皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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makomakoさん |
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| 平均点: 6.16点 | 書評数: 908件 |
| No.548 | 6点 | 神の時空 京の天命- 高田崇史 | 2017/04/30 18:37 |
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| 神の時空シリーズもこれで終了。お話としては1週間足らずの時間ですが、これが8巻という大著となって、ようやく終了となったといった感じです。
このお話はおしまいはきっとこうなるということがほぼ約束されたようなものですので、意外な感じは全くありません。 まあ気分よく終わったといったところでしょう。 本格推理としたら、ずい分無理があるのでファンタジーととらえるべきなのでしょう。 すごい事件が短期間で日本のあちこちに起きているのに、何故か一般人はあまり気付いていない。こんな事件ならテレビなどマスコミは大騒ぎで一日中特番だ、といったことは言いっこなしで読めばそこそこ面白いです。 ただ火地という爺の幽霊の話はこんかいはことにくどくてめんどくさい。これが長々と書かれているのを好ましいと思うかばかばかしいと思うかで、この話が楽しめるかが決まりそうです。 私は薀蓄が好きなのでまずまずでしたが。 |
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| No.547 | 6点 | 松谷警部と三鷹の石- 平石貴樹 | 2017/04/29 10:36 |
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| 平石氏の小説始めて読みました。
まったり警部はほとんど活躍せず、新人女性警官の推理がほとんど。まあこれはこれで悪くはないです。 段落の終わりに歌が読んであるのはなかなか新鮮でした。最初はあれっとおもっとのですが。 さすがに東大の文学の教授まで勤められた大先生のお話なので話の破たんはなく、犯人も意外でしたが、すごいところはなく、平坦な感じがするお話でした。 |
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| No.546 | 7点 | カササギの計略- 才羽楽 | 2017/04/29 10:29 |
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| どこかで読んだような設定で始まるのです。アパートに帰ったら見知らぬ美女が待っていた。全然心当たりがないのに部屋に入れてしまい、ついには住み着いてしまう。
なんという都合に良いお話か。 こんなことがあるとよいですなあ。でも絶対このままでは済まないのは目に見えている。どういう結末となるかかなり興味深く、しかもとても読みやすい。 ほとんど恋愛小説風となった後で突然お話の展開が起きる。推理小説なのだから当たり前といえば当たり前です。 なかなか楽しめたのですが、何となく物足りないような気もしました。 |
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| No.545 | 6点 | 伊藤博文邸の怪事件- 岡田秀文 | 2017/04/12 22:04 |
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| 黒龍荘の惨劇がなかなか良かったので、その前の作品である本書を読んでみました。
これも立派な本格推理小説で、いろいろな伏線やミスリードがあり、見事に引っかかってしまいました。小説の出来としてはこちらのほうがやや小粒ですが、最近こういった作品にお目にかかることが少ないので、十分楽しませていただきました。 こういったがちがちの本格物はたくさん書くことが難しく、量産をせがまれるとどうしてもクオリティーが落ちてしまうようですが、作者は続編を執筆中とのことですので、期待しています。 |
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| No.544 | 4点 | QED ~flumen~ 月夜見- 高田崇史 | 2017/04/02 17:29 |
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| 終わったと思っていたOEDシリーズ。あの終わり方では当然納得がいかないところがあるので、答えが出るのではとの甘い期待を抱いて読んだが、残念ながら不完全燃焼でした。
今回はことにタタルの推理と事件の関係性に無理があるようで、さらにタタルの話も凡長でやたら長く感じました。作者のあとがきでは空前絶後といってよいほどの叱咤激励があったとのことですが、それはこのシリーズの読者がナナちゃんの話はどうなったかが知りたいからに違いないからでしょう。 今回ですっきりさせてほしかった。 どうやら次も出そうな感じなのですが、なんか終わってしまった話の出し惜しみしているようで。こんな調子ではどうかなあ。 |
