home

ミステリの祭典

login
人形館の殺人
館シリーズ

作家 綾辻行人
出版日1989年04月
平均点5.09点
書評数102人

No.62 3点 E-BANKER
(2009/08/25 22:46登録)
「館」シリーズ第4作目。
シリーズ中ではやや異色の館での事件。
~飛龍想一が京都・北白川に建つ「人形館」に引っ越してきたとき、驚天動地の終結(カタストロフィ)へ向けて秒読みが始まった。屋敷には父が遺した異形のマネキン人形たちが佇み、付近では通り魔殺人が相次いで起こる。そして彼に忍び寄る姿なき殺人者。名探偵・島田潔の登場と奇矯な建築家・中村青司の影が・・・~

うーん。まず基本的には個人的な好みから外れてる作品。
不可思議な事件の連続や、本格もののギミックを織り交ぜながら、読者の期待感をこれでもかと高めておいて・・・肩透かし。
なんとなく、こんなオチじゃないのかなぁとは考えてましたが、まさかその通りとは。
もちろん、作者の「うまさ」は感じられる作品ですし、一人称視点の長所を引き出せているのは間違いないでしょう。
シリーズものを書き続けていくうえでは、こんな作品もありかもしれません。
(新装改訂版も読んでみたい)

No.61 3点 okutetsu
(2009/07/01 03:50登録)
こういうオチは正直あんまり好きではないです
もちろん仕掛けはおもしろいと思うんだけど…

No.60 3点 だい様
(2009/05/29 21:10登録)
館シリーズ第4弾

終始単調な流れでそのまま終わってしまった印象。
ここまで読んだ館シリーズで一番残念に思えた。

No.59 9点 simo10
(2009/05/26 12:35登録)
初めて読んだミステリがこれです。
はっきり言って強烈でした。
とにかく終始ジメジメとした雰囲気なのですが、精緻な描写によって自分がその異様な世界の中に置かれたような感じになりました。
私にとってはかなり評価の高い作品です。
(さすがに今読んでみたらイマイチだった…しかし思い出の一作ということで。)

No.58 4点 E
(2009/04/11 18:51登録)
今までの館シリーズ中異色の作品。
でも、これはこれで『あり』だと思いました。
シリーズの典型的な展開から外し、スパイスを効かせてバリエーションに富んだ印象も受けました。
ただ他の方の意見と同じで、これ一回きりにしてください・・。

No.57 4点 りんちゃみ先輩
(2008/12/17 15:47登録)
結末、このままじゃないんだろうな、と思って読んでいたらそのまま読み終えてしまった。最後にどんでん返し欲しかった。館シリーズ4作目だけどだんだん、つまらなくなってきた。評価の高い「時計館」期待しよう!

No.56 4点 frontsan
(2008/12/09 09:20登録)
館シリーズの中でも、異色な作品です。先が読めてしまったのは、ちょっといただけなかった。

No.55 4点 シュウ
(2008/10/16 22:31登録)
オチでびっくりするというよりもがっかりしてしまった。
館シリーズでなければこれはこれでいいと思うけど、館シリーズにはやはり本格を期待してしまいます。

No.54 6点 うにゃん
(2008/09/16 22:08登録)
これはこれでありでしょ

No.53 3点 あい
(2008/02/29 23:35登録)
これは・・・

No.52 5点 おしょわ
(2008/01/28 21:39登録)
人間と思っていいたのに、気づいたら泥人形になっていたという感じでしょうか。

No.51 5点 マニア
(2007/12/30 13:13登録)
相変わらず雰囲気自体はいいね。鬱っぽい背景描写とどこか病的な登場人物は好きだけど・・・。

館シリーズを、シリーズ物と見るが故のひっかけだと思うし、作者の意欲は評価できるけど・・・、犯人とかトリックとかどうも納得できないな。

No.50 2点 いけお
(2007/10/10 11:22登録)
意外とか驚きとかより、ただ裏切られた感しかありません。
それでもおもしろければよかったですが、この人は正当派の作品意外はだめだと思いました。

No.49 4点 ぷねうま
(2007/09/19 15:25登録)
反則云々は全く反則とは思わないけれど、単純に物語として面白くないから評価が低いんじゃないだろうか。
1回こっきりの企みとしての作者の心意気はやはり好き。

No.48 4点 spam-musubi
(2007/09/06 10:44登録)
「うわぁ~、やられた~」(但し悪い意味で)というのが感想です。

No.47 4点 dei
(2007/08/30 20:47登録)
はっきりいって…

No.46 2点 jaws
(2007/07/16 23:02登録)
いやw
これなら登場人物全員想像だった、でいいんじゃ...

No.45 5点 VOLKS
(2007/07/15 18:12登録)
人物設定や館自体にあまり魅力を感じることが出来なかったが、館に関しては結果的に「館シリーズ」ではなかったため仕方がなかったのか。謎解きに関しては、読み進んでいくうちに気付いてしまう(割と解りやすいオチ)。それでもラスト、島田が登場した時には作者の思惑通り一瞬見事に、はめられた感も味わえた。

No.44 5点 弓月
(2007/06/19 22:45登録)
 よくあることですけど、作者自身はこういう異色作に限って
一番のお気に入りとか言うわけですが、個人的には全く馴染めなかったです。特に犯人が・・・
 最初から描き方もおかしいなとは思ってましたが、やはりという感じ。こういうネタはどうも肌に合わないようです。
 雰囲気は好きなんですけどね~
 点在する人形の意味なんかも、“名探偵コナン”が好きそうな機械的な意味と、それを作った意思的な意味の両方から見てもなかなか面白かったです。時間を置いて読み返したら評価が変わるような作品かもしれません。

No.43 6点 jigsaw
(2007/06/12 00:07登録)
トリックはさすがに(^人^;)てな感じですが、自分はこの本の「雨がずっとしとしと降っている」ような雰囲気が好きでした。
分かりにくいですねf^_^;。

102中の書評を表示しています 41 - 60