home

ミステリの祭典

login
白い風さんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:432件

プロフィール| 書評

No.32 3点 最後のディナー
島田荘司
(2008/03/05 20:45登録)
偶然図書館で手にして読んだんだけど、前後の関係が分からなかった。
単独で読むと楽しめないと思う。
これって推理小説?恋愛小説?
ミステリと思えないのでスミマセンがこの点数にしちゃいました。


No.31 7点 悪魔が来りて笛を吹く
横溝正史
(2008/03/04 22:08登録)
映像のあるドラマの方が楽しめそう。
皆さんが書かれているラストの演奏の魅力や悪魔の紋章も文章ではちょっと伝わり難かった気がします。
でも、陰惨な雰囲気は横溝正史らしく私は好きです。


No.30 8点 時計館の殺人
綾辻行人
(2008/03/01 20:00登録)
大仕掛けのトリック、それと細かい疑問(謎)への解説、完読後の不満も全くナシ。
やられた!感は「十角館の・・・」の方が強いけど、ミステリとしてはこちらの方が好きかな。
事件の特殊性を含め最後まで見事に惹き付けられました。


No.29 4点 卒業−雪月花殺人ゲーム
東野圭吾
(2008/02/28 22:00登録)
ちょっと策士策に溺れるって感があります。
メインの”雪月花ゲーム”なんか分かるような分からないような・・・。
残念ながら今まで読んだ東野さんの長編の中では最低点を付けました。


No.28 8点 悪意
東野圭吾
(2008/02/23 23:26登録)
動機をテーマにした”ホワイダニット”の傑作だと思う。
決して犯人の動機に共感等はしませんが、そこに到る過程は読み応えありました。
いじめを扱った話ですが、「悪意」と云う題名も面白いと思う。
加賀恭一郎シリーズ結構好きなもので・・・。


No.27 7点 異邦の騎士
島田荘司
(2008/02/20 20:18登録)
20年ぶりに島田荘司の作品を読みました。
御手洗潔とワトソン役の石岡和己の出会いの作品。
今後の御手洗作品を読む方には必読の作品ですね。
ただ、ミステリとしてはビミョウかな?
恋愛を踏まえた青春小説として読めば評価はもっと上かも。
主人公と良子の関係を中心に、もし20代に読めばもう少し違った評価かもしれませんが。


No.26 5点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2008/02/20 20:11登録)
短編を引き伸ばした印象ですね。
彫刻の首と生首、もっとおどろおどろしい作品を期待していたんだけどね。
事件より人間関係がドロドロしていました。


No.25 5点 放課後
東野圭吾
(2008/02/18 23:19登録)
他の作品を読んだ後に読んだせいか大きな差を感じました。
この作品を含め東野さんの学園物は若いですね。


No.24 7点 幻夜
東野圭吾
(2008/02/18 23:16登録)
「白夜行」に続けて読みました。
別バージョンの作りですが、「白夜行」と比較してしまうと、二番煎じの感が否めません。
もし、「白夜行」が刊行されていなければ評価を上げていたかもしれませんが・・・。
でも、読んでいて飽きることは無かったです。


No.23 6点 蒲生邸事件
宮部みゆき
(2008/02/17 18:00登録)
歴史ミステリと云うよりSFの分野が強そう。
巻末の話の良さをかんがみても、減点してしまいました。
二・二六事件の緊迫感などは読んでいて面白かったです。


No.22 5点 理由
宮部みゆき
(2008/02/17 17:56登録)
宮部さんの文章力には感心するけど、ミステリとしてはどうかな。
事件の人間関係などの特異性は面白かったけど、ドラマティック性にちょっと乏しい平凡な印象を持ちました。


No.21 9点 白夜行
東野圭吾
(2008/02/12 23:41登録)
二人の男女(少年・少女)の2重構造での進行も、全く別の小説を同時進行させて読んでいる感じが印象深かったです。
題名通り昼間を歩けない(薄暗い夜道を歩く)二人の人生観(宿命)が私には惹きつけられました。


No.20 10点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2008/02/09 20:49登録)
緻密でいて大胆な発想が読み応えありました。
また、人を殺してしまった母娘の心情を含め、単なるトリックミステリで終わっていないところがまたいいですね。
今までに東野作品20作近く読みましたが、私のNo.1作品です。


No.19 6点 魔球
東野圭吾
(2008/02/09 20:43登録)
東野さんお得意のスポーツ作品の一つです。
初期の作品のなかでは読みやすい作品だと思う。
ただ、犯人を特定する手掛かりが少ないような気がします。


No.18 5点 乱鴉の島
有栖川有栖
(2008/02/09 20:36登録)
犯人当てミステリとしては、動機を全く無視ってのがちょっとどうかな?
遺体の移動理由の所はミステリらしく納得できました。
島に人々が集まった理由もちょっと弱いような気がしました。


No.17 7点 斜め屋敷の犯罪
島田荘司
(2008/02/07 22:00登録)
”占星術殺人事件”の後、続けて読みました。
同じく大胆なトリックでしたが、前作の感動が大きかった分それほど大きな感動は受けなかった思いがあります。
菊のエピソード分、少し加点しました。


No.16 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2008/02/07 21:57登録)
読んだのは20年近く前でしたけど、当時物凄く感動しました。
斬新な内容に加えて独特の雰囲気のある作品でした。
今思えば、本格ミステリの始まりだったんですね。


No.15 5点 探偵ガリレオ
東野圭吾
(2008/02/03 23:54登録)
ある意味工学部出身の東野さんらしい作品ですが、流石にちょっとムリがあるかな。
逆にテレビドラマは上手く仕上がっていたと思う。
文字(理論)より映像の方が伝え易い作品ですね。


No.14 7点 どんどん橋、落ちた
綾辻行人
(2008/02/02 18:47登録)
基本、”読者に挑戦”物好きなんです。
確かに「こんなのあり?」って云う作品だけど、二話以降はそれを踏まえて挑戦できました。
たまにはこういうのも面白いかも。


No.13 7点 十角館の殺人
綾辻行人
(2008/02/02 18:45登録)
「そして誰もいなくなった」をモチーフにした作品ですが、充分楽しめました。
ちょっと動機が弱い気はしましたけど・・・。
処女作としては大変、面白いと思います。

432中の書評を表示しています 401 - 420