びっくり館の殺人 館シリーズ |
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作家 | 綾辻行人 |
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出版日 | 2006年03月 |
平均点 | 4.74点 |
書評数 | 43人 |
No.23 | 5点 | frontsan | |
(2011/04/12 15:28登録) 自分が小学生だったら面白く感じたと思います。 |
No.22 | 5点 | touko | |
(2011/04/02 16:45登録) 館ものですが、ジュブナイル。 突出したところはありませんが、館シリーズの特徴は出ているし、破綻したところもなく、そこそこよかった印象。 |
No.21 | 3点 | HORNET | |
(2011/01/08 17:25登録) 少年少女向けなので,仕方がないとは思いますが・・・まぁ,手応えはイマイチでした。少年期の自分が読んだら,面白かったのかな?とは思います。 |
No.20 | 4点 | kanamori | |
(2011/01/03 20:39登録) 館シリーズの8作目。 ミステリーランドの作品ですから止むを得ませんが、だいぶ他のシリーズ作品とテイストが異なり楽しめませんでした。 密室に関する誤認トリックはまさに子供だましレベル。 |
No.19 | 3点 | ムラ | |
(2010/12/16 21:24登録) 綾辻さんらしさの奇妙な空気がより一層深まった感じでした。 でもこの作品、館シリーズというよりも囁きシリーズにカテゴリーされる気もする。 トリック云々で期待したら物足りない感じですね |
No.18 | 5点 | 測量ボ-イ | |
(2010/12/12 17:12登録) 子供でも読める前提で書かれたと思われる作品だけに、 一気に読めました。 メイントリックは、某有名海外古典作品を彷彿とさせ ますね・・・ネタばらしになるので、これ以上は書け ませんが。 ミステリとしての評価はさておき、氏の館シリ-ズを 一通り読んでいる方にとっては、その雰囲気を楽しむ にはいい作品だと思います。でも、やや物足りないか な? |
No.17 | 5点 | E-BANKER | |
(2010/11/29 23:04登録) ミステリーランドで読む「館」シリーズ。 ジュブナイル向けとはいえ、綾辻色を出して「ライトホラー」とでも名付けたくなるような雰囲気。 古屋敷老人の腹話術も、書き方次第ではかなり不気味な味わいになりそうなんですけど、そこは少年少女向けにやや抑え気味に表現されてます。 肝心のミステリー部分については、一応「密室殺人」ですが、実は密室ではなかったというオチ・・・ ラストももう一捻り欲しいところですけど、まぁそれも欲張りなのかもしれません。 全体的には、大人の鑑賞に堪えるにはやや不満が残る印象で、何も「中村青司」まで出さなくても良かったかな?と思っちゃいます。 あぁ、「奇面館」が待ち遠しい・・・ |
No.16 | 5点 | simo10 | |
(2010/10/30 13:49登録) ミステリーランドものがどういう傾向の作品なのか分かっていたので、構えずに読みました。 序盤にいきなり密室殺人を発生させ、その後で事件発生までの過程を綴るという流れで、ターゲットの読者をまずは飽きさせないようにしようという意図を感じました。(さすがに首切り等のように生臭い表現はなかったです) トリックに関しては部屋のからくりをうまくミスリードとして利用しているなと思いました。 その他、探偵島田潔(鹿谷門実)を謎めいた人物として扱い、初読者に他のシリーズに興味を持たせる作りになっています。 番外扱いではないとは言いますが、読んでみてやはり、あくまでも子供達をターゲットにした作品なのだなという印象は拭えなかったです。 ミステリーランドなので甘目に6点つけようと思ったのですが、番外ではないというので厳しくマイナス1点します。 |
No.15 | 4点 | nukkam | |
(2010/09/07 16:29登録) (ネタバレなしです) 館シリーズ前作の「暗黒館の殺人」(2004年)の圧倒的ボリュームに読者の多くは驚いたでしょうが、2006年発表のシリーズ第8作の本書が子供向けミステリーだったことにはもっと驚いたのではないでしょうか。もっとも子供向けとしては雰囲気が重苦し過ぎるように思えますし、結末は(ハッピーエンドかどうかは別にしても)はっきりと決着させてほしかったです。また、一部の部屋ばかりに焦点が当たっていて、「館全体が持つオーラのようなもの」が感じられなかったのも残念でした。 |
