home

ミステリの祭典

login
たけまる文庫 怪の巻

作家 我孫子武丸
出版日2000年05月
平均点5.88点
書評数8人

No.8 6点 メルカトル
(2019/11/20 22:38登録)
業界初(?)の「ひとり雑誌」形式で世間を「あ~っ?」と言わせた話題の短編集「小説たけまる増刊号」が、なんと今度は驚きの「個人文庫」になって帰ってきた―。記念すべき第一回配本分はホラー作品を集めた「怪の巻」をお届けします。猫を異常に恐れる男の話「猫恐怖症」、桜が頭蓋を食い破る「春爛漫」、小説の通りに起きる惨殺事件の謎「猟奇小説家」など選りすぐりの九編。…怖いです。
『BOOK』データベースより。

鋭い切れ味のホラー短編集。ですが、ミステリ寄りのものもあればサスペンスもありで、なかなか粒揃いと言って良いと思います。先を読ませない心憎い演出や、じわじわ迫る恐怖、ミステリ的ギミックが冴える見事なプロットなど読みどころが沢山。
特に印象深いのはラストが滅茶怖い『芋羊羹』、心理サスペンスでアッと言わせる『患者』で、個人的にはこの二作がツートップです。

ひもの男が交通事故である悲惨な境遇に陥る『嫉妬』は、確かに以前何かのアンソロジーで読んだ記憶があるのですが、どうしても思い出せません。私の思い違いかもしれませんが、どなたかご存知の方おられましたら教えて戴けないでしょうか。

No.7 5点 シュウ
(2008/10/15 00:01登録)
一話ごとのページ数が少なくて読みやすいですが、救いのない話が多いです。

No.6 5点 spam-musubi
(2008/01/07 08:54登録)
まぁそこそこ。

No.5 7点 野間
(2007/07/08 17:00登録)
他の人が6点なので……、怪しい雰囲気が漂っています。

No.4 6点 TomoZo
(2004/10/15 15:47登録)
ファンタジーが入った短編小説でしたが仕事の合間など短編なので読みやすかったです。Tomozo

No.3 6点 Dain
(2003/10/24 16:44登録)
まあまあですね。個人的には「謎の巻」の方が好きかな。

No.2 6点 九ちょう
(2003/08/02 01:29登録)
楽しめました。みんな短いお話なので、ちょっとした空き時間でも楽しめると思います。

No.1 6点 すー
(2001/04/04 21:31登録)
まぁ、そこそこか。

8レコード表示中です 書評