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| No.543 | 7点 | 星読島に星は流れた- 久住四季 | 2017/04/02 09:59 |
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| なかなか面白かった。
登場人物が少なく、孤島といったまさに本格推理小説の代表のような設定で大丈夫かなとも思ったのですが、まず納得のいくものでした。 読みやすく、登場人物もひどく異常なこともなくすっきりしていますが、逆にあくが少なく若干平凡といった感は免れませんでした。 でもよかったですよ。 次作に期待できそう。読んでみようかな。 |
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| No.542 | 7点 | 黒龍荘の惨劇- 岡田秀文 | 2017/03/26 08:59 |
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| バリバリの本格推理です。本格物が好きな方はぜひ。
舞台は明治時代で、大きなお屋敷といわくありげな登場人物。そして歌になぞらえた連続殺人事件。 なんともおどろおどろしい。なんかどこかの名作で読んだようだなあとも思いつつ読み進めていくと、最後は見事にやられた。 久しぶりの大トリックで大どんでん返しでした。 探偵の月輪は、なかなかの名前ですが、インパクトはいまいちかな。もう少しスマートにかけていたらもっと良い点数となったのですが。 |
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| No.541 | 6点 | 曲った蝶番- ジョン・ディクスン・カー | 2017/03/24 22:14 |
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| はじめのうちは実に面白い。主人公の友人で誰もが疑ったこともない地元の名士が偽物で、本物はこの俺だといった人物が出てきての争いとなる。そりゃ無理でしょうと思っていたら、案外名乗り出た人物が本物かもしれない。どうなることやら。
この辺りのお話はカーのストーリーテラーの本領発揮といったところです。 かなりお話が進んでようやく殺人がおきるのだが、殺人の方法が全く分からない。だとすると自殺なのか?読むほうは完全に作者に翻弄されてしまう。 さすがカーと思わせる展開なのですが、フェル博士の長々とした解説がかなり凡長でちょっと嫌気がさしてきたところで、犯人ととんでもない殺人方法が提示される。 せっかくのお話がだいなしだなあ。長々と読んできてこんなのではむちゃくちゃではないかと腹立たしく思っていたら、さすがにこのまま終わるのではなく、真相はまたもとんでもないものでした。まあ納得なのですが、無理っぽいことは否めませんでした。 |
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| No.540 | 6点 | ビブリア古書堂の事件手帖7- 三上延 | 2017/03/06 18:34 |
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| このシリーズは6冊までは順調に発表されていたのに、この第7作が出るのにやたら手間取って作者が病気かスランプになったか心配したほどでした。
あまり待ったのでお話の詳細も大分忘れてしまっていたのですが、作者は読者が忘れているだろうことを想定してか、ちゃんと思い出せるように色々と説明を入れてくれています。 古書ことに今回はシェイクスピアという外国の古典であるため、それなりの薀蓄が楽しめたのですが、根底となるお話としては当たり前の展開で、まあこんなものかといったところでした。 読みやすいが、内容も薄いといった感じは否めませんでした。 まあこのシリーズそのものがそういった感じではあるのですが。 とにかくようやく完結の運びとなりました。めでたしめでたし。 作者は番外編みたいのものを書こうとしているようですが、もう読まないかも。 |
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| No.539 | 7点 | 狩人の悪夢- 有栖川有栖 | 2017/03/05 10:43 |
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| このところぐっと懐が深くなってきた有栖川有栖氏の火村シリーズの長編ということでさっそく読んでみました。
なかなか長い。殺人事件の話となるまでに相当ページがさいてあります。それでも飽きさせずに読ませるのはさすがに最近の有栖川有栖。充実していますねえ。 登場人物は少ない。犯人たる人物は極めて絞られています。かなり最後まで行かない犯人は分からない。後付けで真相を暴露するといったかたちなら、誰が犯人でもこの小説は成り立ちそうなのです。 まあ怪しげな人は初めから怪しそうなのですが、推理小説の常として怪しそうな人は犯人でないことが多いからなあなどと、余分なことを心配しながら読むこととなりました。 どんでん返しはあるのか?期待しながら読んでいました。 結果は書きません。読みごたえは十分で読んで損はありませんよ。 |
