| nukkamさんの登録情報 | |
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| 平均点:5.44点 | 書評数:2929件 |
| No.1209 | 5点 | 死は囁く フランセス&リチャード・ロックリッジ |
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(2016/05/21 23:23登録) (ネタバレなしです) 1953年発表のノース夫妻シリーズシリーズ第17作で、本格派推理小説と巻き込まれ型サスペンス小説のジャンルミックスミステリーです。プロットはかなり粗くてご都合主義的な展開が目立つし、一応犯人の正体は最後まで伏せられているとはいえウェイガンド警部の推理はしっかりした謎解きを期待する読者には物足りないレベルですが、巧みなストーリーテリングとテンポのよさでぐいぐい読ませます。それでも現代推理小説全集版の半世紀以上前の古い翻訳はさすがに読んでて違和感を覚える時があります。「南京町」とはチャイナタウンのことでしょうか? |
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| No.1208 | 5点 | 屍衣の流行 マージェリー・アリンガム |
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(2016/05/21 23:02登録) (ネタバレなしです) 1938年発表のアルバート・キャンピオンシリーズ第10作は、「判事への花束」(1936年)、「クロエへの挽歌」(1937年)と共に業界を舞台にして「ミステリーと風俗小説の融合」を具現化した作品とされています。本書の場合はファッション業界ですが外面的な描写はそれほどなく、女優ジョージア・ウェルズを中心にした複雑な人間模様がたっぷりと描かれています。キャンピオン兄妹に加えて「甘美なる危険」(1933年)に登場したアマンダも活躍してなかなか賑やかです。ただミステリーのプロットとしては最初の事件は自殺ということで扱いがあっさりだし、第2の事件も一見事故死のため本腰を入れた探偵活動がなかなか始まらず回りくどく感じるかもしれません。それでも伏線は結構きっちりと張られていますし、巻末解説でベタ誉めしている「唯一無二」のトリック(某有名英国作家の有名作品に似た例があるのを解説者は失念しているようですが本書の方が先んじていることは確かです)も印象的で、本格派推理小説としてきちんと着地しています。 |
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| No.1207 | 6点 | マリンゼー島連続殺人事件 デニス・ホイートリー |
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(2016/05/21 22:50登録) (ネタバレなしです) ジョー・リンクス原案、デニス・ホイートリー著による1938年発表の捜査フィル・ミステリーシリーズ第3作は密室あり、連続殺人ありと結構派手な筋立てです。過去2作に登場したシュワッブ警部補がまたまた登場ですが今回は19世紀末に起こった事件の記録提供者という立場で、直接捜査には関わりません(彼ならではという役割は与えられていますが)。無論事件当時の警察担当者はいるのですが、あまり捜査は細かく描写されていません。細かすぎる感のあった過去2作とやや粗っぽい感のある本書、どちらを上位に置くかは読者間で分かれそうですが3作の中では本書が展開がスピーディーで読みやすく、どんでん返しが鮮やかであることは間違いありません。 |
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| No.1206 | 5点 | 優雅な町の犯罪 キャロリン・G・ハート |
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(2016/05/21 22:02登録) (ネタバレなしです) 1994年発表のヘンリー・Oシリーズ第2作です。生身の人間としては登場しない被害者の人物像が少しずつ形を成していく展開がなかなか面白く、最初は協力的だった関係者がヘンリー・Oの捜査が進むにつれ段々と様子が変わっていくところも読みどころです。ヘンリー・Oの探偵活動も最初はある容疑者の冤罪を晴らすためだったのがやがて被害者の無念を晴らすことが1番の目的になり、生きている人々の思惑と対立しようとも手心を加えない姿勢にはハードボイルド小説の探偵を彷彿させるものがあります。随所で推理もしていますが肝心の結末が論理的解決でないので本格派好きの私としてはちょっと物足りなかったです。 |
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| No.1205 | 6点 | カッコウの呼び声 ロバート・ガルブレイス |
