皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
toyotamaさん |
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平均点: 6.69点 | 書評数: 52件 |
No.52 | 7点 | 火刑法廷- ジョン・ディクスン・カー | 2011/10/13 18:02 |
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読んでるあいだ、また読み終わった直後、
「なんだこの話?」 って思ったんですけど、なんか後を引くような話でしたね。 たぶん、再読すると違った感想になると思います。 |
No.51 | 9点 | すべてがFになる- 森博嗣 | 2011/10/03 12:47 |
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犯人はともかく、トリックはすぐ判りました。
それが理系の私だからなのかどうかは、わかりませんが・・・。 20代でデビューした人たちと比べて、文章が成熟していて、読みやすい。やはり、論文執筆などの経験が大きいのでしょうか。 大学のゼミなどの描写も非常にリアル! |
No.50 | 7点 | 歯と爪- ビル・S・バリンジャー | 2011/04/07 19:36 |
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なんでここで袋とじ?
って思いましたが、すぐ次のページに裁判シーンと独白シーンを結ぶ謎が出てたんですね。 被告の正体を包み隠して進めてるんでしょうが、扉の解説文の書き方を考えてくれないと、謎が薄くなる。 |
No.49 | 6点 | グッドバイ 叔父殺人事件- 折原一 | 2011/04/07 19:27 |
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普通に読めば折原ワールドに引き込まれるところ、題名を見ちゃうとオチがわかっちゃう。
それともあえてこの題名にしたんだろうか? |
No.48 | 7点 | 暁の死線- ウィリアム・アイリッシュ | 2011/02/03 18:03 |
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捜査がうまく行き過ぎる感はありますけど、サスペンス感があって一気に読み通せる作品だと思います。 |
No.47 | 6点 | 螺旋館の殺人- 折原一 | 2011/02/03 17:56 |
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折原作品は、「絶対何かある」と思って読んでしまうから、ラストのどんでん返しで「アッ」と感じることが減じてしまうのが難点ですね。
分かりやすいので折原作品に初めて触れる人には、いいテキストかもしれません。 |
No.46 | 5点 | ブラウン神父の童心- G・K・チェスタトン | 2011/02/03 17:51 |
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最初の一編がいちばん面白かったが、なんか尻すぼみと感じました。
トリックの創出は凄いのかもしれないけど、小説として考えると私には合わないかもしれません。 |
No.45 | 7点 | 笑う警官- マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー | 2010/12/23 16:55 |
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アメリカの警察ものに比べると、ちょっと日本的ではありますね。
犯人が登場人物表に載ってないのも警察小説的です。 それをアメリカは地下鉄を舞台にした映画を作っちまった。 |
No.44 | 8点 | ケンネル殺人事件- S・S・ヴァン・ダイン | 2010/12/09 18:26 |
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死者を撃ち殺す男、殺したはずの男をもう一度殺す男、殺したつもりなのに殺された男。
なんか「シンデレラの罠」の紹介文みたいだ。 |
No.43 | 9点 | エジプト十字架の秘密- エラリイ・クイーン | 2010/12/09 18:18 |
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この展開だとこの人が犯人かもなあ、というのはなんとなくわかるんだけど、何度「あ、やっぱり違うのか」と思ったことか。
国名シリーズは「創元推理文庫」と「ハヤカワミステリ文庫」で半々に読んだんだけど、何か違う作家のような気がする。 どうやら、評判の良い作品群がハヤカワに偏ったようです。 最後のシカゴまでの追跡シーンはハラハラドキドキでした。 |
No.42 | 10点 | 九尾の猫- エラリイ・クイーン | 2010/12/09 18:08 |
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「エジプト十字架」のラストの追跡劇でもそうだが、私はどうやら本格物が好きなくせに、サスペンスフルなものにワクワクする傾向にあります。
そういう意味ではこれは最高でした。 というより、今まで読んだクイーンものとは違うとも思いましたね。 ただ、あの動機でこんなに連続殺人ができるものか、と。 |
No.41 | 5点 | ロシア紅茶の謎- 有栖川有栖 | 2010/12/09 17:57 |
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子供向けのクイズ付探偵小説、
って感じがした。 |
No.40 | 7点 | 白昼の悪魔- アガサ・クリスティー | 2010/12/03 07:55 |
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kanamoriさんも書かれてますが、舞台設定を思い出そうとすると、ブランドの作品の挿絵を思い出してしまう。 |
No.39 | 8点 | 予告殺人- アガサ・クリスティー | 2010/12/03 07:50 |
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話の筋が他の作品と同じようになりがちですが、やっぱり良く出来てると思います。 |
No.38 | 6点 | 生首に聞いてみろ- 法月綸太郎 | 2010/12/03 07:24 |
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構想が学生時代と仰ってますので、そこに拘りすぎたためかちょっと話が古いイメージがあります。
当時と違っているのは、携帯電話の普及だと思われ、それを多用した感は否めません。 |
No.37 | 7点 | 遠きに目ありて- 天藤真 | 2010/11/29 13:36 |
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結構犯人を見逃してますね、警部さん。 |
No.36 | 6点 | エッジウェア卿の死- アガサ・クリスティー | 2010/11/25 15:16 |
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ハヤカワの「エッジウェア卿の死(Lord Edgware Dies)」と新潮の「エッジウェア卿殺人事件」はまあいいですけど、
知らない人は創元の「晩餐会の13人(Thirteen at Dinner)」は別ものだと思って、ダブっちゃわないかなぁ。 実は「大空の死(創元)」、「雲をつかむ死(ハヤカワ)」の新潮版の邦題は「マダム・ジゼル殺人事件」だったりします。 |
No.35 | 6点 | 黄色い部屋の謎- ガストン・ルルー | 2010/11/25 15:05 |
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出典がわからないまま、
長いことフレデリック・ラルサンという名前が頭にこびりついていた(笑)。 再読して思い出しました。 |
No.34 | 9点 | 皇帝のかぎ煙草入れ- ジョン・ディクスン・カー | 2010/11/25 15:02 |
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カーの作品はこのくらいの長さがいい。
たしかに、思い込んでしまったらこういう錯覚は起こしそうだ。 |
No.33 | 5点 | 眩暈- 島田荘司 | 2010/11/18 04:56 |
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御手洗の推理がズバズバ的中する前半というのは、読み応えがあるんだけど、真相を言い当てたあと、残りのページからみて、ドンデン返しを考えた読者もいたはず。。
手記の再掲は飛ばしちゃったなぁ。 |