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ミステリの祭典

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白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.272 6点 謎解きはディナーのあとで 2
東川篤哉
(2012/04/29 00:23登録)
テレビ放送があると知って1作目を読みました。
でも、テレビはこの2の内容も放送されていたので、ネタバレ状態で読むことになりました。
ただ、テレビとはかなり違ってましたね(当然、テレビの方がかなり脚色されてました)
その違いなどはかえって楽しめた方かな。
漫画・コミックを読んでいるような楽しみ方だけどね(笑)


No.271 8点 マスカレード・ホテル
東野圭吾
(2012/04/23 23:51登録)
久し振りの東野作品、今回も大いに楽しめました。
今回は謎解きと云うより、人間模様の面白さだったね。
主人公の刑事・新田とホテルのフロント係の山岸尚美の二人のプロフェッショナルの見方も楽しめました。
ただ、全く余談だけど、どんな仕事も大変だな~って思っちゃった(笑)
新田・尚美・能瀬たちステキなキャラだったけど、さぁ続編はあるのかな?


No.270 7点 おまえさん
宮部みゆき
(2012/04/19 00:17登録)
上下あわせて、約1000ページ以上の大作でしたが、最後まで飽きることなく楽しめました。
題名にもなっている「おまえさん」もそうですが、その後の「残り柿」「転び神」「磯の鮑」がスピンオフ的な味わいがあってより楽しめました。
今回も新しいメンバーが増えてきたけど、益々今後の展開が気になりますね。
特に三男の淳三郎に期待したいですね。


No.269 7点 キングを探せ
法月綸太郎
(2012/04/08 16:23登録)
だれを、だれが、どこで、いつ、どうやって・・・。
トランプカードと共にHNと本名も入り混じって、最後まで上手く誤魔化されましたね。
4名の交換殺人、最後まで楽しめました。


No.268 7点 怪盗グリフィン、絶体絶命
法月綸太郎
(2012/03/13 00:03登録)
昨年から読んでいる”ミステリーランド”記念すべき10冊目。
怪盗の話も子供向けには良かったんじゃないかな?
(大人の私も楽しめたしね(笑))
人形の入れ替えの話も十分面白かったよ。


No.267 6点 春から夏、やがて冬
歌野晶午
(2012/03/01 23:24登録)
う~ん、悲しすぎる・・・。
基本、ミステリーは事件が起こり、つまり人が亡くなる訳なんだけど、今回は殺す側、殺される側も救いが無い気がする。
作家があの「葉桜」の歌野さん、帯に”ラスト5ページで世界が反転する!”とあったので、前半から必要以上に慎重に読んじゃったよ(笑)
後半「そんな偶然ないだろ!」とツッコミながら読んでいたけど、やっぱり無いよね(笑)


No.266 7点 奇面館の殺人
綾辻行人
(2012/02/25 22:43登録)
「館」シリーズ第9作ですね。
相変わらず特殊空間でのお話だけど、それが「館」シリーズの良さですよね。
第1作目の「十角館」のような雰囲気もあって私は楽しめました。
ただ、もう9作目になると中村青司の建築物だから、密室状態と云われてもね(笑)
(絶対、抜け道があるもんね(笑))

最後となる第10作目、本当に楽しみですね。


No.265 7点 放課後はミステリーとともに
東川篤哉
(2012/02/22 00:08登録)
昨年テレビ放送などで話題になった「謎解きはディナーのあとで」の次に読んでみました。
形式は同じような短編集で楽しめました。
短編集だしトリックは大掛かりじゃないけど、主人公の霧ヶ峰涼を筆頭にキャラが楽しめました。
だから、ミステリ度より青春小説の意味合いが強かったけどね。
でも、「ディナーのあとで」の宝生麗子同様、涼も副部長だけど謎解きは人任せだね(笑)
これも、テレビドラマ化すればそれなりに面白いかもね。


No.264 6点 聖なる怪物たち
河原れん
(2012/02/13 20:04登録)
これまた、ドラマの原作になっているので手にとってみました。
確かにドラマ向きの内容ですね。
でもドラマ自体は見てませんが、2時間ドラマ向きかな?
ただ、最近の医療ミステリーはどれも医者不足などの不平不満が満載ですね。
(ちょっとウンザリ気味なんだけど・・・)


No.263 3点 ダーティ・ママ!
秦建日子
(2012/02/09 23:23登録)
ドラマの原作と思って読んでみたけど、単にドラマのあらすじを読んでいるみたい。
主人公などのキャラ設定自体は悪くはないとは思うんだけどね。
でも、内容は1時間ドラマレベルだったな。


