皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.26点 | 書評数: 1576件 |
No.436 | 5点 | ぼくらの時代- 栗本薫 | 2014/10/25 00:44 |
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今となっては彼らの時代だが、アイディアとしては悪くないし、時代性を濃く反映した良作だと思う。 |
No.435 | 5点 | 誰の死体?- ドロシー・L・セイヤーズ | 2014/10/22 23:33 |
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破壊力ではクリスティに及ばないが、当時のよき時代の英国を舞台にしっかりした本格推理が楽しめるのは嬉しい。 |
No.434 | 5点 | 秋期限定栗きんとん事件- 米澤穂信 | 2014/10/21 22:45 |
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現在でている中では1番の出来。まあ犯人の正体は簡単に予測出来るでしょうが・・・。 |
No.433 | 6点 | 古い骨- アーロン・エルキンズ | 2014/10/21 00:31 |
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スケルトン探偵の代表作。
クリスティのような作風で、決してそれに劣らぬ内容だと思う。 |
No.432 | 6点 | 火曜クラブ- アガサ・クリスティー | 2014/10/18 23:43 |
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ミス・マープル登場の13短編を収録した傑作。
ポアロが長編で活躍するのに対し、マープルはこういった安楽椅子探偵が似合うことを示す格好の例。 |
No.431 | 6点 | 追憶の殺意- 中町信 | 2014/10/16 21:13 |
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追憶の殺意で読了。車を運転しない私にもわかりやすい。
いつもの中町氏のような叙述トリックは薄いが、アリバイと密室はなかなかの出来で、佳作といっていいでしょう。 |
No.430 | 5点 | 災厄の町- エラリイ・クイーン | 2014/10/14 22:51 |
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エラリー・クイーンに下半身が出来たなどといわれる後期作の代表作。
ミステリとしても及第点。 ただ、個人的にはここまで立ち入っているのに傍観者を気取るクイーンはどうかと思った。 |
No.429 | 5点 | 絞首台の謎- ジョン・ディクスン・カー | 2014/10/13 00:42 |
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犯人当てとしてはまずまずだが、肝心のトリックがあまりに陳腐で減点。 |
No.428 | 4点 | 夏期限定トロピカルパフェ事件- 米澤穂信 | 2014/10/13 00:41 |
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前作と異なり一本のネタを仕掛けた短編集だが、途中のストーリーに独立した魅力が乏しいのが残念。 |
No.427 | 5点 | サマー・アポカリプス- 笠井潔 | 2014/10/11 01:24 |
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バイバイ・エンジェルに続く伝奇ミステリ第二弾。
オカルト趣味というよりは本筋に関係ない蘊蓄の連発で、本筋が良作なだけに残念。 それでいて黒死館のような強烈な印象を残さない。 まあ、最終章は佳作。 |
No.426 | 5点 | リプレイ- ケン・グリムウッド | 2014/10/08 21:36 |
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今ではありふれたテーマですが、それでも最後まで楽しく読ませるのはこのテーマがいかに人を引きつけるかということを表しています。
主人公の生き方を何度も読ませられるので、主人公の思考があわない人はきついか。 |
No.425 | 6点 | キッド・ピストルズの妄想- 山口雅也 | 2014/10/06 00:52 |
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ホワイダニットに主眼を置いた佳作三本。
パンク探偵と言いながらキッドは博識なので、拒絶反応を示す人は少ないでしょう。 |
No.424 | 7点 | 衣裳戸棚の女- ピーター・アントニイ | 2014/10/04 16:03 |
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ユーモラスな展開、二転三転する推理、最後の意外で皮肉なオチまで文句のなしの傑作。 |
No.423 | 4点 | 七人の証人- 西村京太郎 | 2014/10/03 01:27 |
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発想自体は奇抜で面白いのだが、肝心の展開がワンパターンかつご都合主義で微妙。
十津川も何で佐々木から目を離すんだよ・・・。 |
No.422 | 5点 | 鷲は舞い降りた- ジャック・ヒギンズ | 2014/09/30 19:57 |
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完全版で読了。非常にわかりやすいが、そのため本筋とは関係のないところで分量がかさばるのが難点。
冒険小説としては特上のものだろう。 |
No.421 | 5点 | 猫は知っていた- 仁木悦子 | 2014/09/27 14:15 |
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懐かしの良作。
とはいえそれほど時代の違いを感じさせないのは仁木の実力か。 |
No.420 | 6点 | くたばれ健康法!- アラン・グリーン | 2014/09/25 13:36 |
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ユーモラスな展開にアクロバットな殺し方の良作。
馬鹿ミスでもあるとは思うが。 |
No.419 | 7点 | メルカトルと美袋のための殺人- 麻耶雄嵩 | 2014/09/23 18:07 |
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相も変わらずの鬼畜ぶりを発揮するメルカトルと不幸な相方美袋の驚異的な短編集。同系列の短編集は数多くあるが、有象無象とはレベルが違う発想と容赦のなさ。 |
No.418 | 6点 | 興奮- ディック・フランシス | 2014/09/22 13:19 |
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シリーズ最高傑作と名高い作品。
謎解きとスリルがうまい具合に混じり合った良作といえるだろう。 でもラストの展開はやや唐突すぎるかな。 |
No.417 | 7点 | 黒白の囮- 高木彬光 | 2014/09/20 23:13 |
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隠れた傑作の一つ。
読者への挑戦状をたたき付ける意気込みと高木ならではの刑事実務への言及も見事なエッセンス。 クラシック談義も楽しい。 |