あいさんの登録情報 | |
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平均点:6.95点 | 書評数:166件 |
No.166 | 10点 | 哀愁のストレンジャー・シティ ロス・H・スペンサー |
(2023/04/25 22:43登録) このシリーズはスパイ小説のパロディとして書かれていて、ミステリのジャンルにまたがったコミックノヴェルです。凄くナンセンスでウィットに富む作品で大好きです。まぁミステリではないですけどね。 |
No.165 | 9点 | ブラウン神父の知恵 G・K・チェスタトン |
(2023/04/25 22:26登録) 凄い作品だと思う。特にペンドラゴン一族の滅亡は下手すれば馬鹿話になる様な話だけど、ちゃんとまとまって一流のミステリになっている。チェスタトンは哲学とか宗教の要素が入ってくるので読みづらいけどトリックメーカーとしてミステリ界でも随一だと思う。 |
No.164 | 5点 | 暗い鏡の中に ヘレン・マクロイ |
(2017/06/07 13:37登録) ストーリーは面白かった。ただ謎の真相があまりにそのままだったのでがっかりした。 |
No.163 | 6点 | 伯母殺人事件 リチャード・ハル |
(2017/05/07 00:56登録) ラストの展開は想像できたためあまり驚かなかった。事件部分が長すぎるため緊張感が続かなくて中だるみしてしまった。 |
No.162 | 9点 | ジェゼベルの死 クリスチアナ・ブランド |
(2016/03/01 01:12登録) 何回も覆される推理が面白かった。特に最後の急展開はすごい迫力だったと思う。トリックもよく考えられていて感心した。 |
No.161 | 7点 | 捕虜収容所の死 マイケル・ギルバート |
(2013/11/17 20:38登録) メインストーリーの脱出劇は緊迫感のある面白いものだった。ミステリとしてフーダニット2つは何かすごいわけではないが、終わり方も含め良く考えられている作品。 |
No.160 | 5点 | 乱鴉の島 有栖川有栖 |
(2013/05/16 02:20登録) これぞ本格という作品ではあるが、島に集まっている人々の謎にはあまり驚けなかったし、犯人を追いつめるロジックは正直微妙で納得出来ずじまいだった。 |
No.159 | 5点 | ゴールド1 密室 ハーバート・レズニコウ |
(2013/04/30 02:33登録) 個人的には夫婦のやりとりは悪くなかったが、肝心のトリックが拍子抜けだった。ある意味もっとも現実的な解決かもしれないが・・・ |
No.158 | 6点 | 白い兎が逃げる 有栖川有栖 |
(2013/04/21 00:13登録) どの作品もインパクトは強くなかったものの、しっかりまとまっていて良かった。個人的には地下室の処刑が面白かった。 |
No.157 | 6点 | 予告殺人 アガサ・クリスティー |
(2013/04/20 01:28登録) 最初の殺人は状況や不可解さ、予告殺人など様々な要素が混ざり合って魅力的だったが第二、第三の殺人などは雑な感じがして、流してしまう様な感じだった。しかしマーガトロイドの口走った事からの推理はとても面白いなと感じた。 |
No.156 | 8点 | レーン最後の事件 エラリイ・クイーン |
(2013/04/17 06:23登録) 終盤の推理は鮮やかだなと感じた。作者としてはこの結末は前から考えていたものかもしれないが、動機など少し弱い感じもして強引な部分があったかなと思った。しかしながら犯人と最後の結末は衝撃的。 |
No.155 | 7点 | まっ白な嘘 フレドリック・ブラウン |
(2013/04/15 22:56登録) たくさんの種類の違う物語が収録されていて、面白かった。個人的には笑う肉屋がベスト。最後のうしろを見るなは現実性は無いが、夜一人で読んでると少し怖いかも。 |
No.154 | 9点 | スカイジャック トニー・ケンリック |
(2013/04/12 10:40登録) ジャンボ旅客機とその乗客の消失という事件の謎は非常に魅力的でまた所々にちりばめられたユーモアも悪くない。事件のトリックは多少疑問点は残るが、謎の大きさから考えれば十分だと思えた。 |
No.153 | 7点 | 白昼の悪魔 アガサ・クリスティー |
(2013/04/09 05:18登録) 事件の起こる島の絵が物凄く簡単で笑えた。トリックはすぐに分ったが、全体的にまとまっていて良かった |
No.152 | 7点 | 帽子収集狂事件 ジョン・ディクスン・カー |
(2013/04/06 18:15登録) 提出された謎が非常に魅力的なカーの作品は、解決でその対価を払う様にご都合主義と揶揄される事も多いが本作は不可能犯罪などのいつもの作風とは一風変わっているものの、多分に漏れず帽子の謎は非常に魅力的であったが、解決が現実的であった事に驚かされた。殺人の方のトリックはありきたりだが、うまく目がいかない様にしてあった。しかしロンドン塔の平面図が分かりずらくて物語に入り込みにくいのが難点だった。 |
No.151 | 8点 | 興奮 ディック・フランシス |
(2013/04/05 04:17登録) とてもスリリングな物語でまったく飽きなかった。ミステリの謎としてはすごいとは思わなかったが、アイディアが面白いと思った。 |
No.150 | 8点 | 五番目のコード D・M・ディヴァイン |
(2013/04/03 10:27登録) プロットが素晴らしく巧みな人物描写で、非常に読みやすかった。ミステリとしてはありがちな仕掛けだが、ミスリードを誘う作者の手腕はさすがだった。 |
No.149 | 7点 | 読者よ欺かるるなかれ カーター・ディクスン |
(2013/04/01 15:03登録) 思念放射による殺人、時間の予告など不可能犯罪のオンパレードでカーの良さがすごく出ていた。第一の事件の手摺の話は実現可能かどうかは別としてアイディアとしては面白かった。 |
No.148 | 7点 | Zの悲劇 エラリイ・クイーン |
(2013/03/30 17:46登録) XやY程のインパクトはなかったが、意外な犯人や消去法の推理は面白かった。 |
No.147 | 7点 | 失踪当時の服装は ヒラリー・ウォー |
(2013/03/28 01:43登録) 事件の輪郭が掴めず進んでいくストーリーは、読んでいて面白かった。地道に捜査が進展していく様は非常にリアリティーがあった。 |