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測量ボ-イさん
平均点: 6.26点 書評数: 626件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.26 7点 高層の死角- 森村誠一 2009/05/04 11:04
密室殺人の対する解答に新しいパタ-ンを考案したという
点では評価に値すると思います。

No.25 9点 りら荘事件- 鮎川哲也 2009/05/04 11:00
探偵小説、犯人探しものの王道を行く名作です。ミステリ
好きの方なら是非読んで頂きたい作品です。
けど設定は時代がかっていて、若い方には違和感あるでし
ょうね。

(2015.7.5 追記)
最近再読。上の書評を書いた時点では、個人的には高評価なるも、
所詮本格のこだわりが強い読者が好むマニアックな作品・・・とい
う一般評だと思っていました。
他の方の以外な高評価に少々驚いています。でも個人的には嬉しい
です。例の東西ミステリでも、前回1986年のランキングより順位
を上げている数少ない作品ですしね。

No.24 5点 幽霊列車- 赤川次郎 2009/05/04 10:58
(多少ネタバレ有)
謎の設定が大きな割には、収束が尻すぼみな感じ。
メイントリックも単純な機械的トリックだし。
20年以上前に一度読んだだけで、再読しようとい
う気にはならないです。

No.23 7点 成吉思汗の秘密- 高木彬光 2009/05/04 10:55
歴史ものが好きなので面白かったです。

No.22 8点 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 2009/05/04 10:53
いやあ、これはうまくやられましたね。再読してみると
確かに伏線はここかしこに貼ってあるのですが。
フェア云々は個々の判断にお任せします(笑)。

No.21 6点 影の告発- 土屋隆夫 2009/05/04 10:50
古典的名作ですが、写真のメイントリックは長編を支える
には、やや薄弱なのでは?

No.20 8点 十角館の殺人- 綾辻行人 2009/05/04 10:47
初読時は「ああ、成程」くらいにしか思いませんでしたが、
再読して良さが判ってきた作品。
でも後年の氏の作品を見ていると、こういうのが氏の得意
分野なのですね。

No.19 5点 サマー・アポカリプス- 笠井潔 2009/05/04 10:43
ミステリというよりも、難しい宗教史を読まされているよ
うで、あまりピンとこなかった作品。密室トリックめいた
ものも出てきますが、文章だけの説明で何だかよく判りま
せんでした。
氏の3部作では他の「バイバイ・エンジェル」や「薔薇の
女」の方が良かったです。

No.18 9点 女王国の城- 有栖川有栖 2009/05/04 10:40
長年待たせた江神シリ-ズだけあって、素晴らしい出来栄え
の作品です。いつもながら、謎解きの論理過程はしっかりし
ていて、読者を納得させられます。
探偵役の江神、主人公のアリス、紅一点のマリアだけではな
く、脇を固めるモチと信長がいい味出してますね。特に信長
さんはこの作品では大活躍!

No.17 8点 匣の中の失楽- 竹本健治 2009/05/04 10:31
「虚無への供物」を意識して作られた作品ですが、前者より
数段楽しめました。密室トリックの謎解きで一見バカバカし
い種証しもありますが、こういうの、嫌いではないです。
薀蓄話しも、そんなに嫌味たらしくなく、うんざりする事も
なかったです。

ただ多くの方が指摘されるように、現実と虚構の世界の交錯
には頭が混乱しました・・

No.16 10点 斜め屋敷の犯罪- 島田荘司 2009/05/04 10:27
見事な密室トリック。「密室の巨匠」ディクスン・カ-も
きっとあの世から拍手をしていることでしょう。

No.15 7点 乱れからくり- 泡坂妻夫 2009/05/04 10:25
ちょっと偶然に頼りすぎているきらいはあるものの、
「意外な犯人」の設定等、泡坂氏ならではの世界が
楽しめる作品です。

