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ミステリの祭典

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ぷねうまさんの登録情報
平均点:6.51点 書評数:177件

プロフィール| 書評

No.77 9点 斜め屋敷の犯罪
島田荘司
(2007/09/26 06:59登録)
実は超がつくほどのバカミス。
「うほっ」ってなった。


No.76 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2007/09/26 06:53登録)
これぞ本格の中の本格!本格好きを自称していながらこの作品を否定する人はモグリでしょう。しっかりしたお手本のようなトリック、御手洗の不可解な行動とそれが明かされる時のカタルシス。
読み終わったあと窓開けてベランダで「うおおおお!」と叫んだ。意味もなく。


No.75 8点 プリズム
貫井徳郎
(2007/09/26 06:42登録)
個人的には『慟哭』より好き。
各登場人物の事件に対する思考過程や論理の組み立て方は面白い。タイトルも秀逸。
真犯人を探すのは無粋だという指摘もあろうが、真相を探ろうと頑張っているサイトを見てなんかこういうのいいなって思った。


No.74 6点 慟哭
貫井徳郎
(2007/09/26 06:33登録)
まだ叙述トリックに免疫がなかった頃に読んだので衝撃を受けたのを覚えている。
だが、今思うと構成は割と単純で真相が分かった後の感慨も特に深いものではない。
物語としては展開は動くのだが単調で少し退屈だった。
後味の悪い読後感は嫌いではない。


No.73 7点 富豪刑事
筒井康隆
(2007/09/22 12:20登録)
こんな刑事いたら面白いだろうなあ、という発想で書かれた作品か。
確かにこんな刑事いたら面白いだろうな、と思ってしまった。


No.72 8点 ロートレック荘事件
筒井康隆
(2007/09/22 12:18登録)
もともと本格ミステリの人ではないのだからフェアかどうかを論ずるのは無意味な気がする。とにかく読者を驚かせたいという思いで書かれたのでは?
驚きました。


No.71 9点 ウロボロスの偽書
竹本健治
(2007/09/22 12:15登録)
忠告は親切すぎる。合わない人にはしょうがないので怒ってもらうしかないのでは。
どうせ、謎の解決なんて求めていないんだから、ラストはもっとアッサリ終わらせて欲しかった。


No.70 7点 匣の中の失楽
竹本健治
(2007/09/22 12:11登録)
これが評価されていなかったら僕の好きな作品郡は世に出ていなかっただろうと思う。
しかし、かなり期待して読んだのだがエンターテインメント性は薄かった。人物描写も分かりにくい。
ただ、冒頭の幻想性などは設定にピタリとあっていると思う。


No.69 6点 法月綸太郎の冒険
法月綸太郎
(2007/09/22 12:02登録)
小粒でピリリと辛い短編集。
ホワイダニットをやらせたらさすがにうまいなあと感心する。


No.68 6点 頼子のために
法月綸太郎
(2007/09/22 11:59登録)
色んなミステリを読んで「手記は疑うもの」という観念ができていたため、ちょっとガッカリ。結局かい、って。
ストーリー展開は悪くないし、ラストの後味の悪さも割りと好き。


No.67 5点 雪密室
法月綸太郎
(2007/09/22 11:57登録)
作者も認めているが思いっきり海外の古典を意識して書かれた作品。
それでいて、それを全く凌駕できていない。
基本的に好きな作家や作品のパロディとか踏襲するのが法月のアイデンティティなのかもしれないが、踏まえた作品を超えていない限り全く魅力は感じない。


No.66 8点 密閉教室
法月綸太郎
(2007/09/22 11:52登録)
これでもかという若さとパワーを感じた。これ以降の法月には「考えて書いてます」みたいなトリックもセコセコしたものが多いような印象を受けるがこれぐらい粗い方が好みだ。


No.65 8点 山ん中の獅見朋成雄
舞城王太郎
(2007/09/22 11:49登録)
やはりもはやミステリではない。
謎だとか理由とかはあってないようなもので、どんどんストーリーが進行していく。っていうか成雄の適応力早すぎ。
ラストで感動した。


No.64 7点 メルカトルと美袋のための殺人
麻耶雄嵩
(2007/09/22 11:45登録)
メルカトルの探偵像は結構気に入っている。
基本的に探偵ってなんか正義感とか「そこに事件があるから」とかよくわからん理屈で捜査するんだけど、こんな奴がいてもいいっていうか、実際いる。殺人を扱っているから不謹慎に思えるが、世の中こんな奴ばかり。かくいう僕も。


No.63 4点 まどろみ消去
森博嗣
(2007/09/22 11:38登録)
短編は向いていないのでは。


No.62 6点 封印再度
森博嗣
(2007/09/22 11:33登録)
壺と鍵のトリックは目を見張ったが、やはり萌絵にイライラした。
そういう意図で書かれてるなら素晴らしいと思うのだが、作者はこんな「おちゃめな萌絵」に萌えさせようとしているのではないかと勘繰ってしまう。
萌えねーよ。


No.61 4点 詩的私的ジャック
森博嗣
(2007/09/22 11:27登録)
なんでミステリ作家が描くミュージシャンってみんなこんな感じなのだろうか。
あまり入り込めなかった。


No.60 5点 冷たい密室と博士たち
森博嗣
(2007/09/22 11:25登録)
こんな普通の本格作品を書くのかと思ってしまった。
やはり、一作目でハードルが上がってしまったからか。
この作品の評価が低いのは、森にガチガチの本格要素が求められていないからで、僕もいらないと思う。


No.59 7点 すべてがFになる
森博嗣
(2007/09/22 11:22登録)
完全に文系の僕としてはやはり入り込みづらいところが多少あったが、物語の軸、サスペンス感は良かった。犀川と萌絵がどうなるのかはあまり気にならなかったが、とりあえず10作目までは読んでみようという気にさせられた。


No.58 10点 夏と冬の奏鳴曲
麻耶雄嵩
(2007/09/21 00:20登録)
期待していたが期待以上で返ってきてビックリした。
評価が分かれているのも納得するが、みんな、もっと、「分からないこと」を楽しもうよ。

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