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ミステリの祭典

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図書館の親子
図書館館長ジョーダン・ポティート

作家 ジェフ・アボット
出版日1998年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/05/18 19:28登録)
(ネタバレなしです) 1996年発表のジョーダン・ポティートシリーズ第3作です。前作「図書館の美女」(1995年)で明かされた秘密に本書で触れている個所があります。前作では、ある人物に対する主人公の態度にいまひとつ釈然としないところもあったのですが本書では家族愛と友情がメインテーマになっているためか主人公に共感しやすかったです。もっとも容疑者の中に家族や親友がいるというプロットのため、非常に重苦しく緊迫感のあるストーリーとなっています。謎解きとしては1番肝心な謎こそ推理していますが、大半は脅迫で自白させているような気が...(笑)。

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