皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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37960. | 『マンヴィル・ムーンの事件簿(仮)』リチャード・デミング 翻訳新刊、新潮文庫から! 人並由真 2025/03/16 17:06 [雑談/足跡] |
たぶん確実に120%、世代人ミステリファン向けの告知です(笑)。 先ほどTwitter(Ⅹ)で知りましたが、新潮文庫から6~8月ごろに あのリチャード・デミング(別名義マックス・フランクリンほか)の 私立探偵マンヴィル・ムーンが主役の連作中短編集が刊行予定だそうです。 デミングと言えば、ポケミスの『クランシー・ロス無頼控』が 割と知られていますが、実際にはデミングのメインシリーズ名探偵は こっちのマンヴィル・ムーンだと、1950年代の日本版「マンハント」の 時代から何十年にもわたって、小鷹信光氏をはじめとする 海外ミステリ研究家によって、ちょこちょこ日本のミステリファンに その存在が伝えられながら、実作がほとんど本邦ファンの目にとまることの なかった「幻の(本国ではマイナーメジャーらしい)私立探偵」キャラでした。 最大の個性として、片足が義足だという文芸設定がよく知られています。 身障者シリーズ探偵の比較的、先駆のひとりですね。 (もしかしたら日本版マンハントに1~2編、翻訳が あったかもしれませんが、すぐには確認できません。) そのマンヴィル・ムーンが、日本で初めて? 紹介されてから 70年前後経った今年、ついに一冊の新刊として日本語で登場! 50年代私立探偵ものの大ファンである自分などにとっては 奇跡ともいえる朗報です。 初期短編のなかにはパズラー要素のものもあるらしく 密室ものの中編などもあるとのこと。 (まあパズラー度の絶対的評価の物差しなら ソコソコのものかも知れませんが、その辺は 作者の用意した興趣を楽しみたいものです。) 今年は、ようやっと論創の発売の告知(日程付き)にヒラリー・ウォーが乗り また息子フランシスの競馬シリーズの翻訳も再開(初弾はシッド・ハレー) ということで喜んでいましたが、個人的には最大級の歓喜ニュースです! (フーン、とか、だからなんです、という方は、とりあえず、スルー下さい・笑) 長々と失礼しました。人並由真でした。 |
37957. | 空さんのエリンの『断崖』レビュー 拝見 ≪人並由真 人並由真 2025/03/15 18:57 [雑談/足跡] |
空さんからスタンリイ・エリンの『断崖』のレビューを戴いて、ようやっと 本サイトのエリンの邦訳本のレビューがコンプリート! 最後が自分の最愛のエリン作品『断崖』というのが、感無量であります。 いや、ウン十年前の少年時代に夜中に読んで、 あのラストで脳天が痺れるような感銘を受け、 その時の感慨をそれからずっと守りたいので、 いまだ一度も読み返してないけど(笑・汗)。 本サイトの海外ミステリのジャンル(カテゴリー)分類に 「青春ミステリ」の区分が無いことを、とても残念に思う一冊であります (エド・ハンターものとか、フイニィの『五人対賭博場』とか 該当のものはいっぱいあると思うんですけどね)。 人並由真 拝 |
37955. | 映像版 The Rivals of Sherlock Holmes (Thames TV 1971 & 1973) 弾十六 2025/03/15 12:41 [雑談/足跡] |
人並由真さまの『ヘレン・ヴァードン』高評価で嬉しくなったので、ついでに最近知った素晴らしいTVシリーズのご紹介。なんとHugh Greeneの監修で『シャーロック・ホームズのライヴァルたち』の映像化をテムズTVが26本撮影してました!(知ってた人は知ってたと思うけど、私は最近「そういえばソーンダイクってTV化されてないの?」と検索して、初めて知ったんですよ…) 当時の服装、建物など、時代に忠実に19世紀末から20世紀初頭の英国を再現。大物探偵(ソーンダイク、ヒューイット、思考機械、カラドス)から意外なの(カーナッキ、ダゴベルト、ヴァルモン、レディ・モリー、質屋のヘイガー、プリングル、マダム・サラ、ドリントン)や知らないヒーロー(サイモン・カーン、バーナード・サットン、リピンツキー、ホルスト、ラックスワーシー、ドリュー、ダラス、ホロックス)まで、セレクションも充実。まあ作品は何でこれ?というのもあるけどね。 キャストも結構満足。脚色は忠実なものから大幅に改変してるものまで、色々。 以下、作品リストです。 1. (S1E01) A Message from the Deep Sea (Thorndyke) by R. Austin Freeman 2. (S1E02) The Missing Witness Sensation (Carrados) by Ernest Bramah 3. (S1E03) The Affair of the Avalanche Bicycle & Tyre Co. Ltd. (Horace Dorrington) by Arthur Morrison 4. (S1E04) The Duchess of Wiltshire’s Diamonds (Simon Carne) by Guy Boothby 5. (S1E05) The Horse of the Invisible (Carnacki) by William Hope Hodgson 6. (S1E06) The