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(2016/05/21 21:33登録) (ネタバレなしです) 元軍人というプロフィールまで用意して2013年にコーモラン・ストライクシリーズ第1作となる本書でデビューした英国のロバート・ガルブレイス、デビュー直後はそれほど話題にならなかったようですが発売後わずか3ヶ月でその正体が世界的ヒットのファンタジー小説ハリー・ポッターシリーズの作者J・K・ローリング(1965年生まれ)であることが発覚し、本書もあっという間に売れまくりです。私立探偵のコーモラン・ストライクが、自殺したとされるスーパーモデルの兄から自殺のはずがないから調べて欲しいという依頼を受けて調査するプロットです。なかなか大きな進展を見せない地道な捜査描写が続くところはP・D・ジェイムズの「女には向かない職業」(1972年)を連想しました。登場人物描写はジェイムズよりも通俗的なところがありますが、その分感情豊かであり個性を感じさせます。前半はやや冗長な感もありますが後半(第四部10章あたりから)になると謎解きが盛り上がり本格派推理小説としての面白さが加速します。コーモランと秘書のロビン(推理はしませんが非常に優秀)のコンビぶりもいい味出しています。 |
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| No.1204 | 3点 | 事件の後はカプチーノ クレオ・コイル |
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(2016/05/20 13:25登録) (ネタバレなしです) 2004年発表のクレア・コージーシリーズ第2作は意外にもロマンチック・サスペンス風な展開に驚きました。ユーモアもありますが前作に比べると後退しており、コージー派らしからぬ結末の迎え方にはこのシリーズの今後はどうなるんだろうと思わせます。前作以上に推理色が薄くて本格派路線から遠ざかっており、謎解きの面白さ重視の私には残念です。コーヒーの香りは相変わらず濃厚ですが(笑)。 |
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| No.1203 | 6点 | サウサンプトンの殺人 F・W・クロフツ |
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(2016/05/20 13:00登録) (ネタバレなしです) 1934年発表のフレンチシリーズ第12作で、前作「クロイドン発12時30分」(1934年)と同じく犯人の正体をあらかじめ読者に提示している倒叙推理小説です。セメント製造会社の面々がライヴァル会社のセメント製法を探ろうと画策する企業小説であり犯罪小説であり、そこにフレンチ側から描いた捜査小説を絡めています。後半になると新たな事件が発生しますが今度は倒叙形式でなく犯人当て要素を含んでいて、全体としては倒叙&本格派のプロットになっているという、構成に工夫を凝らした作品です。理系トリックが使われているところが私にはやや難解に過ぎましたが、これもクロフツならではの特色と言えるでしょう。 |
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| No.1202 | 5点 | 釣りおとした大魚 A・A・フェア |
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(2016/05/20 12:27登録) (ネタバレなしです) 1963年発表のドナルド・ラム&バーサ・クールシリーズ第24作です。脅迫状や無言電話に悩まされる女性を護衛するところから始まりますが、激しい息遣いだけの無言電話って何だかテレフォンセックスにも解釈できそうですね(笑)。まあそこはガードナー(フェア)だけあって過激なエログロ路線には走りません(といっても今回の事件背景には夜のお遊びが見え隠れしています)。肉体的には頼りなさげなドナルドがいやがらせ電話の相手に結構強気な発言しているのもなかなか新鮮です。ページ数も多くなくて読みやすい作品ですが、殺人の動機が後づけ説明気味だったり、いやがらせ事件の解決が中途半端なようなところがあったりと謎解きとしては粗削りです。 |
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| No.1201 | 6点 | 「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察 マーサ・グライムズ |
