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ミステリの祭典

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yoshiさんの登録情報
平均点:4.55点 書評数:116件

プロフィール| 書評

No.16 1点 夏と冬の奏鳴曲
麻耶雄嵩
(2007/10/15 12:22登録)
いまどき双子トリックはないだろ。
密室トリックだって要するにマックスウェルの悪魔だし。
最後に真相がボカされていたのは、真相をはっきり言うと袋叩きに会うからごまかしたようにしか見えない。


No.15 4点 放課後
東野圭吾
(2007/09/29 21:01登録)
二段構えになってる密室トリックですが、
最初に女子高生が解くあの解答は、成り立ちませんよね?
女性教師が着替えている間に鍵を取り替えたら、
女性教師が着替え終わって鍵をかけようとしたときに、
鍵穴が合わなくて回りませんよね?

それなのにみんなが納得してしまうのが納得行かないのですが・・・。


No.14 9点 魍魎の匣
京極夏彦
(2007/08/06 22:03登録)
おんもらぎに1点つけてしまったので、その代わりというわけではないですが9点つけます。これは京極さんの最高傑作でしょう。


No.13 1点 陰摩羅鬼の瑕
京極夏彦
(2007/08/06 22:01登録)
薫子が殺されることを100%知りながら、「まだ情報が足りない」と館に乗り込むことを拒絶する京極堂。「誰も正式に依頼してこない」という理由で殺人が目の前で起こるのを見逃す榎木津。そしてラストは考えられる限り最低の結末。トリックも何もなく、一番怪しい人が犯人。ひどいねえ。こんなもの有難がって読んでる人がまだいるとは。


No.12 4点 ラッシュライフ
伊坂幸太郎
(2007/07/15 17:38登録)
四つ(五つ?)の物語がどう結びついていくかだけが興味で読ませますが、わかってしまうとなんてことはない。一つ一つのエピソードは割と平凡でした。ただリストラされた中年男の話には感情移入できました。


No.11 3点 重力ピエロ
伊坂幸太郎
(2007/07/14 00:18登録)
みなさん既に書かれていますがやっぱり放火がねえ・・・。いや、放火がいけないというのではなくて、必然性がない。ただ悪い人に「反省の機会を与える」だけの理由で放火されては、たまったものではない。


No.10 3点 詩的私的ジャック
森博嗣
(2007/06/24 13:06登録)
ミステリとしては中途半端。もはやキャラクター小説として楽しむしかないのだろうが・・・。


No.9 6点
麻耶雄嵩
(2007/06/14 01:12登録)
叙述トリックが、読んでる人にはわかるが登場人物にはわからないという形が面白かった。


No.8 1点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
麻耶雄嵩
(2007/06/14 01:10登録)
探偵が二人も出てきて、最後に謎を解くのがワトソン役というのは面白いけど……でもこの人、最初から全て知っていたわけでしょ?こんなに人が死ぬ前にどうして真相を言わない?そういう点がすっぱり抜け落ちているミステリは評価できない。


No.7 8点
荻原浩
(2007/06/03 08:16登録)
「噂」
単独扱いされていないのが不思議。面白かった。


No.6 1点 フリークス
綾辻行人
(2007/06/03 08:13登録)
精神病院を舞台にした時点でオチは大体読めてしまうわけだが、その予測から一歩も出ていないのでがっかりした。これでは「ドグラ・マグラ」の足元にも及ばない。差別的表現も多々あるし、読後感が悪すぎる。


No.5 1点 そして二人だけになった
森博嗣
(2007/06/03 08:09登録)
真相が明らかになってから最初の方を読み直すと、辻褄の合わない箇所があまりにも多すぎる。こんなんでいいのだろうか、と自問自答すること小一時間、結局本を壁に投げつけました。


No.4 9点 ロートレック荘事件
筒井康隆
(2007/05/28 09:19登録)
筒井康隆が「純文学入っている」と批判されるとは、時代も変わったものですね。掛け値なしの傑作だと思います。真相が明らかになってから、あれだけ読ませる筆力に脱帽。


No.3 2点 テロリストのパラソル
藤原伊織
(2007/05/28 09:15登録)
亡くなられたばかりの方の作品を貶すのは心苦しいが、つまらなかった。何よりもプロットが偶然に頼りすぎていると思う。


No.2 5点 『吾輩は猫である』殺人事件
奥泉光
(2007/05/27 17:52登録)
パスティッシュとしては一級品。しかしミステリーとしては二級品。


No.1 2点 緋色の囁き
綾辻行人
(2007/05/27 17:45登録)
分かち書きで主人公の内面の囁きを表現してあるけれど、何だか高校の文芸部の文集みたいで痛々しかった。あと、やっぱり生理のことを男性作家が書くのは正に「生理的に」不快感が残りました。

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