Case of the Mirror of Portugal (Horace Dorrington) by Arthur Morrison 7. (S1E07) Madame Sara by L. T. Meade and Robert Eustace 8. (S1E08) The Case of the Dixon Torpedo (Hewitt) by Arthur Morrison 9. (S1E09) The Woman in the Big Hat (Lady Molly) by Baroness Orczy 10. (S1E10) The Affair of the Tortoise (Hewitt) by Arthur Morrison 11. (S1E11) The Assyrian Rejuvenator (Pringle) by R. Austin Freeman 12. (S1E12) The Ripening Rubies (Bernard Sutton) by Max Pemberton 13. (S1E13) The Case of Laker, Absconded (Hewitt) by Arthur Morrison 14. (S2E01) The Mysterious Death on the Underground Railway (Polly Burton) by Baroness Orczy 15. (S2E02) Five Hundred Carats (Inspector Lipinzki) by George Griffith 16. (S2E03) Cell 13 (Van Dusen) by Jacques Futrelle 17. (S2E04) The Secret of the Magnifique (Laxworthy) by E. Phillips Oppenheim 18. (S2E05) The Absent-Minded Coterie (Eugine Valmont) by Robert Barr 19. (S2E06) The Sensible Action of Lietenant Holst (Lt. Holst) by Palle Rosenkrantz 20. (S2E07) The Superfluous Finger (Van Dusen) by Jacques Futrelle 21. (S2E08) Anonymous Letters (Dagobert Trostler) by Balduin Groller 22. (S2E09) The Moabite Cypher (Thorndyke) by R. Austin Freeman 23. (S2E10) The Secret of the Foxhunter (William Drew) by William Le Queux 24. (S2E11) TheMissing Q.C.s (Charles Dallas) by John Oxenham 25. (S2E12) The Looting of the Specie Room (Horrocks) by C. J. Cutcliffe Hyne 26. (S2E13) The Mystery of the Amber Beads (Hager) by Fegus Hume 英語版しかないので、先に原作を読んで予習しておくと、まあまあ理解できるレベルかなあ。私は海外版DVDを発注したけど(26編全部入ったボックスがお得)、実は某DailyMotionでもほとんどがアップされている。某Tubeと違って自動生成の字幕が出ないので、リスニングだけだと内容把握は難しい。 私が見たのは (S1E01)ソーンダイクが皮肉っぽい性格に描かれてて、ああ、あの生真面目さが無いと、かなり嫌なヤツに見えるなあ、と発見。内容は原作にかなり忠実。残念ながら謎のcombing bagは画面に出てこなかった… ポルトンが偏屈っぽい役者でイメージが違ったなあ。ジャーヴィス役者はピッタリ。 (S1E02)未訳のカラドスもの。サスペンスはあるが推理味は無し。こちらも原作に忠実だが、場面をやや足してる。カラドス訳者は良いなあ。従者役者も良し。 (S1E13)ヒューイット役者良し。女性関係者を活躍させた演出だが、なかなか上手な脚色。 (S2E01)隅の老人ものだが、ポリーの独壇場。かなり自由な改変で、隅の老人は一ミリも登場しない。ポリーの恋人は原作ではジャーナリストだが警官に。弁護士イングルウッドはポリーの親戚で、怪演。 当時のインクエストや、公衆トイレや、地下鉄や、水道の検査員(あれ、何してるんでしょうか?)が登場して非常に楽しい映像資料となっている。 原作の翻訳は大抵平山先生が行なっている。 映像の感想は、原作の評価欄に追記してゆく予定です… |
37950. | RE:作品の変更~弾さんへ 人並由真 2025/03/13 18:59 [新作作家/作品の追加] |
ありがとうです! 人並由真 > [ 弾十六さんのコメント ] > 山村正夫の「読者への挑戦 -12の推理パズル-」を変更しました。 > > ー(音引き)になっていたので-(ダッシュ)に修正しました… |
37948. | 作品の変更 弾十六 2025/03/13 16:48 [新作作家/作品の追加] |
山村正夫の「読者への挑戦 -12の推理パズル-」を変更しました。 ー(音引き)になっていたので-(ダッシュ)に修正しました… |