無法地帯 幻の?を捜せ! |
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作家 | 大倉崇裕 |
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出版日 | 2003年11月 |
平均点 | 4.67点 |
書評数 | 3人 |
No.3 | 5点 | makomako | |
(2010/07/11 17:36登録) おたくの書いたおたく向けミステリー。登場人物のやることがめちゃくちゃでとてもこの世界についていけないと思ったらおしまいでしょう。よくこんな話を書いたもんだ。 作者の三人目の幽霊や白戸修の事件簿を読んでこの作者を好きになったのでインターネットで買ったが、本屋で見たらきっと買っていないね。 それでも5点としたのは私もゴジラの映画はすべて見ているし仮面ライダーはクウガ以後は楽しみにしているし(おたくじゃないよ、少年の心を忘れないだけ)。多少のシンパシーがあるので。 |
No.2 | 2点 | kanamori | |
(2010/07/02 22:57登録) 怪獣のプラモデルの争奪戦を描いたドタバタ劇。 作者の趣味を前面に押し出した内容で、全く興味がない身にはどうでもいい作品でした。 |
No.1 | 7点 | 江守森江 | |
(2009/05/22 06:01登録) 最高傑作とは決して云えないが(作者の特性を端的に示す)まさしく代表作! 怪獣オタクのドタバタ系ハードボイルドで作者が趣味で書いたのかもと思わせる。 書いている時の楽しさが読んでいて伝わる(実際は好きな世界故に苦しいらしい) マニアックな作者のファン(私もその一人)には宝物の様な一冊で、愛すべきキャラクター達でもある。 オタク的なコレクター心理には物凄く共感出来てしまった。 しかし、一般大衆には肌が合わない作品な事は残念ながら揺るぎない事実でもある。 ※採点についての余談 大倉崇裕作品はミステリー部分よりマニアックな共感部分に重点を置いて採点してしまう傾向が強い。 怪獣バンザイ!!! |