皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 逆転正義 |
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| 下村敦史 | 出版月: 2023年08月 | 平均: 6.33点 | 書評数: 3件 |
![]() 幻冬舎 2023年08月 |
![]() 幻冬舎 2025年05月 |
| No.3 | 7点 | HORNET | 2026/02/08 18:36 |
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| 快作が粒ぞろいで、非常にお得な短編集だと感じる。
さまざまな今の世相を切り取りながら、「正義」というものの見え方が一転二転するさまを、非常に小粋な企みで作品に仕上げている。 「逆転正義」というタイトルにぴったり合う感じだったのは1編目の「見て見ぬふり」。 話の仕組み、ひっくり返し方としては、「完黙」「ストーカー」が面白かった。 そしていずれの作品も、結末がよい。 質の高い作品群だと思う。 |
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| No.2 | 6点 | ぷちレコード | 2025/03/14 21:52 |
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| いじめを教師に報告した高校生、家出中の女を保護した男、自宅で人を殺してしまった女、罪なき子供を殺された父親。
自分には自分の、他人には他人の物差しがある。そして自分の基準が絶対正しいとは限らない。どの話もディテールが騙し絵のように構成され、攻守、善悪、男女、それまでの設定が終盤で一気に覆される。読めば読むほど自分の偏見、頭でっかちな正義感、価値観がひっくり返される。今、自分の前に映る光景が本当に正しいのか、読みながら迷宮に入り込む。景色が反転するどんでん返しミステリ集。 |
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| No.1 | 6点 | まさむね | 2024/05/14 21:44 |
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| 6編が収録された短編集。個々の短編はメッセージ性も含めて好きなタイプなのですが、一貫する系統が見えてしまう分、続けて読むとどうかなぁ、という面もあります。①、⑤、⑥あたりに、作者の意思(主張?)が強く表れているのだと思います。
①見て見ぬふり:時代を反映した作品。 ②保護:おっと、見事にやられました。2作目に配置したのは正解。 ③完黙:本作品の中では最も凡庸か。 ④ストーカー:少なくともポイントの一つは容易に気づくかも。 ⑤罪の相続:恨みの連鎖という、古から現代に繋がる課題。 ⑥死は朝、羽ばたく:ふむ。突っ込みたい点や、①や⑤と重複する部分もあるけれど、短編集の締めとして好印象。 |
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