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(2016/05/20 12:19登録) (ネタバレなしです) 1983年発表のリチャード・ジュリーシリーズ第3作です。ついにジュリーは警視に昇進していますが、職場待遇面ではあまり変わっていないようです(笑)。冒頭でロンドンの事件が起きますが、その後はロンドンから40マイルほどリトルボーンの事件(小犬が人間の指をくわえてくる猟奇的事件)の捜査場面が延々と続き、どのようにロンドンの事件と結びつくかという興味で引っ張ります。子供の描写に優れた作者ですが、本書ではちょっとませた少女(決して悪い子ではありませんけど)が大人(特にメルローズ・プラント)を振り回すのが何ともおかしいです。もっともユーモアも見せている一方で、犯人の冷酷さや事件の悲劇性なども描かれており、サスペンスにも事欠きません。第15章で冒険小説を連想させるような謎めいた地図を登場させているのが珍しい趣向です(その謎解きには一種の専門知識が必要で一般読者になじみにくいのですが)。 |
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| No.1200 | 6点 | 詩人と狂人たち G・K・チェスタトン |
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(2016/05/18 19:48登録) (ネタバレなしです) 詩人で画家のガブリエル・ゲイルのシリーズ短編8作は1921年から1928年にかけての結構な年月をかけて発表され、1929年に短編集としてまとめられました。。このゲイルの描写がなかなか謎めいていて、ある作品では狂人の心を理解して狂人を助けようとしたり、ある作品では狂人になりきろうとして本当に発狂したのではと周囲を心配させたり、ある作品では自分自身を「狂人」と明言しています。通常の本格派推理小説の謎解きからかけ離れた作品も多く、最も個性的な「ガブリエル・ゲイルの犯罪」は、形而上学とか唯物論とか観念論とか難解な用語が多くて読者を選びそうな作品です。謎解きとして面白いのは「鱶の影」と「紫の宝石」あたりでしょう。「石の指」の突拍子もないトリックも(現実的かはともかく)強烈な印象を残します。最後の作品「危険な収容所」では予想もしない、さわやかとも言える読後感を残す結末にびっくりさせられます。 |
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| No.1199 | 5点 | あらゆる信念 ライア・マテラ |
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(2016/05/18 19:33登録) (ネタバレなしです) 1991年発表のウィラ・ジャクスンシリーズ第4作です。このシリーズはウィラのキャラクター小説的要素が非常に強いのですが特に本書はミステリーとしてはかなり変則的で、フーダニット(犯人探し)としては成立していません(といっても推理がないわけではありませんが)。第2作の「殺人はラディカルに」(1988年)と比べるとウィラを取り巻く環境の変化にも驚きますが、それ以上に驚いたのがウィラ自身の変化です。今までは打ちのめされてもそれを打破しようとしている姿勢を見せていたのが、本書では瞬間的に激昂することはあっても長続きせず、やめていたマリファナに手を出したり高所から飛び降りることが頭をよぎったりと、現実逃避に走りそうなウィラが痛々しいほどです。脳天気なコージー派ミステリー全盛の時代にこのような沈痛な雰囲気のミステリーはかなり異色の存在だったのでは。 |
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| No.1198 | 5点 | 図書館の親子 ジェフ・アボット |
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(2016/05/18 19:28登録) (ネタバレなしです) 1996年発表のジョーダン・ポティートシリーズ第3作です。前作「図書館の美女」(1995年)で明かされた秘密に本書で触れている個所があります。前作では、ある人物に対する主人公の態度にいまひとつ釈然としないところもあったのですが本書では家族愛と友情がメインテーマになっているためか主人公に共感しやすかったです。もっとも容疑者の中に家族や親友がいるというプロットのため、非常に重苦しく緊迫感のあるストーリーとなっています。謎解きとしては1番肝心な謎こそ推理していますが、大半は脅迫で自白させているような気が...(笑)。 |
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| No.1197 | 5点 | ハロウィーン・パーティ アガサ・クリスティー |
