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ミステリの祭典

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ハッチさんの登録情報
平均点:7.27点 書評数:44件

プロフィール| 書評

No.24 6点 ブルータスの心臓−完全犯罪殺人リレー
東野圭吾
(2003/09/05 22:08登録)
万年筆のトリックが気に入りました。人間模様に関しては、正直報われないやりきれなさを感じるけれど、仕方ないと言えば仕方ないかな。ただ動機がちょっと安易にいきすぎかな。


No.23 5点 白馬山荘殺人事件
東野圭吾
(2003/09/05 01:07登録)
うーん、東野作品にしては少々難有り。キャラの立ち具合と心の機微の描写は相変わらずの冴えですが、やはりマザーグースを題材にするのはちょっと難しい気がします。


No.22 8点 焦茶色のパステル
岡嶋二人
(2003/09/01 22:40登録)
競馬知りませんって状態だったんですが岡嶋氏の作品だし、と思って読んでみたら面白かった!個人的には「七年目の脅迫状」の方が好きですが、芙美子が自然体でかわいい!と感じた。


No.21 9点 鳥人計画
東野圭吾
(2003/09/01 22:30登録)
楽しめたけれど怖かった。現実のスポーツの世界も裏の努力はこんな感じなのかもしれない、と混同してしまう位リアル。何だか東野氏の作品の中では一番リアルな怖さのある作品でした。


No.20 4点 殺人喜劇の13人
芦辺拓
(2003/08/27 23:21登録)
ちょっと極端すぎる気がしました。登場人物が多すぎるのもあるんですが、色々書きたい事をあれこれ思いついては書き足していったらこういう話が出来上がった、という気がして。警察はやたら鈍だし。鮎川氏への熱の入れようが判るだけに、比べてかなりくどい。


No.19 8点 連鎖する数字
貫井徳郎
(2003/08/23 15:01登録)
(「ABC」殺人事件』収録作品。他著者・有栖川有栖/恩田陸/加納朋子/法月倫太郎)
いつも読み終わると「うーん」と考えさせられてしまう話ばかりですが、これも短編にしては細かい。ネタバレになってしまいますが、テレビ中継でピースサインしている野次馬に問題提起している所に「うーん」と考えた。オススメです。


No.18 6点 卒業−雪月花殺人ゲーム
東野圭吾
(2003/08/18 17:00登録)
キャラクターが先行していた時期の作品。まさかこの後「加賀シリーズ」ができるなんて思っていなかったから、読んでしばらく経った後再読した作品です。ミステリとしてはまだ初期段階だったのかな、という気もしますが、キャラクターの立ち方が良かったので割と好きです。


No.17 9点 クラインの壷
岡嶋二人
(2003/08/17 23:43登録)
当時この作品で解散、と聞いてえらくショックを受けた記憶があります。今でも早すぎた天才と思っていますが、この作品に関しては特にその思いが強いです。最初から最後まで引き込まれたままでした。オススメです。


No.16 9点 アルバイト探偵(アイ)
大沢在昌
(2003/08/17 23:39登録)
『アルバイト探偵』
赤川次郎卒業!で最初に読んだ話なんですが、結構スルスル読めて、そのまま新宿鮫シリーズも読めました(順番が逆だったら読めなかったなー)。面白かったし、ライトなハードボイルドで割と好きです。


No.15 8点 殺人者志願
岡嶋二人
(2003/08/17 23:33登録)
タッチが軽いので『焦茶色のパステル』や『あした天気にしておくれ』のような重厚ミステリと比べるとちょっとビックリ!だけど「やっぱり人を殺せない…」と断念して夫婦抱き合う所が印象に残った。ためらう所にリアリティを感じた。


No.14 8点 そして扉が閉ざされた
岡嶋二人
(2003/08/17 23:29登録)
岡嶋作品にしては珍しく一途ヒロインが出てきてちょっとホロリ。咲子より鮎美ちゃんの存在感が大きかった。


No.13 9点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2003/08/12 00:24登録)
人形シリーズの後に読んだので、ラスト一行で呆然…電車が終点に着いているのに一人意識がとんでました。その位当時はまだ叙述に不慣れだった、とも言えますが。確かに多少グロいけれど、オススメ本として周囲に勧めた位凄かった!


No.12 8点 十角館の殺人
綾辻行人
(2003/08/12 00:17登録)
今読むときっと5点位なんだろうけれど、当時はとても新鮮でした。館シリーズではやっぱりこれが一番かな。


No.11 2点 まどろみ消去
森博嗣
(2003/08/12 00:10登録)
初めて読んだ森氏作品です。途中でやめてしまいました。ひょっとすると最初に読むのは違う作品の方が良かったのかな。少なくとも違和感があるままでした。


No.10 9点 ステップファザー・ステップ
宮部みゆき
(2003/08/12 00:07登録)
「火車」の次に読んだので再度驚き!宮部氏には苦手なジャンルってないんだろうか、と思う位良かった。「子供だった部分〜」のくだりが印象的でした。


No.9 9点 クロスファイア
宮部みゆき
(2003/08/12 00:01登録)
一言「特殊能力」と言っても攻撃能力なのか否かで考えも運命も変わってしまう事にまた考えさせられた。そりゃ鳩笛草の時も随分簡単に力を使うんだな、とは思ったけれど、やっぱりラストはかなり泣いた。最高だけど悲しいのでマイナス1点。


No.8 8点 我らが隣人の犯罪
宮部みゆき
(2003/08/11 23:56登録)
「さぁこれから読むぞ!」という感じではなく、ほんとに何気なく読むのにいい作品でした。サクサク感がいいです。


No.7 10点 火車
宮部みゆき
(2003/08/11 23:51登録)
同じく初めて読んだ宮部氏の作品です。最高の言葉のみ。多くの評論家達の言うように何でこの作品が直木賞に選ばれなかったのか不思議。


No.6 9点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2003/08/11 23:40登録)
ストーリーは最高のトリックでしたが、マイナス1点はやっぱり主人公の心変わりです。読んでて腹立った!宮部氏の「クロスファイアー」に登場する男性と同じ位ムカ。


No.5 8点 むかし僕が死んだ家
東野圭吾
(2003/08/11 23:36登録)
やっぱり一気読みして目的駅を越してしまったパターンです。内容としてはかなり暗い幼少期の筈なんですが、少しずつ見せていく手法に守られているからか、適度な暗さだった気がします。

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