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[ ホラー ]
黒い家
貴志祐介 出版月: 1997年06月 平均: 7.27点 書評数: 45件

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角川書店
1997年06月

角川書店
1998年12月

No.25 8点 ある 2010/02/25 11:51
超常的なものがなく,ホラーとして面白い作品でした。

ただ包丁を1本持っているだけなのに…相手がとても恐ろしく感じるのは,それまでのサイコぶりが強烈だからでしょうか?
だって「腕」ですよ…。

No.24 7点 りんちゃみ先輩 2009/04/24 21:50
今の世の中、こんな人実際にいそう、こんなことが実際に起こりそうなのが怖い。しかし警察も自治体もこんなにも頼りにならないのかな?心配です。小説としてはは完璧です、ミステリーの味わいもあって面白かった。しかし「貴志祐介」氏は上手いですね他の作品もですがストーリーに引込まれます。

No.23 7点 だい様 2009/03/08 01:00
本当に描写が上手いですね。
読んでいて緊迫感がありました。

No.22 7点 zedd 2008/11/10 03:15
想像力がいやが上にも盛り立てられる怖さ。うまいな~。

No.21 7点 とろろ 2008/10/22 23:27
生保に就職を考えている学生を断念させる作品。

No.20 9点 touko 2008/09/10 23:31
よく類似を指摘される和歌山カレー砒素事件よりなんと前に書かれたサイコサスペンスの傑作。
真犯人が誰かわかる経緯がゾクゾクします。

終盤はややドタバタですが、文句なく面白かったです。

No.19 7点 深夜 2008/03/04 22:39
ホラーというよりサスペンスという感じ。ドキドキはさせられる。こんな行動力とある種の賢さを持ったおばさんはいないよう気がするけどなぁ。話の筋としては結構シンプルだと思う。犯罪心理や保険の説明部分は興味深く、読み物としても面白い。

No.18 5点 VOLKS 2007/12/19 23:35
保険金絡みの事件というのは実際にも多発しており、事件となってメディアにも取り上げられているその陰で、実際には公になっていないものも多いと聞く。この作品の中でも、ラストになってやっと明るみに出たもののそこに至るまでは事件として手が入っていなかった、ということになっている。リアリティがないようであり、実際にはこれに近いことが身近で起こっていたとしてもおかしくはないのかもしれない、という意味で怖いと感じた。

No.17 6点 いけお 2007/10/10 11:01
普通のおばさんをあれだけ恐ろしく書かれても違和感の無い構成はすごい。

No.16 8点 ぷねうま 2007/10/03 19:19
僕はあまり幽霊とか妖怪に怖さを感じてなくておばけ屋敷とかスキップして進めちゃうぐらいで、あまりホラーに魅力を感じていなかったんだけど、この作品は面白かった。
どんな怨念や悪霊より、包丁持ったキチガイのババアが一番怖い。
包丁持ったキチガイのババアが。(2回言った意味は特にないです)

No.15 8点 アデランコ 2007/08/10 20:19
身震いしました。
「怖い」という表現がぴったりの作品。

No.14 6点 留吉 2005/06/30 21:59
「怖い」「怖い」って・・・・・・・・・・・怖いね。
2度のクライマックス・・・B級ホラー映画よりもゾクゾクさせてくれる文筆力はさすが・・・

こういう本を読むと、騒音おばさんやカレー母さんみたいなのが現実にいることも、さほど不思議ではない気がしてきますね。

この人の本は教養的な含蓄にも富んでいるよね・・・
生命保険の内情は当然としても、心理学の造詣の深さには驚き・・・勉強になりました。

No.13 5点 如月雪也 2005/06/05 05:58
上手いとは思う。けど、ミステリじゃなくてホラーですよね。作者の偽善に対する思いもよくわかります。
でも、ああいう目にあってもあんなことが言えるヒロインって強いと思いました。

No.12 8点 sophia 2005/05/31 14:45
みんなほとんど「怖い」としか言ってないですね。
まあ確かに「怖い」の一言に尽きるんですが。
展開は読めるものの、描写力でカバーできています。
終盤のビル内の攻防はハラハラしっ放しでした。
あのおばさん強すぎでしょう。
綾辻行人氏の「殺人鬼」を彷彿させてくれました。
追記 映画も観ましたが、どうして名作ミステリーの映画化作品って酷い物ばかりなのでしょうか・・・

No.11 8点 夏猫 2005/05/08 21:17
緊張感あってよかったです。
最初は普通だったけれど、だんだん怖くなっていく…
夜中に読んでいたから?

No.10 5点 ぬくい 2005/04/28 21:32
まぁ面白かった。ただ、ホラーであってミステリではないかな。

この作品を読むにあたって最大の失敗だったのが、偶々知ってしまった映画のキャストが頭に残っていたこと。始めから犯人が分かってしまっていた。

映画自体にしても、あんなキャストじゃ最初からネタバレしてるようなもの。

No.9 9点 ピョコ 2005/03/19 23:42
スリル、という面では貴志作品?1。感動がなかったので−1点

No.8 8点 綾香 2004/09/21 23:23
もう、すっごく怖い!!怖いけど、面白くて、ハイペースで読みました★

No.7 8点 Dain 2004/07/23 00:10
なるほど怖いですね。貴志作品ははじめて読みましたが、かなり引き込まれる文章で、うまいです。

No.6 9点 ウエストウッド 2004/06/19 18:51
巧い、傑作。


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