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(2016/05/18 19:25登録) (ネタバレなしです) 1969年発表のエルキュール・ポアロシリーズ第31作の本格派推理小説でタイトル通りハロウィーン・パーティーの最中に殺人が起こります。「第三の女」(1966年)と同じく本書でも回想の殺人を扱っていますが、どの未解決事件を追わねばならないかをまず絞り込まねばならない展開にはもどかしさを感じます。それにポアロの謎解き説明を聞くと現在の殺人だけでも十分犯人を特定できたのではという疑問もあり、いやに遠回りして解決しているような気がしました。ところどころではっとするような美しい描写があり、幻想的な雰囲気を醸し出しているのが印象的です。 |
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| No.1196 | 8点 | 試行錯誤 アントニイ・バークリー |
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(2016/05/18 18:54登録) (ネタバレなしです) 1937年発表のチタウィック氏シリーズ第3作です。不治の病で余命わずかのトッドハンター氏が悪を除去する目的で犠牲者を探し始めるという何とも風変わりな展開の本書は一応本格派推理小説には分類できるのですが、あまりにも規格外のプロットなので感想を書きにくいです(何を書いてもネタバレになりそう)。バークリー作品としてはかなりの大作ですが、どんどん予想しない方向に突き進む展開のおかげでだれることなく読めました。道徳とか倫理とかで本書を論じるとおそらく否定的結論に行き着くとは思いますが、そこはあくまでもフィクションの世界と割り切りましょう(大体ミステリーをそういう切り口で読む人もそういないでしょうけど)。まあ子供に読ませる最初の一冊でもないとは思いますが(笑)。 |
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| No.1195 | 4点 | クイーン検察局 エラリイ・クイーン |
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(2016/05/18 13:05登録) (ネタバレなしです) 1955年発表のエラリー・クイーンシリーズ第4短編集ですが、収められた18作の内17作はショート・ショートです。そのためトリックや手掛かりの一発勝負的作品が多いのはやむを得ないところで、出来不出来のばらつきも大きいです。英語力や専門知識や日本人になじみのないアメリカの日常生活ネタがからむ作品は感銘しませんが、「七月の雪つぶて」(不可能犯罪トリックは感心しませんがスケールの大きいプロットが面白い)、「あなたのお金を倍に」(トリックの必要性が全く感じられませんがストーリーの切れ味は文句ありません)、「消えた子供」(短いページで誘拐と家族ドラマをうまく処理しています)などはそこそこ面白かったです。そして唯一の短編である「ライツヴィルの盗賊」、これは論理的推理がしっかりしていてよかってです。 |
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| No.1194 | 6点 | 「老いぼれ腰抜け」亭の純情 マーサ・グライムズ |
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(2016/05/18 12:20登録) (ネタバレなしです) 1991年発表のリチャード・ジュリーシリーズ第11作の本格派推理小説です。前作の「『古き沈黙』亭のさても面妖」(1989年)同様に分厚い本ですが、前作に比べて格段に読みやすく感じたのは複雑な人間関係の中でも物語の中心人物をしっかり設定しているからだと思います。ジュリーの謎解き説明もこの頃の作品の中では丁寧に犯行を再構成していてわかりやすいものです。もっとも推理にはかなり苦しいところがあるし、中盤では一時退場にされてしまうなど脇役扱いとまではいわないまでも今回は結構ひどい扱い方をされています(笑)。結末が予想だにしない「荒々しい」決着の付け方で終わっており、これには読者も賛否両論かも。それだけに強い印象を残していることは間違いありませんが。 |
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| No.1193 | 6点 | その死者の名は エリザベス・フェラーズ |
