ミス・オイスター・ブラウンの犯罪 |
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作家 | ピーター・ラヴゼイ |
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出版日 | 1998年08月 |
平均点 | 6.50点 |
書評数 | 2人 |
No.2 | 8点 | あい | |
(2025/07/16 03:51登録) ラヴゼイの短編集はショートストーリー型がほとんどで分かりやすく言えばオー・ヘンリー型だ。ただそこにはサスペンスや、イギリス人らしいブラックユーモアもあってダールの様な匂いもする。あと、非常に語りがうまい作家だと思う。 |
No.1 | 5点 | ALFA | |
(2023/01/29 13:57登録) 表題作を含む18編からなる、著者の第二短編集。 バラエティに富んだ第一短編集「煙草屋の密室」や切れ味のいい第三短編集「服用量に注意のこと」に比べると、同工異曲が目に付く。 状況説明に続くひねったエンディングというパターンなのだが、ひねりがいまいちでヌルい感じ。 唯一のお気に入りは「床屋」。これは「切れ味」いい。 |