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ミステリの祭典

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ナイチンゲールの沈黙
田口&白鳥シリーズ

作家 海堂尊
出版日2006年10月
平均点5.75点
書評数8人

No.8 5点 測量ボ-イ
(2016/12/03 15:26登録)
1作めの「チ-ムバティスタ・・」より落ちる印象。
一応殺人事件が起きますが、その解決がトリックやロジックで
ないところにやや不満。

No.7 6点 itokin
(2011/03/10 08:56登録)
設定が悲しく、暗すぎる、医学のうん蓄が長すぎる、そして最後のオカルトで興味がそがれる。加納と白鳥のキャラが似ているのも気になる。全体としては良くまとまっているのだが・・・。

No.6 5点 touko
(2010/02/17 00:02登録)
文章が読みづらく、ギャグが寒いのは毎回だから、まあいいか……。
これを最初に読んだ時は、もっと落ち着いてわかりやすく書いてよ~なんて思ったけど、今思えば、粗製乱造気味の後発作品に比べれば、はるかに落ち着いていたのでした。
それでも、キャラだとか医療現場からの告発だとか、この作家にしかないという売り物になるものが沢山あるから強いんでしょうねえ。

No.5 5点 まさむね
(2010/02/06 17:32登録)
書評にこう書くのは恥ずかしい限りですが,読後1年経っても自分で「好き」なのか「嫌い」なのか判然としない作品。
田口・白鳥コンビの小気味よいやり取り&小夜と少年の感動物語は結構好きなのですが,個人的には冴子の存在・発言に超違和感が。
現実味という点でも相当マイナス。バチスタと敢えて雰囲気を変えてきた趣旨は分かるし,読ませる巧さも否定しないのですが…やっぱり「好き」か「嫌い」か判然としないですね。

No.4 5点 E-BANKER
(2009/08/24 21:34登録)
大好評の田口&白鳥シリーズ第2弾。
名作「チームバチスタの栄光」と同じ大学病院が舞台です。
~東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は眼球に発生する癌-網膜芽腫(レティノプラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口に依頼する。その渦中に患者の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は、院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で入院した伝説の歌姫、そこに厚労省の変人・白鳥も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく・・・~

前作に比べるとミステリー感は薄まってますね。
相変わらずスピード感ある展開と、魅力的なキャラたち・・・
今回から加わった白鳥の天敵、加納警視正もキャラ立ってるねぇ。
ただ、ミステリー的な観点からはちょっとよく分からないというのが正直な感想でしょうか。
殺人事件が起こることは起こるけど、ロジックやトリックなどというものからは離れてしまいました。
まっ、シリーズ作品ということで、ファンならば読んでおくべきなのかもしれません。

No.3 6点 江守森江
(2009/05/22 05:30登録)
読書中、主人公の歌声が心に響く。
シリーズ物は順番に読むべき。
これを読まずに次を読むとかなり損するかも?
ミステリー部分が見え見えなので採点は控え目。

No.2 7点 VOLKS
(2008/07/22 12:00登録)
田口&白鳥が前作に引き続きオイシイ。今回は更に白鳥の天敵キャラを据えた事もいい。
ただ、キャラが際立っているわりに、内容は前作を超えられなかった気がする。推理の鍵は、医学的に有り得ない事象ではないようではあるが、一般的に広く知れ渡っていないせいか文章力のせいか、「不思議感」が強く残り、読み手に与える印象が薄いと感じた。

No.1 7点 白い風
(2008/06/11 19:58登録)
”愚痴外来”田口&”ロジカル・モンスター”白鳥コンビシリーズ第2弾です。
相変わらず個性的なキャラのオンパレード、楽しめます。
ミステリ性は第1弾より落ちる気がしますが、キャラを理解できている分、内容は楽しめました。
ただ、単独でも楽しめるかもしれませんが、キャラを楽しむ上でも「チーム・バチスタ」の後に読むことをお勧めします。

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