No.262 6点 銃とチョコレート
乙一
(2012/01/20 20:30登録)
昨年から読んでいる”ミステリーランド”9冊目。
怪盗が出てきたり、宝の地図が出てきたりして今まで読んだ中で一番子供がワクワクする内容だと思いました。
ちょっと架空の世界の話だけに、冒険小説にも感じられましたね。
それに登場人物がチョコレート菓子名にもなっているのも楽しめました。
(脇役についてもネットで調べちゃいました(笑))


No.261 7点 いつか、ふたりは二匹
西澤保彦
(2012/01/15 13:17登録)
久し振りの”ミステリーランド”でしたが、楽しめました。
しかし、こう云うちょっと奇想天外の内容を書かせれば一品だね(笑)
今回はネコに乗り移って事件を解くって内容だったけど、子供にも受け入れ易いと思うしね。
ピーターとジェニイが出てくるというポール・ギャリコの「ジェニイ」も読んでみたくなりましたね。


No.260 6点 日暮らし
宮部みゆき
(2012/01/12 20:32登録)
前作「ぼんくら」に続いて主だったメンバーが出演だったので、すっーと入っていけましたね。
上巻の「おまんま」「嫌い虫」「子盗り鬼」などの短編が最後の「日暮らし」に上手く利用されていてこの辺は流石だな~って思わせてくれますね。
弓之助くんの活躍は一種の安楽椅子探偵の雰囲気もあって私は好きですね。


No.259 6点 真夏の方程式
東野圭吾
(2012/01/02 22:57登録)
事件の重要な当事者が中学生の少女と小学生の男の子。
ちょっと今までの東野作品に無い傾向だよね。
ジュブナイル的な印象を持ったけど、楽しめました。
途中で真相にたどりつきそうだったけど、ラストはやっぱり東野作品、驚きと共に楽しめました。
ただ、トリック的には普通だったね。


No.258 6点 愛娘にさよならを
秦建日子
(2011/12/27 21:14登録)
もうテレビのシリーズと全く違う方向にいっているけど、楽しめました。
逆にちょっと叙述トリックっぽいので映像化は難しいかもね。
ラストはまだまだこのシリーズが続く予感もさせてくれますね。


No.257 4点 ナニワ・モンスター
海堂尊
(2011/12/20 23:41登録)
またしても海堂さん主張の”Aiセンター”設立に向けての大ストーリーの一部なんだね(笑)
確かに1冊の本にまとまっているけど、なんかその”大テーマー”の一端の話の感じちゃうんだよね。
うーん、このシリーズ一体いつ完結するんだろう・・・もしかして後10巻は続くかも?(爆)
(もう、私は挫折しそう・・・)


No.256 7点 ほうかご探偵隊
倉知淳
(2011/12/16 17:43登録)
学校内で起こる連続不要物消失事件の謎を探ろうとする、放課後探偵隊のお話。
読む進めていった際、中盤過ぎた時からいきなりの謎解き?と思ったけど、その後の二転三転の構造も十二分に楽しめました。
今読んだ中では『ミステリーランド』の中では一番好きかも!
まっ、これはどの『ミステリーランド』にも云えることだけど、少年賢過ぎ!(笑)


No.255 5点 ぐるぐる猿と歌う鳥
加納朋子
(2011/12/13 18:33登録)
加納さんらしい作品だと思うな。
殺人事件が起きる訳じゃないけど、日頃のちょっとした謎を解きほぐす感じは好きです。
オチに当たる幼年次の”あや”の思い出も意外性があって子供にも受けると思うな。
ただ、題名にもなった”ぐるぐる猿と歌う鳥”の出来事・・・ちょっとサラリと流れちゃったのが残念だったかな。


No.254 3点 野球の国のアリス
北村薫
(2011/12/07 18:03登録)
あの有名な「不思議の国のアリス」のパロディ的な作品だったので、謎解きミステリーて云うよりファンタジー的要素の方が強かったかな。
だから、ここでの評価は低めにしたけど、子供には素直に勧められる、読みやすい内容になっていると思うよ。


No.253 5点 びっくり館の殺人
綾辻行人
(2011/12/02 23:15登録)
『ミステリーランド』4冊目だったけど、綾辻さんらしい作品だった気がするよ。
館シリーズの8作目にもなるんだね。
ただミステリー(トリック)は子供向けで、人形を扱ったホラー色が強かったね。
子供には十二分に楽しめる作品だと思うけどね。

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