皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.32点 | 書評数: 1519件 |
No.42 | 6点 | クイーンの色紙- 鮎川哲也 | 2023/09/19 19:53 |
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採点が漏れていたので今さらながら。鎌倉ミステリーガイドのとぼけた仕掛けが大好き。 |
No.41 | 7点 | 戌神はなにを見たか- 鮎川哲也 | 2022/07/24 18:40 |
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流石の貫禄の一作。最終的には関係ないようなことも楽しく読ませる。 |
No.40 | 6点 | 鮎川哲也探偵小説選- 鮎川哲也 | 2021/08/12 19:29 |
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白の恐怖は光文社からも再発されているが、夜の演出となによりも未完の白樺荘が収録されたのはマニアの需要に応えた好企画。 |
No.39 | 6点 | 白の恐怖- 鮎川哲也 | 2021/08/10 09:42 |
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長らく幻の作品の代名詞のようだったもの。特に星影登場のクローズドサークルということもあって期待は高まるが芸術の域に達したりら荘に比べてしまうと・・・。
とはいえ鮎川らしく仕掛けは込み入っており、白樺荘としてのリメイクが完成していれば・・・と思わずにはいられない。 |
No.38 | 9点 | 下り”はつかり”―鮎川哲也短編傑作集〈2〉- 鮎川哲也 | 2019/12/02 20:58 |
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五つの時計に比べて本格からは外れた作品も多いが、鮎川の芸風の広さに驚かされる一冊だと思う。
達也が嗤うと赤い密室は我が国の本格好きなら必読と言っても過言ではないでしょう。 地虫は鮎川の作風からミステリ要素を除くとこうなるという異色作。 絵のない絵本とか他殺にしてくれはユーモラスで楽しい。 碑文谷事件と誰の屍体かは通好みながらおそろしく緻密に作られた名作だと思います。 こっちも必読! |
No.37 | 9点 | 五つの時計―鮎川哲也短編傑作集〈1〉- 鮎川哲也 | 2019/12/02 20:52 |
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おそろしく高水準な短編集。
鬼貫ものとしては表題作の五つの時計もそうだが、早春に死す、愛に朽ちなんも味わい深くて素晴らしい。 星影ものもハイレベルなものが選ばれており、白い密室、薔薇荘殺人事件は鮎川の遊び心満載の超傑作。 必読。 |
No.36 | 5点 | 自負のアリバイ- 鮎川哲也 | 2015/03/23 20:39 |
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角川名作選の一つ。
てんてこてん、声の復讐、憎い風、離魂病患者、自負のアリバイ、灼熱の犯罪、錯誤、尾のないねずみ、冷雨の九作収録。 この短編集では最後のもの。いずれも傑作選に収録されているものには劣るが、ここでしか読めないものもあり、マニアには必須なシリーズだろう。 |
No.35 | 5点 | 蝶を盗んだ女- 鮎川哲也 | 2015/03/21 17:40 |
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角川文庫名作選の一つ。
蝶を盗んだ女、殺人コンサルタント、小さな孔、未草、塗りつぶされたページ、あんこう鍋、ガラスが割れた、いたい風の八作収録。 ややダークな読了感のものが多い。 |
No.34 | 5点 | 呼びとめる女- 鮎川哲也 | 2015/03/17 15:20 |
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角川文庫名作選の一つ。
下着泥棒、夜の訪問者、霧の夜、月形半平の死、或る誤算、偽りの過去、牝の罠、呼びとめる女の八編を収録。 安心して読める出来。 |
No.33 | 5点 | 金貨の首飾りをした女- 鮎川哲也 | 2015/03/13 20:53 |
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角川文庫名作選の一つ。
井上教授の殺人計画、扉を叩く、非常口、ブロンズの使者、北の女、金貨の首飾りをした女、夜を創る、夜の散歩者の8作収録。 ややマンネリな感じはあるが、日常的な発想からここまで創れるのは流石。 |
No.32 | 5点 | 死が二人を別つまで- 鮎川哲也 | 2015/03/10 19:44 |
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角川文庫の名作選の一つ。
汚点、蹉跌、霧笛、鴉、Nホテル606号室、伝説の漁村雲見奇談、プラスチックの塔、死が二人を別つまで、晴れのち雨天、赤い靴下の10作を収録。 トリックの自在な使い分けが見事。 |
No.31 | 5点 | 裸で転がる- 鮎川哲也 | 2015/03/05 21:22 |
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角川文庫から出ていた短編集の一つ。
死に急ぐもの、笹島局9909番、女優の鼻、裸で転がる、わるい風、南の旅北の旅、虚ろな情事、暗い穽の8作を収録。 いずれも良作。 |
No.30 | 6点 | 翳ある墓標- 鮎川哲也 | 2015/02/12 17:13 |
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昭和ミステリ秘宝で読了。
隠れた佳作。 おまけの翻訳小説は微妙だが貴重な記録であることは間違いない。 |
No.29 | 5点 | 死びとの座- 鮎川哲也 | 2014/11/08 16:16 |
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それまでの作品に比べるとやや微妙・・・。
それでも鮎川らしい作風で楽しめるのだが。 |
No.28 | 7点 | 偽りの墳墓- 鮎川哲也 | 2014/11/08 15:48 |
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中期の代表作の一つ。同じテーマを使っても清張と鮎川でこうも違う。
二転三転する謎の提示も魅力的で、アリバイものが好きな人は是非読んで欲しい。 |
No.27 | 6点 | 企画殺人- 鮎川哲也 | 2014/04/09 23:31 |
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倒叙ものだけを集めたにも関わらず、飽きずに最後まで読めた。
やや時代を感じさせるが、オールドファンには懐かしいかもしれない。 |
No.26 | 5点 | 沈黙の函- 鮎川哲也 | 2014/04/09 23:29 |
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やや地味だが、よくある吝嗇トリックではないので時刻表が苦手で鮎川作品を敬遠する人にも勧められる無難な作品。 |
No.25 | 7点 | 不完全犯罪 鬼貫警部全事件(2)- 鮎川哲也 | 2014/04/09 23:27 |
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最初の三作は鉄板の名作。
特に五つの時計は鮎川らしい遊びと本気が融合したたぐいまれな作品だ。 長編のもとが二作収録されているのも興味深い。 |
No.24 | 6点 | 碑文谷事件 鬼貫警部全事件(1)- 鮎川哲也 | 2014/04/09 23:25 |
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碑文谷と誰の屍体かは絶対の傑作。個人的には後者が大好き。
それ以外だと1時10分がやや頭抜けた傑作。 |
No.23 | 6点 | 消えた奇術師- 鮎川哲也 | 2014/04/09 23:23 |
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赤い密室は当然傑作だが、白い密室もそれに劣らぬ名作。 |