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(2016/05/17 19:59登録) (ネタバレなしです) 英国の女性作家エリザベス・フェラーズ(1907-1995)は活躍時期がアガサ・クリスティー(1890-1976)とほぼ20年ずれています。70冊を越す多作家であること、80歳過ぎても精力的に作品を書き続けたこと、英米両国での評価も高いことなど質量共に間違いなくポスト・クリスティー作家の一人と言える存在のようですが、ほとんどの作品がまだ日本に未紹介でその実力を十分に確認できないのが残念です。本書は1940年発表のデビュー作で、全部で5作書かれたトビー・ダイク&ジョージの第1作です。この珍コンビシリーズはユーモアたっぷりの明るい本格派推理小説であることが特徴で、これはフェラーズとしてはむしろ異色です。犯人探しであると同時に被害者探しのユニークなミステリーで、なかなか凝った造りになっています。 |
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| No.1192 | 6点 | わが職業は死 P・D・ジェイムズ |
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(2016/05/17 19:42登録) (ネタバレなしです) 1977年発表のダルグリッシュシリーズ第7作です(出番の少ない「女には向かない職業」(1972年)もシリーズ作品としてカウントしてます)。1970年代には4作品が発表されていますが、この時期の作品は登場人物が感情を抑制したような態度をとることが多くて感情移入しにくく、重厚で晦渋な描写とあいまって私の読解力ではとにかく読みにくかったのですがその中で本書は(あくまでもジェイムズ作品としてはですが)読み易いです。まず被害者がいかにも恨みを買いそうな嫌な奴だということが最初からストレートに伝わっています。そしてある人物が密かに抱いた復讐心や、別のある人物が終盤であげた悲痛な叫びなど感情をむき出しにする場面が随所にあります。派手な謎解きではありませんがちゃんと犯人当て本格派推理小説のプロットになっています。ただハヤカワ文庫版の粗筋紹介で「密室」を強調しているのは的外れだと思います(不可能犯罪の謎解きを期待してはいけません)。 |
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| No.1191 | 9点 | 赤後家の殺人 カーター・ディクスン |
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(2016/05/17 19:19登録) (ネタバレなしです) 1935年発表のH・M卿シリーズ第3作の本格派推理小説です。ちなみに「赤後家」(The Red Widow)というのはギロチン(断頭台)の意味だそうです。この作者得意の不可能犯罪を扱っていますが、単に密閉された部屋での殺人というだけでなく死んでいるはずの被害者が部屋の外からの呼びかけに答えていたという状況設定は絶妙な謎づくりです。第9章で語られる、部屋にまつわる伝説も物語の雰囲気を盛り上げて効果抜群だし中盤では過去の事件のトリックがH・M卿によって明らかになりますが、しかしそのトリックは現在の殺人では使えないという展開もまた謎を更に深めていきます。無茶な点、不自然な点、都合よすぎる点など問題点もないわけではありませんが、冒頭の「いったい部屋が人を殺せるもんかね」というせりふだけで私はもう十分に「ごちそうさま」でした(笑)。 |
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| No.1190 | 7点 | 老人たちの生活と推理 コリン・ホルト・ソーヤー |
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(2016/05/17 18:55登録) (ネタバレなしです) 米国の女性作家コリン・ホルト・ソーヤーはカリフォルニアの高級老人ホーム「海の上のカムデン」を舞台にしたコージー派の本格派推理小説シリーズを8作発表しました(中には違う場所が舞台となる作品もありますが)。その第1作が1988年発表の本書です。シリーズ第1作として重要なだけでなく異色の部分もあります。辛辣なアンジェラと冷静(?)なキャレドニアの2人が主人公で、特にアンジェラのキャラクターは個性的で目を放せません。この2人がアマチュア探偵として活躍するのがシリーズの基本パターンですが、本書が異色なのはさらに2人の仲間を引きずり込んで探偵カルテットとして活動していることです。取り組み姿勢は人によってばらつきがあって足並みが乱れ気味なのはロナルド・A・ノックスの「陸橋殺人事件」(1925年)をちょっと連想させます。猛進型のアンジェラとそれに引きずりまわされる他の人たちという図式がユーモラスに描かれていて面白いです。謎解きもかなり力が入っておりその代わり「コージーっぽさを前面に押し出していない」とminiさんがご講評されているのもなるほどと思います。個人的には謎解きも充実している貴重なコージー派と評価しています。 |
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