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ミステリの祭典

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釣りおとした大魚
バーサ・クール&ドナルド・ラム

作家 A・A・フェア
出版日1963年01月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 弾十六
(2020/02/02 09:53登録)
クール&ラム第24話。1963年4月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。)
無言電話と脅迫状に怯える秘書のため24時間のボディガードを引き受けます。あまり複雑でない筋ですが、登場人物の動機がよくわからない行動が多い感じです。翻訳は「約束を与えたです。」「よくやったです。」など「です」がつくセリフがちょいちょい変でした。セラーズがラム君を呼ぶとき「小瓶さん」なんですよ… (原文Pint size)
(2017年7月16日記載)

No.1 5点 nukkam
(2016/05/20 12:27登録)
(ネタバレなしです) 1963年発表のドナルド・ラム&バーサ・クールシリーズ第24作です。脅迫状や無言電話に悩まされる女性を護衛するところから始まりますが、激しい息遣いだけの無言電話って何だかテレフォンセックスにも解釈できそうですね(笑)。まあそこはガードナー(フェア)だけあって過激なエログロ路線には走りません(といっても今回の事件背景には夜のお遊びが見え隠れしています)。肉体的には頼りなさげなドナルドがいやがらせ電話の相手に結構強気な発言しているのもなかなか新鮮です。ページ数も多くなくて読みやすい作品ですが、殺人の動機が後づけ説明気味だったり、いやがらせ事件の解決が中途半端なようなところがあったりと謎解きとしては粗削りです。

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