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ミステリの祭典

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isurrenderさんの登録情報
平均点:6.66点 書評数:252件

プロフィール| 書評

No.232 7点 花の下にて春死なむ
北森鴻
(2012/02/25 22:20登録)
連作短編集ですが、どれも高水準
日常の謎のジャンルに入るのだと思いますが、それにしては殺人事件を扱ったものが多いのも特徴だと思います


No.231 5点 虐殺器官
伊藤計劃
(2012/02/17 23:55登録)
優れたSF作品は、ミステリとしても優れていることが多い
でも、この作品に関して言えば、SFとしては面白かったがミステリとしてはさほど評価できないかな


No.230 6点 さよなら妖精
米澤穂信
(2012/01/30 23:57登録)
ミステリとしてはそこそこといったレベル
ややチープなラストの主人公の衝動が興醒めしたが、やるせない気分にさせられるところはさすが人気作家といった印象


No.229 8点 奪取
真保裕一
(2012/01/30 23:55登録)
『スティング』のような知的でスリリングで楽しめる作品
落ちまで満足できる良作です


No.228 6点 金雀枝荘の殺人
今邑彩
(2012/01/07 16:40登録)
サスペンス色が強いのですが、密室や見立ての部分は悪くないです
ただ「ネバーエンディング」は言い過ぎなような…


No.227 6点 謎解きはディナーのあとで
東川篤哉
(2012/01/07 16:38登録)
読みやすい作品ではあったが、ミステリとしては中の上の出来
法月の短編集の質を少し悪くしたといった印象


No.226 8点 エニグマ奇襲指令
マイケル・バー=ゾウハー
(2011/11/27 23:26登録)
面白かった
ルパンそっくりの主人公が非常に魅力的
ミステリとしては「パンドラ抹殺文書」の方が上だと思うが本作も秀逸な出来だと思う


No.225 5点 閉鎖病棟
帚木蓬生
(2011/11/27 23:25登録)
小説としては大満足
だが、ミステリではない
だからこの点数


No.224 3点 深紅
野沢尚
(2011/11/24 20:07登録)
トリックだとか驚きの展開とかいうものは一切なかったです
普通の小説としての評価も、僕としてはそこまで高くないです


No.223 7点 見えないグリーン
ジョン・スラデック
(2011/11/24 20:06登録)
海外小説なので若干話に入りにくい部分はありましたが、ユーモアもあり面白い展開でした
論理的な解決も非常に良かったと思います
ほんのわずかですが、日本と関連した部分も出てきて日本人の読者として嬉しかったです


No.222 4点 深夜プラス1
ギャビン・ライアル
(2011/11/20 15:59登録)
フランスからスイス、オーストリアが舞台となる冒険小説
真犯人は分かりやすいし、小説自体も読みにくいです


No.221 7点 伯林-一八八八年
海渡英祐
(2011/11/20 15:58登録)
森鴎外とビスマルクを中心とした推理小説というのは当時は斬新だったのだろうし、こういった歴史上の人物が探偵役を務める小説も多くなった現在でも面白いと思う
日本人なら誰もが知る『舞姫』を取り入れているのもユニークである
密室にしても悪くない水準で、佳作の部類に入る


No.220 7点 数学的にありえない
アダム・ファウアー
(2011/11/10 21:59登録)
作者の世界観が面白かったです
冒険小説だが、統計学や哲学的な知識をわかりやすく解説してくれるし、終盤の潜入シーンはまるでテレビゲームのよう
真相が若干不満というか、あそこまで捻りを加えなくてもよかったかもとは思うけれど、全体的には良作だと思います


No.219 7点 奇想、天を動かす
島田荘司
(2011/11/10 21:54登録)
メッセージ性の強い社会派でありながら、トリックはまさに島田荘司っていう大掛かりなトリック
島田荘司にかかれば列車ミステリーもここまで本格色が強くなるのかと感心してしまう


No.218 3点 Twelve Y.O.
福井晴敏
(2011/11/10 21:51登録)
プロットは悪くはないと思うが、登場人物のキャラクターや台詞、演出などが非常にありきたりで残念
正直に言って期待外れでした


No.217 2点 ほかならぬ人へ
白石一文
(2011/11/10 21:50登録)
広義のミステリーの範疇にも入らないと思います。
なのでこの点数。
また、話自体も僕の好みではありませんでした。


No.216 7点 朱の絶筆
鮎川哲也
(2011/11/05 23:17登録)
王道ミステリで良かったとは思うんですが、少し解決に釈然としない部分が残るので、そこがマイナス
あとは、もっと早く星影探偵に電話すれば良かったのに…ということくらいでしょうか(笑)


No.215 7点 衣裳戸棚の女
ピーター・アントニイ
(2011/11/05 23:14登録)
あのトリックには結構やられました
確かにバカミス
「戦後最高」は言い過ぎですけど、確かに密室のトリックとしては秀作だと思います


No.214 7点 造花の蜜
連城三紀彦
(2011/11/03 12:51登録)
誘拐ものとしてトリックも優れているし、連城作品らしく人間関係のドロドロした感じの描き方も巧い
最後のボーナストラックのような事件はない方が良いのではないかと思い、どういう意図があったのかよくわかりませんでした


No.213 5点 GOTH リストカット事件
乙一
(2011/11/03 12:49登録)
小説自体は面白かったのですが、ミステリとしては作者本人もあとがきで書かれているようにそこまで重視されていなくてわかりやすいものが多いです
ミステリ要素を含んだラノベ程度の感覚で読むのが丁度良いんだろうなと思いました

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