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[ 本格/新本格 ]
鏡面堂の殺人~Theory of Relativity~
堂シリーズ
周木律 出版月: 2018年12月 平均: 6.00点 書評数: 2件

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講談社
2018年12月

No.2 6点 虫暮部 2019/05/01 12:50
 森博嗣の某作と某作と某作を混ぜたようなトリックで、驚きつつもがっかり。一方で、館モノは展開がパターン化しがち、という点を差し引けば、シリーズ初期に比べると小説の書き方がなかなか上達したように思う。登場人物の行動原理が矢鱈と形而上的で共感しづらい点は、慣れると面白くなってきた。

No.1 6点 makomako 2019/02/06 20:00
 このシリーズを読み続けてくると、作風がかなり変化してくることがわかります。第1作の眼球堂では新鮮で大仕掛けのトリックが楽しめる本格推理小説でしたが、次第に幻想小説風となり登場人物もずい分変わってきてしまいました。
 本来シリーズものでなかったらしい眼球堂から派生した物語を作っていくとどうしても矛盾した内容になってしまうのだろうとは思いますが、変わり方がかなり激しくちょっと戸惑っています。
 実はこの物語を読み始めた時にひどい違和感がありました。それもそのはず、教会堂の殺人というこの前のお話をとばして読んでしまったのです。作品名だけが並んでいると話の順序がわかりにくく、間違えて後の作品を購入してしまう私のようなドジが間違えるので順番がわかるように番号でも降ってもらうとありがたいですね(そんな奴はめったにいないのから必要ないかも)。

以下ちょっとネタバレ
 ところで本作品のトリックはちょっといただけませんね。これって無理でしょう。こんなことだとこの建物事態が成り立たないし、きっと建物の中はでこぼこ、ぐしゃぐしゃなはずでしょう。


周木律
2019年02月
大聖堂の殺人 ~The Books~
平均:4.67 / 書評数:3
2018年12月
鏡面堂の殺人~Theory of Relativity~
平均:6.00 / 書評数:2
2018年09月
死者の雨 -モヘンジョダロの墓標-
平均:5.00 / 書評数:1
2016年11月
LOST 失覚探偵
平均:3.00 / 書評数:1
2015年07月
教会堂の殺人〜Game Theory〜
平均:3.33 / 書評数:3
2015年06月
猫又お双と消えた令嬢
2014年12月
アールダーの方舟
平均:6.00 / 書評数:1
2014年09月
伽藍堂の殺人~Banach-Tarski Paradox~
平均:6.50 / 書評数:2
2014年05月
災厄
平均:5.00 / 書評数:3
2014年02月
五覚堂の殺人~Burning Ship~
平均:6.33 / 書評数:3
2013年08月
双孔堂の殺人~Double Tours~
平均:6.00 / 書評数:5
2013年04月
眼球堂の殺人~The Book~
平均:5.69 / 書評数:13