home

ミステリの祭典

login
人形はライブハウスで推理する
人形探偵シリーズ

作家 我孫子武丸
出版日2001年08月
平均点6.81点
書評数16人

No.16 6点 まさむね
(2018/04/04 23:14登録)
 人形探偵シリーズの4作目。今回は短編集です。短編ごとに、出来栄えはマチマチといった印象ですね。
 ベストは、5話目の「腹話術志願」でしょうか。本格度の高いなかなかの好短編。最終話「夏の記憶」も、インパクトという点はさておき、ちょっと切なくなる物語で好印象。
 嘉夫と睦月の関係については…まぁ、良しとしておくかってところでしょうか。続編は出ないのかなぁ…。

No.15 5点 風桜青紫
(2015/12/19 20:44登録)
シリーズ一作目の『人形はこたつで推理する』と同じく短編集。一作一作トリックの切れ味がなかなか良く、人形シリーズではこれがベスト。『ママは空に消える』や『ゲーム好きの死体』は難易度が高いわけでもないけど、我孫子の目の付け所の鋭さを感じさせられる。なるほど、そう来るかって感じで。ミステリとしては『腹話術志願』が一番よくまとまってたけど、インパクトではこの二作品。朝永くんとおむつは嫌いじゃないけど、二人の空気読めないイチャイチャ&ノロケには興ざめ。やっぱり我孫子にはとは趣味が合わないのかも……。続編出たらなんやかんやで読むだろうけどね。

No.14 5点 E-BANKER
(2013/10/23 22:45登録)
人形探偵シリーズの第四弾。短編集としては第一作目の「人形はこたつで推理する」に続く作品集となる。
2001年発表。久しぶりに作者の作品を手に取ることにしたが・・・

①「人形はライブハウスで推理する」=表題作だがちょっとパンチ不足気味。ライブハウス内のトイレで起こる密室殺人がテーマなのだが、密室トリックが雑で分かりにくい。
②「ママは空に消える」=睦月の勤務先の幼稚園の園児が発した言葉が謎のキーとなる作品。「空の上」をどのように解釈するかということなのだけど・・・アイデアとしては面白い。
③「ゲーム好きの死体」=ゲームといっても一昔前のハードとソフト・・・(多分スーパーファミコンの時代だな)。で、この頃のゲーム機が頭に浮かばないと分かりにくいかも。
④「人形は楽屋で推理する」=園児たちを連れて人形劇を鑑賞することになった睦月たち。そこで一人の園児が忽然と消えてしまうのが今回の謎。まぁ大したことはないが、心温まる一篇ではある。
⑤「腹話術志願」=嘉夫に弟子入り志願してきた男が巻き込まれるコンビニ強盗&殺人事件。一種の錯誤を利用したトリックなのだが、それほど響いてはこなかった。
⑥「夏の記憶」=睦月の過去にまつわる謎を解き明かすのが本編のテーマ。鞠夫が指摘する真相(?)は「あっ!」と思わされることなのだけど・・・

以上6編。
短編らしいワンアイデア勝負の作品が並んでいる。
トリック自体は特段どうということもないレベルなんだけど、そこまでの持っていき方というかプロットはさすがにうまい。
ただ、何となく既視感というか二番煎じという印象にはなった。

嘉夫と睦月のじれったすぎる関係が爽やかでもあり、優柔不断でもあり・・・好みは分かれそうだな。
(個人的ベストは②。あとは⑤⑥かな・・・)

No.13 6点 HORNET
(2012/12/01 17:09登録)
 腹話術の人形を通した他人格が優れた推理力を発揮する腹話術師・朝永、幼稚園教諭の妹尾睦月の2人が活躍する人形シリーズ。好意を寄せ合いながらなかなか煮え切らない2人の関係も話の複線として楽しめる、ユーモア・ミステリ的な雰囲気も感じる作品。そうした雰囲気が生かされた意味で面白かったのは、園児が行方不明になる「人形は楽屋で推理する」。ミステリのトリックとしてよかったのは「腹話術師志願」。ラスト「夏の記憶」は一発ネタを情緒的な要素も絡めて上手く短くまとめてある。というように、後半3作品がよかった。

