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ミステリの祭典

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沈黙の教室

作家 折原一
出版日1994年04月
平均点6.94点
書評数18人

No.18 7点 あびびび
(2016/11/29 15:39登録)
かなり長かったけど、自分なりにいろいろ推理を巡らせたり、過去のページを読み返したりして楽しかった。「粛清」という言葉は、効果てきめんで、結末に対する期待がどんどん膨らんで行った。

しかし、最後は淡々とした内容。確かに筋は通っていたが、「ああ、そうなんだ」という結末で、驚きより自分自身を納得させるのに頷いただけ。

No.17 6点 測量ボ-イ
(2014/05/31 13:42登録)
読書中は楽しいものの、読後感はもう一つかな?
基本フ-ダニット作品でしょうが、この真犯人の存在は
完全に存在を忘れていました(苦笑)。

No.16 7点 haruka
(2013/03/13 21:17登録)
序盤から物語に惹き込まれ、頁数のわりに一気に読めるのだが、相変わらずラストの詰めが甘い気がする。

No.15 7点 TON2
(2013/02/13 18:44登録)
ハヤカワ文庫
 前半の沈黙の教室を描く部分はホラーのような雰囲気で10点ものでしたが、最後の結末が尻切れトンボで後味がすっきりしませんでした。
 大きなトリックがあるわけではなく、誰が恐怖新聞を発行していたのか、誰が殺人を行った犯人なのかというフーダニットだけが興味の対象でした。
 最後に恐怖新聞を発行し「粛清」を行っていた生徒が分かりますが、いじめゆえに辞職した当時の担任教師は20年が経過したからといって、それですむのでしょうか。

No.14 7点 蟷螂の斧
(2012/05/28 15:20登録)
<復旧再登録>長編ですがサスペンス色が強く一気読みができました。物語の展開、テンポも良かったと思います。叙述トリックに期待し過ぎたのでしょうか、ラストについては、あまり驚きはありませんでしたが、全体では良く練られた作品だと感じました。

No.13 7点 こう
(2010/03/19 22:23登録)
 所謂折原作品の第二の特徴になったインタビュー形式を取り入れた作品の中では良くできた作品かもしれません。
 ただ個人的には推理作家協会賞はこれより倒錯のロンドや倒錯の死角の方が折原作品らしくふさわしいのになあと当時思いました。

No.12 8点 E-BANKER
(2009/10/12 15:09登録)
良くも悪くも折原氏らしい作品ですし、ある意味「折原ミステリー」の到達点といっていい作品でしょう。(日本推理作家協会賞受賞作ですし)
氏の作品には、手記とか日記とかいった小道具が作品のスパイスになっていますが、本作の「恐怖新聞」は一連の小道具類では最も効果的になっていると思います。そして、黒板に書かれた「粛清!」の文字・・・
読者を数々の?に巻き込みながら、クライマックスへの盛り上げ方も良い出来ですし、オチも氏にしてはきれいに収まっているんじゃないでしょうか。
ただ、例によって非常に長いので途中萎えそうになりますが・・・

No.11 7点 りんちゃみ先輩
(2009/06/07 13:50登録)
長くはあったが「折原一」独特の世界を堪能できたので満足です。20年にわたるサスペンスと言うか、復讐劇と言うか、恐ろしい話です。”由美”に関しての「どんでん返し」期待していたのだが・・・残念!

No.10 5点 ぷねうま
(2009/05/29 02:01登録)
この人の作品は著作を読めば読むほど点数がさがっていく印象。
故に読む順番により、点数が変わってしまうというこのサイト向きではない作家さんの一人ですね。
今作でも作者からの仕掛けがまるで透けて見えるよう。
トリック重視というよりもストーリー重視の作品のようで読んでいて楽しくはありました。

No.9 7点 simo10
(2009/05/22 21:47登録)
長い話だったが、一気に読了できました。
やはりこの作家は文章の書き方がうまいなと思いました。
この作家には珍しく叙述を全面に押し出した作品ではないです。
犯人がイマイチな点、不気味な教室の真相が暴かれていない点、粛清の犯人に感情移入できない点等のせいで読後感はすっきりしないものがありました。
解決編までは10点あげてもいいぐらいの出来だっただけに最後のイマイチさが残念だったかな。

No.8 7点 いけお
(2009/04/13 01:58登録)
つい引き込まれてかなり夢中になる。
プロットや人物はすべてがトリックを活かすためという印象。

No.7 5点 おしょわ
(2008/09/21 09:25登録)
まぁ、いつもの感じです。
分かってるのに何で読んじゃうんだろう?本当に・・・

No.6 5点 ElderMizuho
(2008/01/21 12:57登録)
う~ん正直いまいちでした。
なんだかんだで最後まで一気に読まされた引きの強さはすばらしいですが、真相があれでは・・・
まず犯人の正体自体が何でこんな人を設定したの?という感じ
おそらくこっちの方は話を複雑にするためだけの後付けなんでしょう。
本質的な「真犯人」の方は逆に皆さん恐らく第一感でわかってしまうベタベタさなので作者はこちらを書きたかったんでしょう。こちらだけにすべきでした。

No.5 6点 シーマスター
(2007/05/27 20:47登録)
悪くはないが・・・
折原作品の中でも評価が高い方なので期待しすぎてしまったか。

(結構ネタバレ)


そもそも「教室の沈黙(異様な雰囲気)」の説明が結局全くなされていない。恐怖新聞の前からのはずだし、出回ってからも本質的には変わっていない。
また、記憶喪失氏が真犯人とは無関係だった、偶然別個に殺人計画を立てていただけだった、というのもそこまでのストーリーを思えば興ざめ。
そして、真犯人も「そう言えば、そんなのがいたなあ」レベル。
さらに、ヤツ・・・脅迫、強姦、置石の犯人・・は最後の「脅かし」だけで許されていいのだろうか。

まあ、うるさいことは言わずに折原らしいジメジメした雰囲気を楽しめばいいのかもしれない。

No.4 8点 ざき
(2005/02/21 15:17登録)
担任教師の回想や「恐怖新聞」によってつづられていく過去が、伏線やミスディレクションになって解決に収束していくのは見事としかいいようがない。ただ犯人の出現がいささか唐突な気がする。
相変わらず登場人物が狂気にとりつかれたような感じで、感情移入できないどころか何度も挫折しそうになることか。

No.3 8点 えむ
(2003/03/01 18:52登録)
読者をひきつける魅力的な作品。
おすすめ。

No.2 9点 SHINE
(2002/09/02 01:07登録)
↓の人と同意見です。

No.1 9点 ドクター7
(2002/03/29 19:55登録)
頭のなかで謎がぐるぐる回る。教室にばらまかれる「恐怖新聞」など、読者を引っ張る趣向もいっぱいで、物語の進め方が巧み。どんどん読んでしまいました。ただエンディングはすっきりしなかったです。

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