No.14 9点 戌神はなにを見たか- 鮎川哲也 2009/05/04 10:22
鮎川ファンでないと知る人は少ない作品ですが、僕は大好き
な作品です。頁数は比較的長いが、氏の独特の世界の中で物
語が淡々と進み、その長さを全く感じないです。
アリバイ崩しがメインですが、時刻表ものではありません。
そうそう、もう一つのトリックはありそうで前例が少ないト
リックです(ラストで真犯人も自画自賛してます)。
復刻版も出ていますし、是非多くの方に読んで頂きたい作品
です。

(余談)2021.8.14追記←ネタばれあります
犯行に使われた、瞳孔を広げる目薬(ミドリン)の体験をし
ました。職場健康診断の眼底検査で要再検査となり、地元の
眼科を受診したのがきっかけです。
屋内にいるときは何ともないですが、受診後外にでると、眩
しくて目を細めてうつむかないと歩けない・・・
でも鬼貫警部と同じ体験ができて何だか嬉しい思いも 笑
これがわかってたら、サングラス準備したのですが

No.13 8点 刺青殺人事件- 高木彬光 2009/05/04 10:18
スト-リ-や謎解きの過程は申し分なく面白かったです。
ただ、密室トリックの解明はできれば図に書いて説明し
て欲しいです(文章だけで説明されるの苦手です・・)。

No.12 9点 長い家の殺人- 歌野晶午 2009/05/04 10:13
一般的にはあまり評価されていませんが、個人的には好きな
作品。謎解き偏重作品が好きでない人には抵抗あるのでしょ
うか?
こういう一見バカバカしいというか、「探偵小説」の臭い
(?)が残る作品がたまにはあってもいいと思います。

No.11 8点 危険な童話- 土屋隆夫 2009/05/04 10:08
読んだのは20年以上前ですが、単純でも斬新なトリックで楽
しめました。子供の頃に読んだ推理パズルで、この話しのメ
イントリックと同じネタを扱ったものがありましたが、どう
もそちらがパクリだったようですね。

No.10 10点 時計館の殺人- 綾辻行人 2009/05/04 10:03
(多少ネタバレ有)
次々と人が殺されていき、いくつかの謎が提示されますが、
その全てに合理的解決がなされる秀作です。
謎が解き明かされた後、被害者の一人のセリフ「何、これ?」
の意味が判って驚愕した覚えがあります。
綾辻氏の作品群では文句なしのNo.1です。

No.9 8点 11枚のとらんぷ- 泡坂妻夫 2009/05/03 18:10
30年以上前に書かれた古い作品ですが、縁がなく読んだのは
つい最近です。でも楽しめました。
「作中作」という趣向は当時の作品としては珍しく、そこに
事件解決のヒントがさりげなく書かれている伏線の張り方が
絶品です。
作者泡坂氏は最近亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りいた
します。

No.8 10点 双頭の悪魔- 有栖川有栖 2009/05/03 16:57
世間の評価通り、有栖川氏の最高傑作だと思います。3度に
わたる「読者への挑戦」、好きな人にはたまらないでしょう
ね。謎解きの論理もしっかりしています。
僕は基本的に、火村ものより江神ものの方が好きなのですが、
江神ものは作品数が少ないのが難点です。

(2012.7.28 追記)
最近再読。う-ん犯人判ってて読んでも面白い(笑)
でも第三の殺人など、犯人判っててもどうやって真犯人を
絞り込んだのか思い出せなかった・・・
でもいい作品です。一発トリックではなく、ロジックで
犯人を絞り込むタイプが好きな方にはお勧め。

No.7 9点 不連続殺人事件- 坂口安吾 2009/05/03 16:54
「堕落論」などの評論文で知られる坂口氏の唯一書いた推理
小説ですが、名作です。登場人物が多く犯人も判りにくいで
すが、独特の世界がある作品です。
でもここに出て来る人たち、実際にいたら困るでしょうね
(笑)

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測量ボ-イさん
ひとこと
このサイトを知ってから2年くらい経ちますが、
ようやく自分で書評を書いてみようという気になりました。どうぞ宜しくお願いいたします。
好きな作家
島田荘司(初期作品は殆ど読んだ)、鮎川哲也(氏の長編22作はコンプリ-ト)、有栖川...
採点傾向
平均点: 6.26点   採点数: 626件
採点の多い作家(TOP10)
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