home

ミステリの祭典

login
江守森江さんの登録情報
平均点:5.00点 書評数:1256件

プロフィール| 書評

No.16 8点 隠蔽捜査
今野敏
(2009/05/22 06:07登録)
ミステリーよりも主人公・竜崎のキャラクター小説と云えるが、エンターテイメントとして素晴らしいと絶賛したい。
小説新潮掲載の外伝まで読んでしまった。
ついでに、ドラマの陣内孝則も頑張ってた。


No.15 7点 無法地帯 幻の?を捜せ!
大倉崇裕
(2009/05/22 06:01登録)
最高傑作とは決して云えないが(作者の特性を端的に示す)まさしく代表作!
怪獣オタクのドタバタ系ハードボイルドで作者が趣味で書いたのかもと思わせる。
書いている時の楽しさが読んでいて伝わる(実際は好きな世界故に苦しいらしい)
マニアックな作者のファン(私もその一人)には宝物の様な一冊で、愛すべきキャラクター達でもある。
オタク的なコレクター心理には物凄く共感出来てしまった。
しかし、一般大衆には肌が合わない作品な事は残念ながら揺るぎない事実でもある。
※採点についての余談
大倉崇裕作品はミステリー部分よりマニアックな共感部分に重点を置いて採点してしまう傾向が強い。
怪獣バンザイ!!!


No.14 7点 白戸修の事件簿
大倉崇裕
(2009/05/22 05:57登録)
単行本「ツール&ストール」(表題作)を改題して文庫化した物(内容は全く同じ)
主人公が事件に巻き込まれる連作短編集。
色々な犯罪の手口が楽しく読めるドタバタ・ミステリ。
一話目の秘密組織が最終話にも絡み連作としての趣向も楽しい。


No.13 6点 カンニング少女
黒田研二
(2009/05/22 05:54登録)
ミステリー色は薄いが、学生時代にしたカンニングを懐かしく思い出した。


No.12 7点 星降り山荘の殺人
倉知淳
(2009/05/22 05:52登録)
この作品のおかげで都筑「七十五羽の鴉」を読んだ。
その点で二度美味しい思いができた。

※ある意味ネタバレ
この作品の肝については未読な方の楽しみを奪いかねない事に配慮して触れない。
普通の論理的パズラーとして評価したら5点程度と思う。


No.11 6点 壺中の天国
倉知淳
(2009/05/22 05:48登録)
本格ミステリ大賞を何故受賞できたのか?
本格というよりオタク&プロファイリング小説路線の作品
普通に小説としては面白いが、犯人を知って何らカタルシスを得られない微妙な推理小説だった。


No.10 7点 ほうかご探偵隊
倉知淳
(2009/05/22 05:45登録)
傑作だ!と誉めちぎるだけのインパクトはないが、ミステリーランド作品では一番ミステリーランドらしい作品。
捻りも含めて「親子でミステリ読書」には一番の推奨作品。
※大人なら、猫丸先輩シリーズを一作でも先に読んでいれば、楽しみが増すだろう。
表紙を含めてイラストが可愛い。


No.9 5点 十月は二人三脚の消去法推理
霧舎巧
(2009/05/22 05:39登録)
図書館で借りる時に受付嬢に変な目で見られた。
でもこのシリーズ好きだから・・・。
意外な犯人の捻出でカタルシスが得られないのもシリーズのお約束。


No.8 4点 密室の鎮魂歌
岸田るり子
(2009/05/22 05:36登録)
密室物で、鮎川賞受賞作だが、期待して読むとガッカリするかも。
※以下ネタバレで作品を貶します!
一つの密室の解決が秘密の地下室な時点で本格を謳う鮎川賞には相応しくない作品と断言する。
タイトルに密室と銘打った時点で「作品の肝ではないから」との言い訳は通用しない。


No.7 6点 螺鈿迷宮
海堂尊
(2009/05/22 05:34登録)
前作を読んでるとシリーズの人間関係が見えてくるが、読む順番は守るべし!


No.6 6点 ナイチンゲールの沈黙
海堂尊
(2009/05/22 05:30登録)
読書中、主人公の歌声が心に響く。
シリーズ物は順番に読むべき。
これを読まずに次を読むとかなり損するかも?
ミステリー部分が見え見えなので採点は控え目。


No.5 7点 チーム・バチスタの栄光
海堂尊
(2009/05/22 05:26登録)
ドラマや映画も悪くはないが、原作から入るべきだったと後悔した。
※追記(’10.12.05)
先日、この作品より数年前に制作された「CSI:マイアミ」のエピソードで、遺族に解剖を拒否されたホレイショがAiを提案しアッサリ運用されたのを観て日本の死因究明に対する考えの遅れを痛感した。


No.4 7点 配達あかずきん
大崎梢
(2009/05/22 05:22登録)
ミステリとして読むのではなく、書店のドタバタ物として読めば楽しめる。


No.3 7点 赤ちゃんをさがせ
青井夏海
(2009/05/22 05:14登録)
助産師さんシリーズの連作短編集。
男なのに出産してみたくなった。
ほのぼのミステリの傑作だと思う。
因みに、このシリーズは全作共通で、ミステリとしてよりドタバタ部分が楽しい。


No.2 7点 見えない精霊
林泰広
(2009/05/22 05:02登録)
小説を使った種明かし付きのマジックショーが楽しめる。
沢山の疑問点が列記された読者挑戦があり、全ての疑問点が一撃で解決するのが読み所。


No.1 7点 誰もわたしを倒せない
伯方雪日
(2009/05/22 04:56登録)
ミステリとしては水準レベルの連作短編集。
(ネタバレ)
この出版社でのデビュー連作短編集らしい最後の捻りもある。
プロレス好きならニヤニヤできる(特に猪木が率いていた頃の新日)
※余談
某プロレスエッセイを読んで自分は全日派(馬場・鶴田)だった事が思い出された。

1256中の書評を表示しています 1241 - 1256