発表原稿とか帽子収集狂のエピソードが物語に巧く収まっていなくて、ロンドン塔の殺人のみ焦点が当てられる展開は少々面白味に欠けます。密室トリックではなく、××トリックものというのもカーらしくありません。 |
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| No.597 | 6点 | 魔女の隠れ家 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 20:45登録) フェル博士の初登場作品。 監獄跡の絞首台など怪奇趣向が充分で、不気味な雰囲気が横溢している作品です。 フーダニットとしても読み応えがありますが、結末の付け方にひと工夫ほしかった。 |
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| No.596 | 3点 | 四つの兇器 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 20:39登録) 予審判事バンコランものの第5弾。 シリーズ前作の直後にフェル博士とH・M卿の二大看板探偵を創作していますから、久々にバンコランを登場させた意図がよく分かりません。 事件の性質も悪魔的探偵には物足りない地味なものでした。 |
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| No.595 | 5点 | 髑髏城 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 19:12登録) 予審判事バンコランものの第3弾。 舞台がライン湖畔の古城とか名探偵同士の推理合戦など、怪奇趣向とともに冒険ロマンの色彩が強い作品です。 結末の男爵の扱いについては少々不満がありますが、そこそこ楽しめました。 |
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| No.594 | 4点 | 絞首台の謎 ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 18:49登録) 予審判事バンコランものの第2作。 冒頭の、夜霧のロンドンを死者が運転するリムジンが疾走する光景のみが印象に残る作品で、幻想的雰囲気はいいんですが、ミステリの結末としては腰砕けでした。 |
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| No.593 | 6点 | 夜歩く ジョン・ディクスン・カー |
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(2010/07/01 18:44登録) パリの予審判事アンリ・バンコランを探偵役に据えたシリーズ第1作で、作者のデヴュー長編。(中編「グラン・ギニョール」の長編化作品) 怪奇趣味に密室殺人、さらに冒険ロマン風のテイストに関係者の嘘の証言まで、後の作品で書かれるカーの特徴が色々入っていて楽しめました。 |
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