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ミステリの祭典

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葉桜の季節に君を想うということ

作家 歌野晶午
出版日2003年03月
平均点7.01点
書評数116人

No.56 8点 KeHa
(2008/12/27 06:15登録)
なんか考えさせられた。
高齢化の進む日本について考えたりしてる自分がいた。

No.55 7点 touko
(2008/12/25 23:00登録)
昔話は生き生きしていて面白かったんですが、現在進行形の話はハードボイルドのお約束だけって感じで、臨場感がないなあ、なんて思ってたら、そういうことでしたか! そんなとこまで、意識的に書き分けしてたら凄い。

ミステリーとしては面白く読めましたが、ラストの主人公の心理は理解不能でした。

No.54 9点 りんちゃみ先輩
(2008/11/24 20:59登録)
物語の始まりは何だかな・・て思って読んでいたのですが・・後半に入って・・あらら、おもしろい一気読みです。ストーリーが良かった。同感する部分多々あり・・考えさせられる部分多々あり・・トリックもすばらしい。

No.53 9点 こう
(2008/09/17 23:40登録)
 推理作家協会賞受賞作の評判で初めて読んだ歌野作品でした。この手の作品のバリエーションはいくつもあると思いますがとにかく初めて読んだバリエーションだったので満足でした。他作品と違いわかったあとの読後感やそもそも成立するかどうかの違和感は強く残りますし誰も考え付かなかったというよりどちらかというと他作家が考え付いてもやらなかったアイデアなのかもしれませんが個人的にはそれでも満足でした。伏線については張られていてもそれで感心はしませんでしたが。
 個人的には作品全体に多少問題があってもトリックのみでも評価に値するのではと思わされた作品でした。

No.52 7点 ElderMizuho
(2008/08/25 18:16登録)
叙述トリックネタの出来はともかく、文章が軽快で良い。すらすら読める。キャラクターもグッド。
伏線の張り方がとにかく凝ってて唸らされた。野球ネタの伏線はほぼすべてに意味があって思わず笑った。
エロネタはやっぱりいらなかったけれど・・
トリックに過大に期待しすぎなければいい作品と思う。

No.51 6点 岡ちゃん
(2008/07/20 03:28登録)
あらすじに「二度、三度と読みたくなる」と書いてあったので最初から叙述トリックだとわかってしまった。
さらに、人物紹介でも年齢がまったく表記されなかったので、年齢に関する叙述と確信し、メイントリックを序盤で見破ってしまい、最後の謎解きが全然楽しめなかった。

作品自体は良く出来てるのに、あらすじがネタバレをほのめかしちゃダメでしょ。

No.50 7点 sasami
(2008/07/03 06:17登録)
前評判を聞いていたため仕掛けを意識しすぎて
途中で気づいてしまったのですが
細かな伏線やかなり大胆な伏線が何個もあったり
うまく作られてるなとは思いました。

No.49 6点 kowai
(2008/05/31 19:19登録)
なぜミステリなのか、と思いながらも一気に読めました。。。でもあのオチは。。。この手のトリックはキライではないですが、必然性がないような。。。

No.48 6点 あびびび
(2008/01/23 14:50登録)
最初はページをめくる手が止まらなかった。しかしメイントリックは、いくつかの時代の年齢設定を把握できず、あまり驚けなかった。ただ、他の本も読んでみたい作家ではある。

No.47 7点 白い風
(2008/01/19 18:17登録)
読み終えた後「やられた!」と言うのが正直な感想ですね。
多分この手の作品は初めてです。
後は叙述トリックが好きかどうか好みの問題だと思う。

No.46 7点 マニア
(2008/01/12 03:59登録)
叙述についてはかなり注意して読んでいたが、見事に騙された。と、同時に設定的に少々強引すぎる感じがするのも否めない。それでも、伏線張りや騙しのテクニックはしっかりしていたのでよかったかな。
ぐいぐい話に引き込んでいくストーリーの流れもよかった。

ただ、最後はただの説教ではなく、痛快に事件の決着と幕引きをしてほしかった。その辺でもう一度山場があると思っていたので少し残念。

No.45 7点 ばやし
(2007/12/15 20:01登録)
前評判通り面白かったです。作品中にずっと感じてた違和感が最後綺麗に解決してすっきりでした。

No.44 9点 とらさん
(2007/12/14 15:04登録)
固ゆで系は苦手なんだけど一気に楽しめました。
ダブルトリックの1つは想定してたけど、こういうのはいいのかな。
ともあれ構成はうまいし叙述と知らずに読むとショックは大きいでしょうね。
映画化できないという点でも本の醍醐味満点でした。

No.43 8点 VOLKS
(2007/12/13 20:16登録)
人物設定云々のどんでん返しには、正直吹き出した。
騙された感よりも「。゚( ゚≧∀≦゚)゚。ブェーッハハ八八」という感じで爽快。
どなたかの書評にもあったけれど、主人公の過去(若かりし頃)が面白いと感じたし、主軸のトリックも十分楽しめた。

文春文庫の本しか持ってないのだけれど、その本の装丁がいい。

No.42 5点 レイ・ブラッドベリへ
(2007/11/23 13:45登録)
 僕も「確かに騙されたけど、ちょっとなあ」という感想です。
 作者は、登場人物の属性のひとつを隠すことにより、仕掛けを図ります。そして物語の最後で、「実は」と明かすのですが、僕がそれを読んでビックリしていると、登場人物たちが一斉に僕の方を振り向いて尋ねてきました。「ねえ、どうしたの?」「何を驚いているの?」
 「・・・そうだったね。この事ってキミたちにとっては『まんま』であり、驚きでも何でもないんだよね。これって作者が、ただ読者にだけ隠していたコトだったんだ。」

 それからこのトリックは、登場人物について仕掛けられたものであり、この作品で描かれる「事件」に対してのものではないのです。ですからそれが炸裂しても、読者は、登場人物とその行動については「今までと違った景色」を見ることになるのですが、この物語で語られる、肝心の「事件そのもの」には何の変化も与えないのです。
 さらに言えば、この新しく見えてくる風景を「美しい」と思うか、あるいは何らかの違和感を感じるかは、きっと読んだ人それぞれなのでしょう。そしてこの作品で作者が送っている(と思われる)エールについても、そこに積極的な明るさを見出すのか、はたまた「少し方向のずれた余計なおせっかい」と受け取るのか、という事もまた…。
きっと人には、人それぞれの葉桜の頃の過ごし方があるのでしょうから。

No.41 6点 Take
(2007/11/20 01:54登録)
うーん、騙されたのだがそんなに心に沁みなかった。
むしろ、自分のイメージとのギャップにちょっと気持ち悪くなってしまった。

No.40 7点 こをな
(2007/11/15 10:41登録)
 一気読みしました。私は主人公の過去のエピソードが一番楽しめました。トリックも良かったと思います。ヒロインの描写にはかなり無理があると思いましたが。

No.39 7点 深夜
(2007/11/13 19:37登録)
面白くて一気読みできたのですが、肝心のトリックには、ちょっと無理があるような気がしてなりません。かなり良く出来たトリックだとは思うのですが。

No.38 9点 kkk
(2007/11/05 19:21登録)
やられました。この結末はまったく予想してませんでした。
初めてちゃんと読んだミステリーがこれだったんで、ほんとに衝撃を受けました。それ以来ミステリーにはまりまくってます。
まさに小説の醍醐味を味わえる作品です。

No.37 9点 nishi
(2007/11/03 18:06登録)
この人巧いね。
読後感もgoodね。

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