皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 本格 ] 女は待たぬ バーサ・クール&ドナルド・ラム |
|||
---|---|---|---|
A・A・フェア | 出版月: 1958年08月 | 平均: 6.50点 | 書評数: 2件 |
早川書房 1958年08月 |
早川書房 1987年03月 |
早川書房 1987年03月 |
No.2 | 7点 | 弾十六 | 2019/08/16 23:00 |
---|---|---|---|
クール&ラム第14話。1953年9月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評の転載です。いずれ再読したらあらためて書きます。)
舞台がハワイなので水着率の高いお話。ホノルルでバーサが変わってゆく姿が可笑しい。展開は相変わらず起伏に富んでおり、ある意味意外な解決ぶりでちょっと驚きました。日系人が二人登場、ミツイとコリオト、後者は柔道を使います。ラム君は以前習った格闘技をすっかり忘れてしまったようですね。銃は38口径のピストル(多分リボルバー)が登場、詳細不明です。 (2017年7月8日記載) |
No.1 | 6点 | nukkam | 2015/03/03 20:34 |
---|---|---|---|
(ネタバレなしです) 1953年発表のバーサ・クール&ドナルド・ラムシリーズ第14作の本格派推理小説です。同じアメリカでもハワイはやはり舞台として特殊なのでしょう。マイペースを崩さないドナルドとは対照的に、ハワイに似合うファッションに身を包むのに大騒ぎのバーサが面白おかしく描かれています。登場人物がそれほど多くなくプロットもあっさり気味ですが、ちょっとしたトリックがなかなか印象的な謎解きでした。ドナルドもそれなりに活躍していますが、意外とホノルル警察のフラキモ部長刑事も優秀でしたね。 |