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| No.538 | 5点 | プレゼント- 若竹七海 | 2017/03/05 10:29 |
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| 推理小説の短編集として、よくできた作品が並んでいるといってよいと思います。
ちょっと外国の推理小説みたい。 推理小説が好きな方にはいい感じ。このサイトでの評判がよいのもよく分かります。 私のようなつるつると呼んでいく読者にとってはひねりが効きすぎて分かりにくいものが何点かありました。 メイン単体の一人の葉村さんは若い頃より年が行ってからのほうがいい感じですね。 |
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| No.537 | 7点 | 緑のカプセルの謎- ジョン・ディクスン・カー | 2017/02/10 20:37 |
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| みんなの目の前でしかもフィルムを回しながら殺人事件が起きるという、なんともものすごい設定です。犯人とおぼしき人物は次々と指摘されるが、全員鉄壁のアリバイがある。よくもこんなお話が成立したとまず感心しました。推理小説ファンにはこたえられないです。
ちょっと残念なのは犯人の推理が二転三転しながらは良いのですが、ちょっとくどい感じになってしまったところです。これだけいろいろやればくどくなるのもやむを得ないかなあ。 カーの作品はそれほど読んではいませんでした。こみいった話である上に翻訳が悪く読みにくいのです。そういった悩みは今回の新訳でずい分解消されたようです。 何篇か新訳が出ているようなので、読んでみようかな。 |
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| No.536 | 6点 | 悪いうさぎ- 若竹七海 | 2017/01/29 15:33 |
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| この作品はミステリーマニアならかなり高く評価されそうです。ストーリーが奇抜で規模も大きく、推理もサスペンスもあり、最後のどんでん返しなどもなかなかのものです。
じゃあどうして私はこの程度の評価なのでというと、女の登場人物に対する体つきや容貌など外見的な描写が少なく、セクシーでかわいい女の子がほとんどいない(本当は若い女性が多く登場するのできっと外見がよい女の子が出てきているなずなのですが、葉村を含めて)。人物は話の駒としての扱いが強いのです。私は人の名前を覚えるのが苦手なので、どの子がどうだったかがしばしばわからなくなりました。セクシャルな面は女性にとってどうでもよいのでしょうが、男の読者にとってはかなり重要なポイントと思います(私だけか?) 多分この辺りが一般の書評がやや低めで、ミステリー好きには受けるところなのかもしれません。 |
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| No.535 | 5点 | 依頼人は死んだ- 若竹七海 | 2017/01/18 21:32 |
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| さよならの手口が面白かったので、葉村晶シリーズを読んでみようと思い何冊か購入しました。本作品が葉村晶の原点。連作となっていますが、初めのほうはなんだかいやな感じの登場人物が多く出てくるし、葉村もあまり感じよくないし、であまり感心しませんでした。
女性しか書けない世界であることは間違いなく、女ってこんな風なんだというところは随所にみられ興味深いのですが、女から見ると女は随分感じの悪いのが多いようで、女性に対するあこがれが爺になっても消えない私にとってかなりショッキングです。 葉村はもっといい女のようにも思うのですが。 肝心のお話のほうは推理モノやちょっと幻想風のものなどがあり、でこぼこな感じでした。 全体としてはすごくよくはなかったが、悪いということもないといった感じです。 |
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| No.534 | 7点 | 追憶の夜想曲- 中山七里 | 2017/01/15 21:23 |
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| このサイトでの評価がかなり高い作品ですが、私はこの程度の評価です。どうしても主人公の御子柴に違和感があるのです。
まあ小説の中ですからどういった背景にしてもよいといえばよいのですが、あまりにもショッキング。私にとってはひどすぎます。勿論作者はそれを狙って書いてはいるのでしょうが。 小説の内容としてはよくできたものとは思いますが、私のように犯人がほとんど分かったためしがないものでも、見当はつきました。なんせ御子柴が弁護を買って出たのですから当然被告が犯人ではない。すると登場人物が少ないため自動的に誰がやったが推測できてしまうのです。 さらに物語が御子柴個人の歴史と重なってくるのですが、このことに関してはほとんど述べられずなんだか後出しじゃんけんのようにも感じられました。まあそれを無理なくまとめているのは作者の力量と思いますが。 |
