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[ パスティーシュ/パロディ/ユーモア ]
スカイジャック
トニー・ケンリック 出版月: 1974年09月 平均: 6.67点 書評数: 6件

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角川書店
1974年09月

No.6 6点 ボナンザ 2015/01/12 13:54
馬鹿ミスでありながら、ユーモア作。
ストーリーを楽しむべき一作。

No.5 6点 蟷螂の斧 2013/05/06 22:25
360人乗りジャンボ機の消失の謎(トリック)、ならびに主人公・弁護士と元妻謙秘書のやり取りは楽しめました。

No.4 9点 あい 2013/04/12 10:40
ジャンボ旅客機とその乗客の消失という事件の謎は非常に魅力的でまた所々にちりばめられたユーモアも悪くない。事件のトリックは多少疑問点は残るが、謎の大きさから考えれば十分だと思えた。

No.3 4点 mini 2011/11/04 09:49
発売中の早川ミステリマガジン12月号の特集は、”ユーモア・ミステリ遊歩”
便乗企画として私的に遊歩してみるか、ユーモアミステリーったらこの作家を忘れちゃいけないよな、第5弾はケンリック

実はトニー・ケンリックという作家はあまり好きじゃないんだけど、その原因の一つがかなり昔に読んだ「スカイジャック」が面白くなかった印象が有るからだ
しかしずっと時は流れて2冊目として「三人のイカれる男」を読んでケンリックを見直した
「三人のイカれる男」は初期作にもかかわらず、出版社角川の思惑で翻訳順が後期作より後回しになってしまった特殊事情が有る作で、話題にならなかったのは内容ではなくて翻訳順が原因、つまりただ単に読まれていないだけだと思うのだよな
「スカイジャック」も5点くらいは付けられるのだろうが、どうしても私の中で「三人のイカれる男」と比較してしまうからなぁ
それだけ「三人のイカれる男」の方が面白かったという事か
どうもケンリックと言うと、”「スカイジャック」と「リリアン」だけ読んでおけば良い”みたいな風潮があるが、私としては是非「三人のイカれる男」を読んで欲しいと願うのである
ありゃ~「スカイジャック」の書評になってねえや、ゴメン

No.2 7点 こう 2010/07/21 23:46
 軽妙なユーモアサスペンス(?)といえばトニー・ケンリックと上田公子の名訳が思い浮かびます。作風が変化した後期の作品は1冊くらいしか読んでいませんが初期作はいずれも楽しめました。ミステリ的な評価としてはこの作品ではジャンボジェット機を消した点が挙げられますが個人的にはミステリとしてはどうでもよくてただただ主人公のやりとりやストーリーが楽しめた作品でした。なんだかんだいって万人受けしそうなのはこの作品と「リリアンと悪党ども」かなあと思いますが初期作はいずれも楽しめます。

No.1 8点 kanamori 2010/04/08 21:38
満員の乗客をのせたジャンボジェット機の消失を扱ったユーモアミステリ。著者のスプラスティック・コメデイの原点と言える作品ですが、ミステリとしても飛行機消失トリックのアイデアがすばらしい。
懸賞金目当てに乗り出す若手弁護士と秘書で元妻コンビの漫才風やり取りやドタバタ劇は一級品の面白さで、まさに抱腹絶倒ものでした。


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トニー・ケンリック
1988年01月
誰が為に爆弾は鳴る
平均:7.00 / 書評数:1
1987年06月
三人のイカれる男
平均:6.50 / 書評数:2
1985年02月
俺たちには今日がある
平均:6.00 / 書評数:1
1982年10月
バーニーよ銃をとれ
平均:9.00 / 書評数:1
1981年12月
マイ・フェア・レディーズ
平均:6.00 / 書評数:1
1980年02月
リリアンと悪党ども
平均:7.33 / 書評数:3
1976年01月
殺人はリビエラで
1974年09月
スカイジャック
平均:6.67 / 書評数:6