皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵 |
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| 下村敦史 | 出版月: 2024年08月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 4件 |
![]() 幻冬舎 2024年08月 |
| No.4 | 7点 | HORNET | 2026/03/08 22:12 |
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| 電動自転車メーカーの社長が、製品の不良を隠蔽して被害者を出したと社会から責められ、自殺した。その後のある日、社長夫人、会社役員、週刊誌記者など事件関係者ら7名が何者かの呼び出しで山奥にある廃墟に集められ、閉じ込められる。スピーカーから「社長は自殺ではない、殺人だ。この中に真犯人がいる」という主催者の声が……と、ここまでは王道パターンなのだが、続く主催者の「真犯人以外の人間を毒殺する」という言葉に、状況は一気に異様に。こともあろうか集められた者たちは皆、「私こそが犯人だ」と主張し合うようになり―
デスゲーム仕掛けで事件関係者が集められ、スピーカーから主催者の指示が流れる。まぁベタベタの設定で、それはそれで個人的に大好物なのだが、そこから「我こそは」と関係者たちが真犯人になりたがる、という機軸が確かに面白かった。 お互い腹のうちを探りながら、だんだん「後出しじゃんけんで上書きしたもん勝ち」になっていく展開も、苦笑してしまいそうだが飽きずに読めた。 個人的には、終盤に明かされる額縁構造の仕掛けは無くてもよかったかな・・・とも思うけど、そこで重ねられたさらなる作者のトリックはまずますだった。 |
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| No.3 | 7点 | take5 | 2025/05/31 20:32 |
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| 多重解決ミステリーを、さらに捻った努力作。
タイトルから想像する事の一つ上を行く最後。 読む前に300ページしかなく、読み始めて、 途中だれるのですが、最後スピードが増して、 ビックリしているうちに終わりました。さらに ここまでの評価の低さにびっくり。間違いなく 作者は頭が大変切れ、作品はまるで人民協会風 やはりこね過ぎですかね。嫌いじゃないですが。 |
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| No.2 | 4点 | たかだい | 2025/01/05 17:18 |
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| 廃墟に閉じ込められた男女。犯人以外は全員、毒ガスで殺される。そんな状況下で、各々がいかに自分が犯人であるかを語り、またその騙りを周囲が否定する。果たして、最終的に『犯人』と認定される生者は誰か…
コンセプトが非常に面白く、ある意味で話の全てを物語るタイトルも非常にユニーク しかし、個人的にはそこ留まりに感じた作品でした 既に自殺として処理された社長の死を「あぁでもない」「こうでもない」と考察(自白)するのが主な流れなんですが、自白しては否定されが何度も繰り返されるので、ちょっと単調に感じてしまったのが理由かと思います |
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| No.1 | 6点 | 虫暮部 | 2024/10/31 12:40 |
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| 特殊な条件のデスゲームで参加者が舌先三寸に命を懸けて自白合戦、と言う発想の転換はとても面白い。変則パズラーに社会派を混ぜたエンタテインメント。そこで終わらせておけば良かった。
それを更に捻って囲い込んだのは蛇足に思える。真犯人の行動原理も強引で、設定ありきな感じ。整形して逃げたならもう脅迫者が誰でもいいじゃん。これには作品全体の評価を下げざるを得ない。 単行本表紙は深水黎一郎『ウルチモ・トルッコ』、更に遡ればレコードだけどユーライア・ヒープ『対自核( Look At Yourself )』、コンセントピックス「顔」。由緒正しいデザインなのである。 |
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