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| No.533 | 6点 | 贖罪の奏鳴曲- 中山七里 | 2017/01/08 14:55 |
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| はじめのうちはちょっと引いてしまいそうな内容です。これが楽しい人もいるようですが、私は感覚的にあいません。
途中から二転三転して最後にはまあ何とかそれなりに良かったような気にもなりますが、ちょっと現実感が乏しいような気もします。 もともと興味本位で殺人を起こす人物がこんな風になるのかなあ。 それとこのサイトの書評にもありましたが、御子柴の死体遺棄はどうなるのでしょうかねえ。 |
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| No.532 | 7点 | 祈りの幕が下りる時- 東野圭吾 | 2017/01/04 18:41 |
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| 面白いというより相当に悲しい物語でした。東野氏はこれ程多作なのによくもこんなストーリーをかけるものだと改めて感心しました。
一見無関係な話が最後にはきちんと決着してくるところは見事なものです。ただとても暗い話で、やりきれないなあ。 加賀警部補もだんだん偏屈で暗くなってきている。はじめは相当好きなキャラクターだったけど、こういった話を見せつけられるとちょっとつらい。 最後の決着がどうなったかははっきり書いていないけど、推理小説としては完結しているのでしょう。 |
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| No.531 | 6点 | さよならの手口- 若竹七海 | 2016/12/30 14:03 |
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| なかなかの力作だと思います。いろんなアイデアを盛り込んでのハードボイルドであり推理小説でもあり。これを書くのは大変だったのでは。
女性でなければ絶対書けない女たちの描写がまた興味深い。男にとっては女は永遠の謎があるのですが、女同士だと謎でも何でもない。結構素敵な葉村晶やその周囲の女性たちなのですが、女から見ると男に全然もてる要素がないように描かれてしまっている。女は女に厳しいねえ。 そういった内容ならもっと評価が上がってもよいのですが、いろいろなアイデアむしろがごちゃごちゃした感じになってしまっているからではないでしょうか。 作るのに大変な作品が必ず素晴らしいというわけにいかない。良い要素が詰まっているのにちょっと残念です。 |
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| No.530 | 8点 | カーテン ポアロ最後の事件- アガサ・クリスティー | 2016/12/23 12:13 |
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| ポアロ最後のお話です。自分が犯人たりえない方法で殺人を繰り返す殺人者。まさに究極の殺人者といえるかもしれません。それに対するポアロはもう命がつきかけてでも頭はさえています。
作者も歳をとり、若い頃のような感性がつきかけているようで、登場人物がちょっとこらえ性がない。でもまあそこそこには収まっているところはさすがクリスティー。 最終場面ではついにポアロが死んでしまう。 私はポアロがそれほど好きではないように思っていましたが、こうしてお別れとなると実に心残りです。 あとあとまで心に残るお話でした。 |
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| No.529 | 6点 | オシリスの眼- R・オースティン・フリーマン | 2016/12/16 21:43 |
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| はじめに不可解なエジプト学者の失踪が語られる。いかにもといった感じでここにトリックがあると推理小説ファンならすぐに気づくところですが、これが意外と難敵でした。
登場人物が少ないので読みやすく犯人の推察もできるのですが、真相を見抜くのは難しいと思います。 作者が医者であるので、解剖学的なお話は比較的正しく書かれています。確かに普通の人間がバラバラ事件を起こすとしたらこのような切断は絶対しないでしょう。 私は古代エジプトが好きなので、エジプトに関するお話もすんなりと理解できましたが、この方面の知識がないとちょっとわかりにくいかも。 実に大胆なトリックというべきですが、現実に可能か否かは何とも言えませんね。 でもこんなことを考え付いたことに敬意を表します。 |
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