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ミステリの祭典

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spam-musubiさんの登録情報
平均点:5.70点 書評数:192件

プロフィール| 書評

No.52 5点 たけまる文庫 怪の巻
我孫子武丸
(2008/01/07 08:54登録)
まぁそこそこ。


No.51 5点 スナーク狩り
宮部みゆき
(2007/12/20 10:23登録)
バラバラな何本もの物語が徐々に同じ方向性を向いていき、
最終場面である金沢で1本に収斂するまでは本当に面白い。
国分慎介の逮捕という軽いカタルシスをアクセントにしつつ、
気持ちよいスピード感で関越を北西へ…。

それだけに最後、唐突にバイオレンスの嵐が吹き荒れ、人が
死にまくる場面には、どうしても違和感というか取り残され感を
感じてしまった。結局何が言いたかったのかわからない。


No.50 2点 殺人鬼
綾辻行人
(2007/10/22 10:14登録)
このサイトで採点する以上こういった点数でしょう。
好きな人にはいいのかもしれません。

>これ系苦手なのに綾辻作品だからという理由だけで手に取ってしまった方にはご愁傷様と言うしかない。

呼びました?(笑)


No.49 7点 法月綸太郎の新冒険
法月綸太郎
(2007/10/19 11:03登録)
とても質の高い短編集。もれなくどんでん返しが付いてきます。
「身投げ女のブルース」が一番好き。

ただ、児童連続殺傷事件を補助的な題材として扱っている作品がありますが、
これ、使った意味が無くないですか?メインテーマとどう関係しているのか?
『警察署前の人だかり』を作りたいだけなら他にいくらでもやり方が
あるのではないでしょうか。
子を持つ親として、子供を狙った犯罪には物凄く嫌悪感を感じてしまうので
これで1点減点させていただいています。


No.48 6点 人形はライブハウスで推理する
我孫子武丸
(2007/10/15 10:14登録)
鞠夫の切れ味が鋭すぎる気が…。1を聞いて20くらい
知っちゃっているその様子は、ぜひこんな単純な事件ばかりでなく
「中村青司の設計した○○館」でも訪問して欲しいなります。

雰囲気を楽しめればOK、な作品。軽い読後感で好きですね。
まぁ今どきこんなカップルはいないと思いますが。


No.47 5点 十字屋敷のピエロ
東野圭吾
(2007/09/27 10:32登録)
「十字館の殺人」といった趣き。
最後のどんでん返しも用意してあり、うまくまとまっているとは思うが、
動機、トリック等に大きな驚きはない。良い小品。


No.46 4点 46番目の密室
有栖川有栖
(2007/09/23 11:15登録)
コンパクトにまとまっていて驚きが無いので
読み終わった後にインパクトが全く残りません。


No.45 9点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2007/09/19 12:55登録)
いやー、完全に参った。あんなこと全く疑いもしませんでした。
途中で疑問を持たれた方は凄いですね、ホント。十角館以来の呆然っぷり。
1ページ目で犯人が判っちゃった段階でまず驚いたのですが、
最終ページでそれを遙かに上回る驚きが待っていました。
叙述トリックとはこういうものを言うんですねぇ。

この作者は、デビュー作(8の殺人)と腹話術師シリーズしか読んだことが
なかったのですが、評価を上方修正しないといけないですね。


No.44 8点 時計館の殺人
綾辻行人
(2007/09/18 10:44登録)
十角館以来の面白さでした。途中で、拡げるだけ拡げた風呂敷をちゃんと畳めるのか
不安を覚えましたが、いや見事なものです。全ての時計を狂わせていた理由も、
納得性がありました。

個人的にはこの話のテーマは「他人には狂気としか思えないほどの、娘への愛情」ですね。


No.43 7点 むかし僕が死んだ家
東野圭吾
(2007/09/12 10:21登録)
いわゆる普通の推理小説と違い、先の展開や落ち着きどころが全く読めない、
でも間違いなく推理小説という実に見事なプロットですね。

幼児虐待という非常に重いテーマを扱っていますが、この作者にかかると
(決してそのテーマを軽く扱っている訳ではないのに)重さを感じさせない
ところがさすがだと思いました。そういう意味では「片想い」もそうですね。


No.42 4点 名探偵の呪縛
東野圭吾
(2007/09/10 11:34登録)
これはこれで、といった感じですか。
作家というものは、たまにこういった自己完結的な作品を作りたくなる
ものなのでしょうね。


No.41 5点 人形は遠足で推理する
我孫子武丸
(2007/09/06 11:09登録)
このシリーズだからなのか、長編でありながら本格ミステリではありませんでした。
登場人物の軽妙なやり取りは相変わらず楽しくて好きですが、
やはり短編が合うのではないですかね。


No.40 5点 8の殺人
我孫子武丸
(2007/09/06 11:07登録)
「デビュー作」らしい、粗さの中に秘めたパワーのようなものを
あまり感じられなかった。うまくまとまったミステリーで、楽しめます。


No.39 6点 片想い
東野圭吾
(2007/09/06 11:04登録)
相変わらず文章は非常に巧みで読みやすい。
社会派なテーマを扱っているために、引き込まれるというよりは
考えさせられるところの多い作品です。


No.38 5点 法月綸太郎の冒険
法月綸太郎
(2007/09/06 11:01登録)
まぁ普通に面白かった。図書館シリーズは、あと何篇か書いて、
それだけで一冊にして欲しいです。


No.37 5点 誰彼
法月綸太郎
(2007/09/06 10:59登録)
この「仮説を立てては間違えまくり、よれよれになりながら解決へ辿り着く」
というのが法月探偵のスタイルとして定着した作品。あまりに頼りなくて、
感情移入する気になれないんですよねぇ。

新興宗教、入れ替わりといったギミックは割りと好きです。


No.36 4点 雪密室
法月綸太郎
(2007/09/06 10:57登録)
んー、前作のエネルギーを感じられない作品でした。
全てがありきたりな印象。


No.35 6点 密閉教室
法月綸太郎
(2007/09/06 10:57登録)
大胆かつ拙い、デビュー作らしい作品。エネルギーを感じられて好きです。
とはいえ綾辻さんのデビュー作(十角館)よりは全然下。


No.34 5点 Pの密室
島田荘司
(2007/09/06 10:54登録)
何の因果か、初めて読んだ御手洗シリーズがこの本。
順番が逆なら笑えて楽しかっただろうなぁ…、と。


No.33 5点 御手洗潔のダンス
島田荘司
(2007/09/06 10:52登録)
普通です。御手洗さんらしさが存分に味わえます。

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