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ミステリの祭典

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クラインの壷

作家 岡嶋二人
出版日1989年10月
平均点7.58点
書評数71人

No.51 9点 テレキャス
(2009/07/14 23:53登録)
相変わらずの軽妙な文体ですいすい読めてしまうこの作品。
1番注目すべき点はこの作品の発表された年が1989年だと言うことです。
この作品の根幹を為すものはバーチャルリアリティゲームであって、家庭用テレビゲームではSFCが出始めた時期なのにその描写が今読んでも古くさく感じるどころか逆に今のほうが設定を理解しやすいんじゃないとさえ思ってしまう程。
流れはある意味ベタなSFサスペンスではあるけれど十分楽しめました。

No.50 8点 okutetsu
(2009/07/01 04:22登録)
ミステリといえるかわからないけど純粋におもしろかったです。
書いた時代を考えると斬新な発想だと思います。

No.49 10点 daiki
(2009/06/02 00:20登録)
岡嶋二人ははずれがないと言う言葉に偽りはない、ということを知らされた作品。ほんとに面白いです。ミステリかどうかはいまいち分からないけど。

No.48 8点 りんちゃみ先輩
(2009/04/12 13:26登録)
何より文章が読みやすく、物語に引き込まれていく。読み手としても仮想か、現実か、不思議な気分、怖い。現実問題これからも「クライン2」必要ないでしょう、そう思います。それにしても岡島二人氏の毎度のアイデアには感心する。

No.47 6点 touko
(2008/11/09 12:31登録)
こんなゲーム(アトラクション)があったら、ぜひ体験してみたいものだ……と思いながら読んでいたいたのが、読み終えたら、絶対やりたくない! に変わりました(笑)。
内容のわりに恐怖感が足りないのが、好みのわかれるところ? このライトな青春小説風な雰囲気が好きな人は好きそうですが、個人的にはちょっと物足りなかったです。

No.46 8点 ken_vogue
(2008/11/05 14:12登録)
まずは20年前にこれを書いてたということが凄いです。文章も読みやすいので、あっという間に読み終えてしまいました。良作だと思います

No.45 7点 あびびび
(2008/10/18 17:29登録)
仮想か、現実か、限りなく物語が続きそうだった。
ミステリというより、SFに近い物語だと思う。

混迷を断ち切るラストは、心理的に理解できるかも。

No.44 7点 白い風
(2008/10/02 12:06登録)
仮想と現実の二つの世界を上手く使った面白い作品だと思う。
ちょっと現実離れしたSF的な要素だけどミステリ系としても楽しめました。
ミステリオタクとしては最後ははっきりして欲しいんだけどね(笑)

No.43 8点 こう
(2008/06/03 01:25登録)
 岡島作品では井上、徳山両者の作品への割合で作風がガラッと変わりますが純粋井上作品では井上夢人作品よりこの作品の方が気に入っています。
 サスペンスとして一級品だと思います。個人的にはラストはあれしかありえないかなと思います。

No.42 6点 おしょわ
(2008/03/12 21:52登録)
今でこそ普通な感じですがリアルタイムだとすばらしく斬新だったと思います。

No.41 8点 itokin
(2008/02/16 13:21登録)
この手の作品は初めてなので最後まで何だこれはと思いながら読みぬけた。どちらが真実なのかの余韻が残り次の小説を読んでも集中できなかった。本当のミステリーとはこうゆうのをいうのかな?

No.40 6点 シーマスター
(2008/02/08 23:07登録)
読み物としては面白い。
ただ、文字通りゲーム感覚、平たく言うと暇つぶし的な面白さだった・・個人的には。
「バニラ・スカイ」なんていう映画なんかとも似たテイストだと思うが、ヴァーチャルリアリティがテーマのミステリとなると、細部はともかく大局的にはこういう展開しかないのかなー。
結末ももっと捻れば・・とも感じたが、キリがないしね。
20年ぐらい前の作品だから的外れかもしれないけど、キャラ設定なんかもなんとなくベタ。

No.39 6点 ElderMizuho
(2008/01/19 18:05登録)
エンタテイメント作品としてはいい。
が、やはりオチがすっきりしない。
無論すっきりさせないのが狙いの一つなのだろうけど。
ミステリとしては困る。

No.38 10点 こをな
(2007/11/15 10:52登録)
 ヴァーチャルリアリティをテーマにしたミステリ。個人的に好きなジャンルなので、かなり楽しめました。細部が凝ってます。完成度はかなり高いです。終わり方が悲しいけど、残るものがあります。良かったです!

No.37 9点 深夜
(2007/11/14 10:08登録)
ラストの余韻と美しさがとても印象に残っている。20年近く前の作品なのに全く古さを感じさせない。

No.36 7点 nishi
(2007/11/03 18:10登録)
結末がすっきりしないけど面白いことに変わりないか。

No.35 2点 いけお
(2007/10/10 10:57登録)
世にも奇妙な物語とか少女マンガを読んでるような感覚だった。

No.34 9点 ぷねうま
(2007/09/20 23:18登録)
ページを繰る度にワクワクした。この作品を読んで途中で流れをぶち壊す作品を好きになった。
否定されがちなメタ系だけど、これは設定的に表裏に変わる展開に必然性があるので、分かりやすくグラグラする眩暈感が味わえる。傑作の中の傑作。

No.33 7点 くりからもんもん
(2007/09/03 22:54登録)
途中でネタバレバレ。最後のどんでん返しまで読めました。しかし3時間ぐらいで読み切ってしまったので、やはり面白いと言わざるを得ません。

No.32 6点 VOLKS
(2007/08/05 10:58登録)
裏の裏は表と呼べるのか、否か・・・
本来ラストがハッキリしない作品は苦手なのだけれど、これは気にならなかった。

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