No.12 4点 ムラ
(2011/11/30 17:46登録)
夏の記憶と腹話術志願がなかなかの良作で満足

No.11 6点 マニア
(2011/02/06 08:57登録)
今回もキャラクターの魅力満載で、シリーズファンにとっては納得の作品でしょう。睦月の弟などの登場もあり、ファンには楽しく読めると思います。

やはり、人形探偵シリーズは短編の方がキレがあっていいですね。個人的には「腹話術師志願」がトリックも含めて一番本格っぽくて好き。次に「ゲーム好きの死体」も話題が自分と世代的にドンピシャで、その真相に「なるほど!」と思えたので、面白かった。

No.10 7点 E
(2010/06/25 00:01登録)
やっぱり好きですね、このシリーズ。

No.9 9点 図書室
(2010/01/19 18:05登録)
殺人のトリックと日常系の謎がバランスよく盛り込まれた短編集。探偵役が、腹話術の人形というのは、アイデア勝ちでしょう。

マリオが紐解く謎は、無理な展開もなく、「ああ、そうか!」と思わず手を打つトリックが多い。
言うなれば、見逃しがちな単純な真相というところだろうか。
解決話法も、テンポ良く、読んでいる方も疲れることはない

また、短編集で出て欲しい期待の探偵さんである

No.8 9点 シュウ
(2008/10/04 23:26登録)
やはりこのシリーズは短編の方があってます。ミステリっぽさが戻ってきました。人が死ぬ話も多いですが日常の謎みたいな感じで楽しめます。
あとがきによると続編書く気はあるらしいので楽しみにしてます。

No.7 6点 spam-musubi
(2007/10/15 10:14登録)
鞠夫の切れ味が鋭すぎる気が…。1を聞いて20くらい
知っちゃっているその様子は、ぜひこんな単純な事件ばかりでなく
「中村青司の設計した○○館」でも訪問して欲しいなります。

雰囲気を楽しめればOK、な作品。軽い読後感で好きですね。
まぁ今どきこんなカップルはいないと思いますが。

No.6 6点 vivi
(2007/08/25 00:57登録)
当初のように短編集に戻ったのが良かったと思います。
小さくても「あっ」と言わせるような単品のトリックで十分。
キャラクターの良さも失わずに構成できますよね。

「夏の記憶」は、ほのぼのとして、しかも胸にしみるような作品。
こんな話を書く人が『殺戮・・・』も書いたとは!

No.5 8点 如月雪也
(2005/06/05 08:51登録)
人形シリーズ、さくっと読めて楽しいので好きです。

No.4 8点 Dain
(2003/10/23 00:46登録)
相変わらず爽やかで面白かったです。人形シリーズの中では一番好きかも。二人の今後がとても気になります(といっても後は結婚しか残ってないけれど・・・)。

No.3 7点 由良小三郎
(2002/06/01 17:13登録)
瀬尾睦月さんの弟が登場する短編で、ちょっと怪しげな方言でしゃべるんですが、どこの出身なのか気になりました。シリーズのファンとしては、最高とはいえないけれどそれなりに楽しめました。
とりあえず結婚式で、事件がおこるという長編までは、書かれるだろうと予想していますが・・・。

No.2 9点 にゃぽ〜ん
(2002/01/07 23:44登録)
回をかさねるにつれておもしろくなってます。続きがみたいけど設定的にそろそろ終わってしまいそうなのが気になるところです。

No.1 8点 BEAN
(2001/09/16 03:03登録)
「人形」シリーズはどんどん良くなってる。連作モノの良さ(=キャラクターの表情)が出てると思う。

16レコード表示中です 書評