No.14 | 4点 | seiryuu | |
(2010/07/16 16:47登録) 救われない。 登場人物も読者も。 |
No.13 | 5点 | yoneppi | |
(2010/03/20 14:59登録) ミステリーランドは「神様ゲーム」に次いで2冊目。 密室の解法はいいけど、館シリーズにすることはなかったと思う。 |
No.12 | 6点 | シーマスター | |
(2010/01/27 23:54登録) (ネタバレあり) 結局叙述トリックだったわけだが、これ自体はさほど悪くはないと思う。 一番疑問に感じたのは「〇〇二人が揃って、警察の事情聴取に対しボロを出さずに虚構を貫き通せるものなのか」ということだ。 殺人事件ともなれば、繰り返し繰り返し、ウンザリする程しつこく訊かれるだろう。それを〇〇が白を切り通すのはチョット非現実的過ぎやしないか? よほど刑事達の質が劣悪でなければ。(こういうところだけはどうも甘受できないんだなぁ) そして、もう一人の一番の(そして一番危うい)当事者(コイツを考慮すればあまりにもリスクが高い計画だ)を、都合よく3週間以上もトランスを維持させ、大震災で逃げ切る・・・まあ、これは「時代」をうまく使ったと評価してもいいのかもしれない。 だけどそんなことより、あくまでも「不気味な童話」のような雰囲気を味わう話だよね。 ラストも・・・・・まいっか。悪ふざけということで。 何はともあれ短時間でスラスラ読め、エンタメとしてそれなりに面白かった。 |
No.11 | 6点 | E | |
(2009/05/16 15:45登録) 館シリーズで一寸だけずれた(?)作品に感じました。 でも読んでおいて良かったかな・・と。 腹話術の謎は・・・そらもうびっくり。 |
No.10 | 3点 | おしょわ | |
(2009/02/28 23:27登録) 確かにその程度で作品にしたのはびっくりはしますが・・・ |
No.9 | 6点 | 星屑の仔 | |
(2009/02/10 19:02登録) 綾辻さん「館」シリーズの正式な8作品目の、びっくり館の殺人。 一読すると、今までの館シリーズと毛色が異なる、番外編作品と捉えられてしまうかもしれない、そんな作品。 舞台が館であると言うことは共通していても、クローズドサークルものでもないし、大規模に練りに練ったストーリー、とは言い難い。 しかしながら、「これぞ綾辻行人!」と言う倒叙ものは切れ味があると思います。 倒叙ものを書くと分かっていながら、それでも最後には引っかかると言うのは、考えてみればすごいことだと思います。 また、二読目はまた違った世界が見え、全く異なった作品にも感じます。 この作品は二読して初めて本当の味が解るんじゃないかなと、そう思いました。 |
No.8 | 2点 | なの | |
(2008/09/17 15:48登録) 館シリーズ未読ですので大きい事は言えませんが、 これはダメです 全然面白くありません |
No.7 | 4点 | dei | |
(2008/07/29 19:33登録) こんなの館シリーズじゃない・・・ ミステリーとホラーを融合させて生まれる結末の中でも最悪のパターン 果たしてこれを読んだ子供が館シリーズに興味を持てるんだろうか さすがにジュブナイルでやるのは問題があるんじゃないだろうか |
No.6 | 7点 | 深夜 | |
(2008/07/05 18:31登録) 久々に綾辻さんの作品を読んだ身としては、やっぱり面白い、というのが感想。でも、ラストは蛇足だと思う。 |
No.5 | 1点 | キトウY | |
(2008/01/11 02:03登録) これは無いでしょう。ミスリードもあからさますぎるし、犯人やトリック、果てには結末まで序盤で予想できる小説なんて初めて読みましたよ |
No.4 | 6点 | VOLKS | |
(2008/01/05 00:05登録) 放課後の図書館でこの本を見つけた児童はその後、間違いなく綾辻ファンに・・・ ただ、氏の薀蓄だらだらの作品が好きなファンからすれば、大人が読むにはもう少し・・・と、いうのが個人的な感想。 |