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ミステリの祭典

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殺戮にいたる病

作家 我孫子武丸
出版日1992年09月
平均点7.55点
書評数197人

No.157 7点 つよ
(2011/05/04 06:41登録)
グロさがなければ。

No.156 9点 好兵衛
(2011/04/24 00:08登録)
おどろいて理解するのに時間がかかった作品。

こういう形のミステリで始めて読んだ作品だったので。
本当に衝撃的であった。
探偵がいて、容疑者がいて。
な感じではないのでサスペンスのかんが強い。

謎のつくりかた驚かせかた、見せ方が上手だと思う。
こんな驚き方もあるんだなぁと思った。

謎もばらついていないところがよい。
「?」のあと作品を読み返すのが楽しい。

それにしても、稔の模写はすごい。

No.155 5点 3880403
(2011/04/04 00:43登録)
やられた感=10点だが自分にはグロすぎたので、もう一度読む気にもなれずということで5点。

No.154 10点 ちゅんぴ
(2011/03/05 11:56登録)
随分前に読んだ作品ですが、なかなかこれを越える『衝撃を受ける作品』は、未だに出会っていません。

No.153 8点 (^^)
(2011/01/27 19:04登録)
やられた
性的描写もよく研究されている
タイトルが秀逸

でも個人的に信一は生かしてやって欲しかったなぁ・・・
雅子も一種の病とはいえ、表面上は息子を愛していたわけだし。気の毒だ・・・

No.152 9点 itokin
(2011/01/23 10:43登録)
エロ、グロで読みずらい面もあるが、それを超える読者を引き付ける力は凄い。最後の私にとっては驚愕の結末にプラス2点で9点。

No.151 6点 minii
(2011/01/17 20:31登録)
すごいと思った。
確かに思って、もう一度読み返した。
でも、どうしても嫌いな作品。色々と無理やりな文章や、無理のある展開が目に付くようで・・・。

もっと人物背景に深みが欲しかったな。

No.150 8点 ムラ
(2010/12/10 03:25登録)
オチのどんでん返しにやられましたね。
また、タイトルにもあるように男が殺戮にいたる動機や母の心情を見ていて面白かったです
ただ、ちと展開に無理なところ、また説明が無い場所がいくつかあったのでこの点数で。

No.149 8点 Q-1
(2010/10/17 02:17登録)
とても楽しめました。
物語のデキもよく、すらすらと読み進められます。
しかし私にしては珍しく物語の中盤辺りで気づいてしまったので8点ということで。
途中かなりグロテスクな表現がありますが、耐えられない人はそこだけ読み飛ばしても楽しめると思います。

No.148 7点 まさむね
(2010/08/29 12:14登録)
すっかり騙されました。もやもやした違和感すら抱かず,最後にスパッと斬られた感じ。
まあ,読後当初は,単に~トリックのみに着目していたのですが,よくよく考えて見ると,悲し過ぎる家族の絆みたいなものが浮かび上がってくる。唯一性別の違う「犠牲者」については,ミステリ云々ではなく,考えさせられるなぁ…と。
この作品を単に,~トリックとか,エロ・グロとかの視点でのみ捉えてはいけないような気もします。

No.147 7点 kanamori
(2010/08/27 17:55登録)
猟奇的連続殺人鬼・蒲生稔を主人公にしたサイコサスペンス、と思わせて、本書も叙述に仕掛けを凝らした騙し絵ミステリでした。
犯人の名前が最初から明らかにされており、最終的にも蒲生稔が真犯人として物語が閉じるわけですが、それでも意外な犯人を設定したミステリになっている構図はなかなかユニークですごいと思いました。

No.146 8点 メルカトル
(2010/06/20 23:49登録)
本作はあのトリックがなくても、我孫子氏の最高傑作だと思う。
この作品なくして我孫子氏は語れない。
だから当然低い点数は付けられない。
それまではどちらかと言うと、ユーモアミステリ的な作風を主体としてきた作者だけに、このような作品も書けるのだと言う事を世に知らしめる為に描かれた様なふしもある。
所謂サイコホラーとしても一級品だし、新本格の心意気も忘れていない稀代の名作だ。
尚、グロさはそれ程醜悪というほどではないので、その意味で敬遠されている方は是非とも読んでいただきたいものである。

No.145 7点 りゅう
(2010/03/16 18:06登録)
(若干のネタバレあり)
 あらかじめ本作品が叙述ものであることを知っていたが、読み終わるまでどういうオチになるのか全く予測できなかった。この手のトリックに免疫が出来ているためか、真相の衝撃度はそれほど大きくなかった。
 この作品の凄いところは犯人の異常行動や異常心理に関する描写・表現であり、衝撃的な内容だ。青少年や淑女には絶対に読んでほしくない書物である。
 作者の文章力に敬意を表して、7点とした。
 1箇所疑問に思ったところがある。第9章の3で、雅子が夜中に物音を聞いて廊下を覗いたときに、息子が袋様のものを手にして外から戻ってくるのを目撃している。これは何だったのだろうか?

No.144 6点 STAR
(2010/02/18 11:22登録)
予備知識なく読んだので叙述トリックには見事にひかかった。
最後に「え?」っとなり、読み返してしまった。細かい部分もよくできている。
けれど、気持ちが悪い内容なので特に女性にはきついと思います。読後感はよくないです。

No.143 7点 frontsan
(2009/12/16 22:34登録)
ずっと気になっていた作品なのですが、内容がグロいという評判だったので読むのを躊躇していました。思っていたほどグロくなかったです。最後にどんでん返しがあることは知っていたのですが見抜けませんでした。

No.142 6点 江守森江
(2009/12/16 07:22登録)
倒叙物のサイコホラーに見せかけ、グロまみれにして一発大技を隠蔽した叙述ミステリ。
大技一本に専心した潔さは賞賛できるが、逆に言えばソレ以外はミステリではない。
3視点から描くプロットで仕掛けを上手く隠蔽しているが(ホラーやグロに不感症な為)潜ませた伏線部分の違和感から狙いを察してしまった。
加えて、仕掛けの為か設定に所々無理を感じた。
しかし、母親視点での息子に対する感情なんかコメディを読む感覚で楽しめる。
結末のサイコな部分で家族の在り方も考えさせられた。
※余談
この作品なら役者を選べば叙述部分も映像化が可能ではないかと読みながら想像した。

No.141 4点 gink
(2009/12/13 19:55登録)
トリックがあるだろうと思ったところにトリックがあるので、衝撃性に欠ける。見抜けなかったのは認めるが、別に悔しくはない。十角館の殺人はかなり悔しかったので、この辺が「見抜けそうで見抜けないトリック」と単なる「見抜けないトリック」の差か。イマイチ。

No.140 9点 清涼水
(2009/11/17 00:16登録)
何はともあれ驚かされたことは否定できない。

No.139 9点 beru
(2009/11/12 02:08登録)
今まで読んだ中で一番完璧にやられた作品。
その場の読後感は悪いけど、騙された気持ちよさはあります。

No.138 7点 だい様
(2009/11/02 08:58登録)
叙述モノと知っていて読んだのですがそれでも気持ち良く騙されました( ̄◇ ̄;)
また内容もまるで自分がこの病にかかってしまったかのような臨場感を感じる事が出来ました。

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